bibigoの王餃子(王マンドゥ)
このbibigoの冷凍餃子、韓国では売上No.1の人気ですが、
海外に向けても積極的に販売しているので、日本のスーパーでもたまに売っているのを見かけます。
餃子を韓国語でマンドゥ(만두)と言いますが、大きいから王(왕・ワン)がついて、ワンマンドゥ(왕만두)。
日本では主に、写真の肉&野菜の王マンドゥとキムチの王マンドゥを売っていることが多い気がしますが、他の種類もあります。
ソウルの実家に帰った時に食べたことがありますけど、日本で初めて購入して食べました。
改めて食べてみた感想や、役に立ちそうな情報をまとめてみました!
- 王餃子の値段と購入できるお店
- 韓国のCMから!王餃子の種類
- 王マンドゥの調理方法とおいしい食べ方
- 韓国の冷凍餃子市場+アメリカでの販売戦略
- 【レビューblog】肉野菜とキムチ、どっちが美味しい?
王餃子の値段と購入できるお店
私は今回偶然入ったディスカウントストアで購入しました。賞味期限が近いから、結構安く売っていました〜。(1kgではなく350gの王餃子)
ドン・キホーテでも売っているのを見ました!
コストコでも売っているそうです。私は見たことがない気がしますが、業務スーパーでも売っていることがあるらしいです。
新大久保のスーパーなど韓国の商品をたくさん置いてあるところでは確実に買えますね。
韓国ドラマの好きな知り合いも、新大久保で買った王餃子を友達からもらったという話をしていました^^
日本の市販餃子の値段と比べてみた
王餃子の値段が日本の餃子に比べてすごく高いイメージがあったので、今まで買わなかったんですけど、、今回改めて計算してみました。笑
日本の市販餃子、たとえば味の素の場合、12個入っているもの(276g)が200〜300円で購入できますが、今回私は、王餃子を1袋(350g)400円くらいで買ったので、それほど変わらない値段でした。(他のお店の値段も今度チェックしてみます)
Amazonや楽天では基本1kgの王餃子が売っていましたが、2袋に3,000円、6袋に6,000円くらいでした。
味の素の餃子を1kgで計算すると1,000円くらいなので、、思ったより値段の差がものすごいあるわけではないなと思ったりしました。
韓国のCMから!王餃子の種類
bibigo餃子の韓国CMの中から良かったものをピックアップしました。
2,3番目のCMは人気俳優のパク・ソジュンさんが出ています。
- Playlistは連続再生されます(一部のスマホではボタンを押してから次が再生される)
- スマホではYouTube画面が小さいので、右下の四角い「全画面」ボタンを押してください。
海外販売のものは、現地に合わせて味を調整しているらしいですが、日本で売っている「王マンドゥ」は、1番目2番目CMのワンギョジャ(왕교자)に近い感じです。
韓国では、王マンドゥ(왕만두)ではなく、王ギョジャと名付けた理由は、焼いて食べられることを強調したいからだと思います。日本の焼き餃子を韓国でもギョジャ(교자)と言うので!
もともと、韓国のマンドゥは、中国の餃子のように蒸すのが一番定番の調理方法です。蒸して食べるマンドゥは、3番目と4番目CMの商品のように丸い形をしている時が多いです。
5番目は、ワンギョザの低カロリー商品として、女性たちが夜のおやつで食べても良いとアピールしてますね〜。
そのほか、野菜だけで作った菜食餃子や、エビ入りの餃子など、種類が豊富です。後半で書きましたが、パクチー入りの餃子もあります。
王マンドゥの調理方法とおいしい食べ方
王餃子(王マンドゥ)の定番の調理方法3つ、電子レンジでの簡単調理、韓国特有の食べ方を紹介します。
定番の調理方法!蒸し・焼き・鍋
袋の裏面に書いてある調理法をみると、「焼き調理」「蒸し調理」「鍋調理」の3つが書いてあります。
「焼き調理」の場合、日本の焼き餃子と同じように作ればOK!
油で少し焼き目をつけたあと、水を入れて蒸す流れですね。
「蒸し調理」でも美味しいのでオススメです!
