ホーム近道韓国語ハングル文字一覧(反切表)と発音を分かりやすく。覚え方・書き方の歌も♪

ハングル文字一覧(反切表)と発音を分かりやすく。覚え方・書き方の歌も♪

ハングルは24文字の組み合わせで出来ている

韓国語の学習を始めたい方に、韓国語の文字となる「ハングル 한글」の基本について紹介したいと思います。

レシピにも韓国語の料理名を紹介していますが、ハングルの大まかの仕組みを理解しておけば、覚えやすくなると思います。

ハングルはいっけん複雑そうに見えるかもしれませんが、分解すればたったの24個の記号(文字)になります。

ただ、24個の文字は単独では使えず、最低でも二つ、最大四つを組み合わせないと意味をなしません。

 

基本となるハングル表(反切表)

下記表の上の10個が母音で、左の14個が子音です。この24個の組み合わせで1つの文字(=音節)になります。

例えば、子音「ㄱ(g)」+母音「ㅏ(a)」=「가(ga)」

基本は、ローマ字の発音通りで問題ないですが、発音が似たようないくつかの母音があるのでそこだけ追加説明をします。詳しくは、参考映像の発音を聞きながらチェックしてみてください!

  • ㅓ(o) :口を広く開けて「ア」の口で「オ」と発音
  • ㅗ(o) :口を丸くすぼめて「オ」と発音※
  • ㅕ(yo):口を広く開けて「ヨ」と発音
  • ㅛ(yo):口を丸くすぼめて「ヨ」と発音※
  • ㅜ(u) :口を丸くすぼめて「ウ」と発音※
  • ㅡ(u) :「イ」の口の形で「ウ」と発音

横棒の上か下に線が出ている場合は、口を丸めると覚えるといいと思います。


a

ya

o

yo

o

yo

u

yu

u

i

g

n

d

l

m

b

s

ng

j

ch

k

t

p

h

 

上記の文字をよく見ると、子音から始まって横か下に母音がついているのが分かります。

 

ハングルの発音と書き方に参考になる動画と歌

韓国で子供向きに制作されたハングル教育映像です。

明るい歌と一緒に学習できます! 最初は細かいことに気にせず、リズムよく覚えていくのが大事だと思います。

上記表のすべての文字を本気で覚えたい方は、2番目の映像がとっても参考になります。

  1. 1子音の歌】14個の子音を覚える歌です。すべての子音に母音「ㅏ(a)」をつけています。その文字で始まる単語も合わせて紹介しています。
  2. 2書き方付き】すべての文字の発音と書き方をリズムに合わせてレクチャーします
  3. 3母音の歌】10個の母音を覚える歌です。すべての子音に子音「ㅇ(ng)」をつけています。母音の後は、子音の歌などもあります。

 

ハングルの全体文字一覧

上記の基本のハングルから、子音と母音がもう少し増えていきます。

それが下記の表(=拡張反切表)になります。

たくさん増えたからといって恐れることはありません!

基本の子音と母音をもとに組み合わせした子音と母音が増えただけです。

4つのブロックになっていますが、左上のブロックが先程紹介した基本の母音と子音で出来上がった文字です。それ以外で追加された母音と子音について簡単に説明をします。

ハングルの反切表
ハングルの拡張反切表(韓国のwiki나무위키より出典)

左下の子音5個「ㄲ, ㄸ,ㅃ,ㅆ,ㅉ」

よく見ると、基本子音「ㄱ,ㄷ,ㅂ,ㅅ,ㅈ」がダブルになっています。

ダブルなので(?)ローマ字入力でキーボードを打つときと同じく、真っ赤(Makka)カッター(Katta-)出っ歯(Deppa)のように、日本で言うと小さい「つ」が入る音に近いです。

  • 까(kka):息を出さずに「ッカ」のように発音
  • 따(tta):息を出さずに「ッタ」のように発音
  • 빠(ppa):息を出さずに「ッパ」のように発音
  • 싸(ssa):息を出さずに「ッサ」のように発音
  • 짜(ccha):息を出さずに「ッチャ」のように発音

韓国ドラマで女の人が年上の男の人に「オッパ 오빠」と呼んでいるのを聞いたことがありませんか。この「ッパ」も、子音が重なる 빠(ppa)の音です。

右上の母音11個

すべて、基本母音の組み合わせで出来ています。

  • ㅐ(e)「エ」の音。「ㅏ」+「ㅣ」の組み合わせ
  • ㅒ(ye)「イェ」の音。「ㅑ」+「ㅣ」(「ㅐ」からyの発音が入る半母音)
  • ㅔ(e)「エ」の音。「ㅓ」+「ㅣ」
  • ㅖ(ye)「イェ」の音。「ㅕ」+「ㅣ」(「ㅔ」からyの発音が入る半母音)
  • ㅘ(wa)「ワ」の音。「ㅗ」+「ㅏ」
  • ㅙ(we)「ウェ」の音。「ㅗ」+「ㅏ」+「ㅣ」
  • ㅚ(we)「ウェ」の音。「ㅗ」+「ㅣ」
  • ㅝ(wo)「ウォ」の音。「ㅜ」+「ㅓ」
  • ㅞ(we)「ウェ」の音。「ㅜ」+「ㅓ」+「ㅣ」
  • ㅟ(wi)「ウィ」の音。「ㅜ」+「ㅣ」
  • ㅢ(ui)「ウィ」の音。※「イ」の口のまま「ウィ」を発音

上記で発音表記が同じものがいくつかありますが、それは韓国人も区別できない発音なので、発音自体は同じだと考えてください。ただ、音は同じでも意味が変わる場合があるので、同じ音のものでも一つだけ覚えればいいというわけではありません。

 

最後に。ハングルの「パッチム」

下記の韓国語をみると、最初の二文字の下に何かがついているのが見えます。

안녕하세요 アンニョンハセヨ 

これを韓国語で「パッチム 받침」と言います。

よくみると、子音「ㄴ」「ㅇ」がついています。パッチムに使われるのは子音だけです。

パッチムについては、下記の記事で詳しく紹介しました。

学習動画付き!パッチムを分かりやすく

 

いろいろ説明しましたが、基本となる子音と母音を覚えれば、他の文字も覚えやすくなるし、韓国語を結構読めるようになる(使用頻度が高い)ので、まず下記の表から!

発音なしの表を追加しておくので、練習のチェック用として活用してくださいね。

 

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