生姜シロップでお茶も料理も
ヘルシーな手作りジンジャーシロップです!
生姜に蜂蜜を混ぜるだけで簡単に作れます。
ホカホカ体があたたまるお茶にも良いですし、いろんな料理にも活用できます。
参考になる韓国の人気レシピと、活用できる料理について詳しく紹介します。
材料と調味料+レシピ
根生姜でも新生姜でもOK! 生姜よりハチミツを少し多めに用意します。
- 生姜400g
- はちみつ500g
ひと目で分かるレシピ
- 1生姜の皮をスプーンなどでこそげ落とし、綺麗に洗います。水気を拭くか、乾くまでしばらくおきます。
- 2生姜を薄切りにし、保存容器に入れます。ハチミツをかけ、よく混ぜて完成です。1日常温においてから、冷蔵保存します。
1日後、ハチミツがさらっとした感じになったら、冷蔵保存します。(夏場は短めに調整)
蜂蜜に味が馴染むのが早いので、すぐお茶にも、お料理にも活用できます。
日持ちは清潔に作って保存すれば、1年でも大丈夫ですが、頻繁に開けて使用する時は1〜3ヶ月以内で使い切るのが良いです。私は3,4ヶ月は大丈夫でした。
生姜シロップは、下記のような料理で活用できます。
- キムチ、漬物
- 甘辛煮、しぐれ煮
- 佃煮
- 生姜焼き、お肉炒め
- 魚の煮付け、チョリム
- キムチチゲ、ヤンニョムコチュジャン
甘みが入る料理で生姜の味が邪魔にならなければ、砂糖の代わりに使えます。魚や豚肉の臭みを消す効果もあります。
韓国料理は、生姜を少しだけ入れる料理が多いので、この生姜シロップがあるとすごく楽です。
活用できる料理や、残った生姜の使いみちについては、後半で詳しく紹介しました。先に見たい方はこちらをクリック
韓国の人気レシピから3つの作り方
人気の韓国人主婦の下記レシピチャンネルを参考にして作りました。
ハチミツの養蜂もやっている方なので、長年はちみつ生姜シロップを作り続けており、お料理にもよく活用していたので真似したくなりました^^
加熱しない作り方が生姜の美味しさがそのまま出るからおすすめとのこと。
こちらの動画では、ハチミツで作る方法(スライス・すりおろし)、砂糖で作る方法の3つの作り方が紹介されています。
■ハチミツで生姜シロップ(スライス)
生姜1kg、ハチミツ1.2kg
薄切りにした生姜を瓶に入れて、はちみつをかける。よく混ぜて完成。
■ハチミツで生姜シロップ(すりおろし)
生姜1kg、ハチミツ1.2kg
ミキサーなどですりおろしにした生姜を瓶に入れて、はちみつをかける。よく混ぜて完成。
■砂糖で生姜シロップ(スライス)
生姜1kg、砂糖1kg
薄切りにした生姜に砂糖を和えて、砂糖が溶けるまで1〜2時間おく。瓶につめて完成。
ハチミツ生姜シロップ(スライス)が一番よく作る方法で、昔からそのレシピを紹介しており、料理のレシピにもよく登場します。
ハチミツで漬ける時は、生姜よりちょっと多めの量で、砂糖で漬ける時は同じ比率で漬けています。
こちらの方は、生姜シロップを常備しているから、冷蔵保存して6ヶ月後から食べ始めることが多いらしいですが、エキスが出てくるのに時間がかからないからすぐ使えるとのこと。
生姜シロップのことを韓国語で センガンチョン(생강청)と言います。センガン(생강)は、生姜で、チョン(청)は砂糖やハチミツで漬けたシロップのこと。
チョンといえば、梅で作る甘酸っぱいメシルチョン(매실청)が一番人気で料理でよく使われますが、こちらのレシピで韓国人の作り方を紹介しました。
普通に砂糖で甘みを出すより、生姜シロップや梅シロップのほうが、味に奥行きができてヘルシーなので韓国で調味料として人気です。
写真付きの詳しい作り方
Step1生姜の皮をスプーンなどでこそげ落とし、綺麗に洗います。
保存期間を伸ばすためには、水を完全に除去するのが良いです。
水気を拭くか、乾くまでしばらくおきます。
Step2生姜を薄切りにし、保存容器に入れます。
包丁で切りましたが、スライサーでも良いですね。