お湯が沸騰したら入れて、7分蒸して出来上がり。
油を使わない分、少しカロリーダウンになるのも嬉しいですね。
「鍋調理」は、好きな鍋やスープに入れて5分くらい煮込むだけ!
写真は、プデチゲ(レシピ)ですが、辛いスープでも、辛くないスープでも、餃子はよく合います。
↓ bibigo餃子の昔のCMは、『江南スタイル』を歌ったPSYさんが出ていましたが、このCMでは3つの調理方法が全て紹介されていました〜。
最後は、マンドゥクッ(만구국)という餃子スープも出てくるんですが、、
餃子スープを作るのも定番!
韓国ではお正月に餃子スープにお餅も入れて、お雑煮のように食べたりもします。
私はお餅より餃子が好きなので、餃子を多めに入れて♪
■韓国のお雑煮「トック」人気レシピ8選。簡単+餃子入り+牛肉出汁+肉なし
↓ 餃子だけで作る簡単レシピもあります。
■餃子スープのレシピ。韓国で人気のマンドゥクッ♪冷凍餃子で簡単に
簡単!電子レンジでもOK
電子レンジで蒸し餃子を作ることもできますね。
韓国人主婦が紹介するレシピ動画ですが、使っていた餃子がbbigoの王餃子でした!
調理方法は、4個をお皿にのせて、50mLの水をかけ、蓋をします(または、ラップをかける)
700Wで7分30秒加熱したそうですが、電子レンジの仕様によって微調整ですね。
映っているムーミンのお皿が可愛かったです^^
焼き餃子・揚げ餃子にヤンニョムソースかけ
最近のbibigo餃子のCMですが、この映像でも食べ方のアレンジTipが出ていました。
揚げるようにカリッと餃子を焼いて、ヤンニョムソースをかけた感じ!
韓国では、餃子をヤンニョムソースに絡ませて食べたりもしますが、辛いものが好きな方におすすめです^^
■餃子のアレンジに人気♪ヤンニョム餃子の作り方。ヤンニョムチキンのタレで簡単!
韓国の冷凍餃子市場+アメリカでの販売戦略
bibigo餃子のCMを探している時に見た動画ですが、面白かったので載せます。
冷凍餃子が世界で一番人気の韓国料理になった理由
韓国の冷凍餃子産業の歴史や、bibigo餃子の海外での販売戦略などが分かる内容です。
韓国語ですが、字幕が多いので韓国語を勉強している方もぜひ!
内容を要約すると、
韓国で全ての家庭に冷蔵庫が普及したのは、
特にアイスクリームを作っていた製菓会社から参入した企業が多か
bibigoの前は、고향만두(コヒャンマンドゥ)が人気でしたが、この商品もヘテ製菓という製菓会社だったから、なるほど〜と思いました。ちなみに、コヒャン(고향)は故郷の意味です。
CJは韓国の大手食品会社で、2010年からbibigoというブランドを作り、王餃子の販売を始めましたが、最初は韓国ではなく、アメリカで販売したそうです。その2年後に韓国で販売をスタート。
最近は、bibigo餃子の海外での売上が、国内冷凍餃子の総売上を超えていますし、bibigo餃子だけで、1兆ウォンの売上らしいです。
世界市場での成功秘訣として、現地の人の口に合うように徹底的にローカライズしたことが一番大きかったみたいです。次の動画で、アメリカ人も同じ話をしていましたが…
アメリカでの販売戦略は、パクチー!?
