春雨入り手羽元の甘辛煮「チムタク」
チムタク(찜닭)は、鶏肉や野菜を醤油ベースの甘辛タレで煮込んだ韓国料理です。唐辛子を入れてピリ辛く仕上げることも多いです。
タレを吸った春雨がもっちりと甘辛く美味しいので、チャプチェが好きな方にもおすすめ!
韓国では鶏肉のいろんな部位を入れて作りますが、
おもてなし料理としても良いので、今回お客さんが来た時に作りました。
レシピとおもてなし献立をまとめてみたので参考にしていただければ嬉しいです。
材料と調味料+レシピ
- 手羽元650g
- じゃがいも3〜4個
- 玉ねぎ1個
- 人参小1本
- 小ねぎ(長ねぎok)1/2袋
- 舞茸(キノコ類ok)1パック
- 赤唐辛子(省略ok)1本
- さつまいも春雨(タンミョン)100g
- ◎ 醤油大さじ7
- ◎ 酒大さじ4
- ◎ みりん大さじ4
- ◎ 砂糖大さじ4
- ◎ にんにく(みじん切り)大さじ1〜2
- ◎ 生姜(すりおろし)大さじ1/2
- ◎ 水450ml
- 塩コショウ適量
- 白ごま、ごま油(仕上げ)適量
- 【赤唐辛子】鷹の爪に代えたり、粉唐辛子大さじ1/2〜1を入れても良いです。お好みで省略ok
- 【春雨】チャプチェ用のさつまいも春雨、タンミョン(당면)を使います。業務スーパーで売っているさつまいも春雨が安くてお気に入りです。韓国ではオットギ(Amazon)が人気。緑豆春雨を入れても美味しかったです。
ひと目で分かるレシピ
- 1タンミョンを入れる場合は、30分以上水につけて戻しておきます。(または、入れる直前に3分ほど茹でます)
- 2フライパン(鍋)に調味料◎+手羽元を入れ、お肉の色が変わるまで煮込みます。
- 3ひと口大に切ったじゃがいも、薄切りにした人参と玉ねぎを順に加えます。舞茸と赤唐辛子も加えます。火が通ったら、塩コショウなどで味を整えます。
- 4煮つめて具に味が馴染んできたら、タンミョンを入れて3分ほど火を通します。3cm切りの小ねぎを(好みでごま油も)加えて軽く混ぜます。白ごまをかけて完成です。
- 【※4】作り置きしたい時は、3まで作っておいて、食べる直前にタンミョンを入れるのがおすすめです。
さつまいも春雨(タンミョン)を30分以上、柔らかくなるまで水につけておきます。
時間がない時は、3分ほど茹でてから鍋に入れてください。
煮込むだけで簡単です。
甘さ控えめが良ければ、砂糖を減らして、鶏がらスープの素とかダシダを少し入れるのもいいです。
一度冷めるとじゃがいもや鶏肉は味がよく染み込んで美味しいので、春雨以外は前日に作っておいても良いと思います。
さつまいも春雨は汁を結構吸うので、ある程度汁があったほうが良いです。
麺が伸びないように、お客さんが来てから春雨を入れて完成させました。小ねぎやごま(好みでごま油も少し)を加えて出来上がり!
甘辛タレが染み込んだ柔かい手羽元とモチモチ春雨が美味しいチムタク。
赤唐辛子でほんのりとピリ辛に仕上げましたが、お好みで粉唐辛子やコチュジャンを使ってもっと辛めにしても良いです〜。
■鶏肉の甘辛煮(韓国料理チムタク)の人気レシピ。煮るだけ♪簡単
以前紹介したこちらのレシピでは、粉唐辛子、緑豆春雨を入れて作ったので合わせて参考にしてくださいね。
お客さんは一人だったので夫と3人でのお昼ご飯でした。
手作りは、チムタクとオイキムチだけ^^;
魚屋さんで買ったお刺身と小えびの唐揚げ、そして冷やしトマト、高菜の漬物の献立で用意しました。
オイキムチなどチムタクの献立レシピ+Blog
用意した時間の流れでレシピと献立を書いてみました。
前日。簡単オイキムチ
前日、キュウリ3本でオイキムチを作りました。
チムタクにも、オイキムチがサクサクさっぱりとよく合いました!
