クルンジとは?
車の中でラジオを聞いていたら、話題の韓国スイーツとして「クルンジ」が紹介されました。興味が湧いてきたので、韓国の動画を見たり、作ってみたりしました♫
クルンジは韓国語で「크룽지」と書きます。クロワッサン(크로와상)+ヌルンジ(누룽지)から生まれた名前です。
ヌルンジはおこげの意味。ということで、クロワッサンをおこげ風に仕上げたスイーツです。
去年から韓国のカフェメニューとしても流行っているとのことで、韓国発信の情報と合わせて詳しく紹介しました。
まず、おうちで簡単に楽しめるレシピからお届けします!
クルンジの簡単レシピ
もともとはクロワッサンの生地から作るのが定番ですが(詳しくは下記の韓国情報で紹介)、手軽にクロワッサンで作りました。
クルンジは、バニラアイスクリームがよく合うので、添えて食べるのがおすすめです。
材料と調味料
- クロワッサン(小)3個
- バター(サラダ油ok)10g
- 砂糖大さじ1/2〜1
- トッピングのアイスクリーム
- 砂糖は多めに入れるほどカリカリになりますが、好みの甘さで調整してください。ハチミツやシロップと混ぜて作る人もいます。
ひと目で分かるレシピ
- 1クロワッサンをまな板に置いてクッキングシートをのせます。上から押さえてペタンコにします。
- 2フライパンに火をつけてバターを溶かします。クロワッサンの両面をフライ返しで抑えながら弱火でじっくり焼きます。
- 3砂糖をふってもう一度両面を焼きます。砂糖が溶け、クロワッサンの表面についたら完成です。
- ・冷ますと、カリカリが増します(冷蔵庫で冷やしてもok)。アイスクリームを添えて食べるとさらに美味しいです♪
砂糖は控えめにしたかったので、私は片面だけふりましたが、好みに合わせて調整してください〜。
濃厚なバニラアイスクリームと一緒に食べてみたら、シロノワールを食べているように美味しかったです!^^
作った時の話は、後半に写真と合わせて詳しくお届けします。
韓国のクルンジ情報。カフェ・パン屋の作り方
韓国人のレシピを紹介します。
まず、韓国のカフェやパン屋で流行っているクルンジの形や作り方がよく分かる映像から〜!
クルンジで話題の韓国パン屋の作り方
韓国の番組で紹介されたパン屋さんのクルンジ♫
1年前にアップされた動画なので、韓国では1年前の2023年の春からは流行り出していたようです。
話題のクルンジを食べに来てる女性が「ヌルワッサン」とも言いましたが、その名前もアリなんですね^^ ヌルンジ(おこげ)風のクロワッサン。
画面の黄色いハングルは「MZはヌルンジよりクルンジ」。韓国人は昔からヌルンジが好きですが、MZ世代はそれよりクルンジということなんですね。
パン屋さんの作り方も出ていました。
普通のクロワッサンの生地を作ってから、その生地を鉄板で押さえてペタンコにします。
15分焼いたあと、膨らんでくるクロワッサンをもう一度押して薄くしてから、さらに焼いて出来上がり♫
焼き上がったクルンジにトッピングして「ドーナツクルンジ」「チョコクルンジ」といった商品を販売していました。
カフェでも最近ホットなメニュー
最近、カフェでも、クルンジを出しているお店が多い様子です。
下記の動画は、料理研究家兼実業家のペク・ジョンウォンさんが経営している「빽다방(ペクタバン)」というチェーンのカフェで出しているクルンジです。
すごくカリカリとした感じですね!
このお店でも結構人気のデザートらしいです。2800ウォンでわりとお手頃な値段。
2000ウォンのアイスクリームを頼んで一緒に食べるのが美味しいとおすすめしています!
韓国カフェのクルンジの食べ比べ
下記は、パンに特化した韓国ユーチューバーの動画ですが、色んな有名カフェで出しているクルンジを食べ比べています。
上で紹介した、빽다방(ペクタバン)のクルンジも入っていました。他のカフェのものと比べてみると、薄いですね!