下記は、韓国人にすごく人気のアメリカ人Youtuberです。
今は韓国人の奥さんとアメリカのテキサスに住んでいますが、アメリカのスーパーで販売しているbibigo餃子をリアルに見せてくれました。
そして、自分のお母さんと韓国人の奥さんに、中国の餃子と味を比べさせていました。
基本韓国語の字幕があって、2分からは英語の字幕もあります。
アメリカでは、中国の餃子をDumpling(ダンプリング)と言いますが、bibigoのCJは差別するために「Mandu」という名前で商品を販売しています。
アメリカでパクチーが人気らしく、パクチーと鶏肉入りののマンドゥを真っ先に出したみたいですが、それがアメリカで出したマンドゥの中で一番人気らしいです。
上記動画の試食テストで、1番目がそのパクチー入りのbibigo餃子でしたが、韓国人の奥さんがパクチーがダメでbibigoの餃子が食べられなかったです。笑
パクチーが食べられるのが遺伝的な要素に左右するという話を奥さんがしてて、、それが欧米の人が脇から臭いがするのと同じ感じだというデタラメな?話をしてましたが、、旦那さんがそれに答えるのもおかしくて爆笑しました^^
2番目は中国の餃子でしたが、皮が厚くてかたいということで点数が低かったです。3番目もbibigo餃子でしたが、バーベキューの香りがすると言ってました。
ちなみに、パクチー入りの餃子は、韓国で去年初めて発売されたみたいですが、どんな味か気になります〜。日本のコストコで売ってますかね…
【レビューblog】肉野菜とキムチ、どっちが美味しい?
あれこれ紹介したくなったので、冒頭が長くなってしまいましたが。。><
bibigo王マンドゥを実際食べた時のブログを書きます。
蒸しても美味しいので、蒸し器にお湯を沸かして、、
マンドゥを並べます。
凍ってる時は、見た目があまり変わらないけど、左が肉野菜入りのマンドゥで、右がキムチ入りです。
お湯が沸騰してから、7〜8分間蒸します。
とりあえず、タイマーを7分にセッティング。
隣では、焼き餃子を!
油をひいて、焼き目をつけます。
前の2個がキムチ入り!
水を少し入れてから、5分くらい蒸します。
付け合わせとして、餃子を蒸す前に、キャベツの漬物を作っておきました。
細切りなので塩漬けもすぐですし、調味料もシンプル!
下記で紹介したものですが、この日はにんにくが切れていたので、しょうが汁にしてみました。
■キャベツの漬物(白キムチ)簡単レシピ。ドイツ+韓国で人気の作り方で乳酸菌爆発!
冷やしたら、もっと美味しくなるので、たくさん作り置きを。。
あと、、お酢と醤油で簡単に餃子のタレを作りました。
7分のタイマーがなったので、蒸し器の蓋をオープン。
美味しそう〜〜^^
皮にツヤがあって、キレイ〜〜
上だけ取り出すのが手間なので、蒸し器をそのまま食卓に。
こうすると、熱々も長持ちするから良いですし〜
日本の餃子よりは大きいけど、これだけでは足りなさそうだったので、
焼き餃子も作りましたが、、
少し時間をオーバーしたみたいで、ちょっと焦げちゃいました^^;
ご飯と味噌汁を用意して、いただきましゅー。
汚い写真で恐縮ですが、、キムチ餃子の餡はこんな感じ。
肉野菜の餃子はこんな感じ!
チャプチェ用のさつまいも春雨がちょこっと見えますね。
bibigo餃子の餡は、歯ごたえも感じられるように、ミキサーにかけず、包丁で切る工程を入れているそうですが、見た感じも少し大きめですね。
私は両方とも美味しかったですが、
選ぶとしたら、肉野菜かな? にらの風味も美味しくて!
日本人の夫は、キムチのほうが美味しいとのこと。
確かに、、キムチの餃子は日本ではないから、どちらを買うか迷うとしたら、キムチの王餃子がいいかもしれません。
子供も食べられそうな、、程よい辛さでした。
餃子が大きいから思ったよりお腹に来て、2個くらい残しましたが、
晩ごはんのカレーの付け合わせに^^
冷凍の残りは、別の日に、また焼き餃子に。
キムチ3個と肉野菜2個ですね^^
そのまま焼いたら、日本の冷凍餃子のような羽はできない仕様です〜
また少し焦げちゃったけど、、(このフライパンがちょっと焦げやすいです。笑)
下はカリッと、上はもちっと美味しかったです^^
両親もマンドゥを手作りしたりもしますけど、
結構、時間もかかるし、父とふたり暮らしだから、、市販のマンドゥを買って食べることも多くなったみたいです。
実家に帰った時にマンドゥクッが美味しいな〜と思って聞いたら、手作りではなく、bibigoの餃子だったり^^;
■韓国の正月料理はトックやジョンなど。ソウルの実家に帰って食べたもの