瓶につめます〜
ハチミツをかけます。
セブンイレブンの蜂蜜500gを全部入れました。
韓国のレシピを参考に、生姜:蜂蜜の割合を4:5にしましたが、生姜から結構エキスが出てくるので、蜂蜜がもっと多めでも良さげです。
最初入れたときは、蜂蜜がとろっとした感じ。
よく混ぜて完成です。
混ぜると、生姜から出てくるエキスの影響なのか、蜂蜜がサラサラしていきます。
1日常温においてから、冷蔵保存します。
生姜からエキスが十分に出てくるまで、常温におきます。
キムチのように、夏場は半日〜1日くらいに調整したほうが安全ですね。
500gの生姜のうち、400gはシロップに使い、
残り100gはミキサーにかけてみじん切りにしました。
薄切りにするには小さかったりする切れっぱのところを集めてみじん切りに。
みじん切りも、料理で使いやすいですね。
ミキサーを出したついでに、にんにくのみじん切りも。
下記レシピで紹介しましたが、玉ねぎを少し入れることで色の変色を防げます。
韓国料理は、キムチなど、にんにく多め、生姜少なめで作る料理が多いので
にんにくのみじん切りと生姜シロップがあると、無敵です^^
翌日、生姜シロップを冷蔵庫に入れる前に、一度混ぜてから入れました。
蜂蜜が十分に入っているので、必ずしなくてもいいと思います。
生姜の香りと蜂蜜の甘い香り♪
薄切りなので蜂蜜に生姜の味が馴染んでいて、すぐ使ってもいい感じでしたが、冷蔵保存して5日後くらいから使い始めました。
生姜シロップを活用できる料理
お茶やドリンク以外にも、生姜シロップの使いみちはたくさんあります。
お料理に使うことで、ヘルシーかつ美味しくアップグレード!
キムチ、漬物
まず、キムチによく使われています。
特に、熟成キムチには、健康や歯ごたえの理由から砂糖より梅シロップや生姜シロップを入れる人が多いです。
上記レシピで紹介した2番目の韓国レシピにも、生姜シロップが入っています。
韓国は、そろそろ熟成白菜キムチを漬けるキムジャンシーズンなのですが、写真は下記のレシピで紹介した白菜キムチです。
生姜シロップに入っている生姜も、他のキムチヤンニョムと一緒にミキサーにかけて使うこともできます。蜂蜜で漬けているから、普通の生姜より辛さもマイルドになっているから良いです。
甘辛煮、しぐれ煮
甘さが入っている料理に、基本使えます。
ごぼうの甘辛煮にも良かったです。
お肉入りのしぐれ煮にも生姜シロップを入れてみたら、美味しかったです!
佃煮
煮干しや、ちりめんじゃこの佃煮にもしょうがシロップが良いです。
上記レシピの後半に紹介した韓国レシピも生姜シロップ入りです〜。
生姜シロップで残った蜂蜜漬けの生姜を佃煮に活用できます。
上記レシピは、スライスにんにくを入れましたが、代わりに蜂蜜漬けのしょうがを〜。
生姜焼き、お肉炒め
お肉炒めにも、生姜シロップを活用しています。
蜂蜜漬けの生姜も味が強くないので、私はお肉と一緒に食べちゃったりしています。
生姜焼きを作るたびに、生姜のすりおろしを用意する必要がなく、楽です。
あと、はちみつ漬けの生姜を細かく切ってお好み焼きに入れても美味しかったです。
食卓には、作り置きしたさつまいものおやつも。
秋なので、さつまいもも美味しくなりますね〜
魚の煮付け、チョリム
鯖の煮つけにも、生姜シロップが活躍。
写真は、韓国式の煮つけですが、醤油味や味噌味の煮つけにも良いですね。
この前、太刀魚の煮つけ(チョリム)にも生姜シロップを入れて作ってみましたが、美味しかったです!
キムチチゲ、ヤンニョムコチュジャン
写真は、ひき肉で作ったヤンニョムコチュジャンですが、今度レシピを紹介したいと思います。
こちらは、下記のレシピで紹介したキムチチゲですが、
紹介した参考レシピに生姜シロップが使われています。生姜シロップの参考レシピと同じ方のレシピです〜。
以上です。
生姜シロップを作って活用する際に参考になれば嬉しいです!