かき氷の専門店の설빙(ソルビン)でも出していますね。
お店によって、厚さと大きさが違ったり個性アリです〜。
クロワッサンの生地から作るレシピが定番
上記のパン屋さんのレシピで紹介したように、クルンジはクロワッサンの生地から作ります。
韓国のネットでレシピを検索しても下記のように生地で作るレシピが主流でした。
★日本語字幕あります。
この方は、バターではなくサラダ油で作っていますね。何もひかずに焼く人もいました。
砂糖は多めに入れたほうが溶けてコーティングされるので、カリカリ感が増します。
業務スーパーなどでもクロワッサンの生地が売っているらしいので、本格的に作りたい方はぜひ。
女優ユン・ウネのクルンジレシピ
昔、韓国ドラマを見ていた方は知ってると思いますが、ガールズグループから女優に転身して大活躍していたユンウネさんのYoutubeチャンネルです。
『コーヒープリンス1号店』とか懐かしいですね〜。
下記動画でいろんなクルンジを試しているので参考になると思います。機械など本格的でおうちで真似しにくいところもあると思いますが^^;
★日本語字幕あります。
最初は作っている映像で顔を出してないですが、5:30くらいから始まる試食タイムから顔を出しています。
色んな形でたくさん作ったクロワッサンを食べ比べながら感想を熱く語っていました〜
(おまけ)日本で紹介されたクルンジ。味の感想
最後は、テレビ愛知の番組から!
古家さんが初めてクルンジを食べた感想は「クロワッサンを食べる時にボロボロ落ちる甘いカスを食べているような」感覚らしいですが、アナウンサーさんがもっと優雅な表現に変えてフォローしていました。
クロワッサンの形から真ん中は厚くなるので、少しパン感が出てきて食感も少し変わりますね。
名古屋にある「オッパ」というお店のクルンジらしいです。
韓国カフェのクルンジと若干形が違いましたが、クロワッサンの生地から作るので味は似たような感じになりそうです。
以上、クルンジについて調べて役に経ったなと思った情報をまとめてみました。参考になれば嬉しいです!
写真付きの詳しい作り方+Blog
最後は作った時の話を写真付きでお届けします〜。
クロワッサンは、コンビニ(ファミマ)のミニスイートクロワッサンを使いました。
5個入りでしたが、2個は普通にコーヒーと一緒に食べました。笑
違う日に、残り3個でクルンジにチャレンジ!
Step1クロワッサンをまな板に置いてクッキングシートをのせます。
手が汚れても気にならなければ、クッキングシートも要らないですね〜
上から押さえてペタンコにします。
手で押したり〜
ガラス容器をのせて押したりしました^^
生地じゃなく、パンになっちゃったものなので、完全にペタンコにするのは無理があります。
なので、なるべくって感じに^^
Step2フライパンに火をつけてバターを溶かします。
バター10gを溶かしました。
なければ、韓国レシピで紹介したようにサラダ油でも良いと思います。味は少し変わりますが、カリカリ感はもっと出そうです。
クロワッサンの両面をフライ返しで抑えながら
弱火でじっくり焼きます。
バターが少し足りない感じでしたが、これで味は十分かなと思って足さなかったです。
Step3砂糖をふってもう一度両面を焼きます。
砂糖は、大さじ1/2をかけてから裏返して溶かします。
片面も同じく砂糖を少し加えて溶かしたほうがもっとカリカリしますが、砂糖を控えめにしたかったので追加しなかったです。
砂糖が溶け、クロワッサンの表面についたら完成です。
冷ますと、カリカリが増します。
冷蔵庫で冷やしてもいいですが、お皿の上で冷ますだけに。
クルンジの出来上がり!
以前、受講したスタバのコーヒーセミナーでもらったお皿にのせて^^
カロリーが気になって砂糖の量も少なめにしたので、カリカリ感は足りなかったですが、
味は美味しかったです!
食べかけのLady Bordenがあったので、添えて食べました。笑
韓国のカフェで頼んだら、アイスクリーム添えで出てくることも多いらしいし、、レビューを見ると、アイスクリームがよく合うと言う人が多かったです。
片方にアイスクリームをのせました。
サンドイッチにするのは食べにくいので、クルンジをちぎってアイスクリームをのせて食べましたが、
美味しすぎて虚しくなるくらい瞬時に食べ終わりました。笑
夫はそこまで同感してくれなかったですが、コメダ珈琲のシロノワールの味がしました〜!
バリバリ感は動画のようにはならなかったですが、これはこれで美味しい!
お財布に優しいクロワッサンがあったら、ぜひリメイクのデザートレシピとして活用してください^^