1キュウリの両端を切り除き、長さを3〜4等分に切ります。タテに4つ切りにします。塩を溶かした水に1時間漬けておきます。
塩は大さじ2、水は300mlの量に〜。
2ボウルに調味料◎+2cm切りのニラ+みじん切りの玉ねぎを入れて混ぜ合わせます。
◎ 粉唐辛子 大さじ2〜3
◎ イワシの魚醤 大さじ1◎ アミの塩辛 大さじ1
◎ にんにく(すりおろし) 大さじ1
◎ ハチミツ(砂糖1) 大さじ2
「イワシの魚醤」「アミの塩辛」は韓国でキムチに入れる定番の調味料ですが、下記記事の6番目でも詳しく紹介したので参考にしてくださいね。
■お土産にもおすすめ。韓国のスーパーで購入する調味料・食べ物17選+
どちらかだけ入れてもいいです。魚醤は今回も日本のいしるを使いました。
ソウルの両親からもらったハチミツを使いました。
ない時は砂糖を入れたりもします。オリゴ糖や梅シロップ(メシルチョン)でもOK!
混ぜて味見。いい感じの癖にハチミツの甘さが美味しくてバッチリでした^^
3水気を切ったキュウリを和えて完成です。
水切りする時は、漬けるのに使った塩水と同じくらいの水をボウルに加えてからざるにあげます。
洗ったり洗わなかったり人によって違いますが、こちらの方法がとても良いのでおすすめ! キュウリの旨味が残りつつ、青臭さもいい具合に流されるし、ちょうど良い塩加減になります。
今回は、下記レシピをもとに作りましたが、少量だったので調味料を調整してキムチのりは省略しました。
■きゅうりキムチの人気レシピ。韓国人主婦が伝授!簡単に美味しく作るコツ
即席でも美味しいですが、寝かせると辛味も少し落ち着くし、味が馴染んで美味しいです。
半日から1日程度、室温に置いてから冷蔵庫に入れることが多いですが、今回は1時間だけに。
すぐ冷蔵保存したこともあって翌日もサクサクの歯ごたえがとても美味しかったです。
当日。チムタクの準備
1タンミョンを入れる場合は、30分以上水につけて戻しておきます。(または、3分ほど茹でてもok)
さつまいも春雨は業務スーパーの中国産のものを〜。
韓国のものも良いと思うので、、興味のある方は人気のオットギ(Amazon)を新大久保や韓国で購入して比べてみてください。
2フライパン(鍋)に調味料◎+手羽元を入れ、お肉の色が変わるまで煮込みます。
◎ 醤油 大さじ7
◎ 酒 大さじ4
◎ みりん 大さじ4
◎ 砂糖 大さじ4
◎ にんにく(みじん切り)大さじ1〜2
◎ 生姜(すりおろし)大さじ1/2
◎ 水 450ml
お肉や野菜の量が少ない場合や薄味が好きな方は、最初は少なめに入れて後で味見して追加してくださいね。
甘さ控えめが良ければ、砂糖を減らして、鶏がらスープの素、またはダシダを少し入れるのもいいですね。
3ひと口大に切ったじゃがいも、薄切りにした人参と玉ねぎを順に加えます。
新じゃがだったので、皮付きで入れました。
玉ねぎもたっぷり〜^^
火が通ったら、塩コショウなどで味を整えます。
しいたけは早めに入れることが多いですが、舞茸だったので他の野菜がある程度火が通ってから入れました。
舞茸と赤唐辛子も加えます。
今回は冷凍した赤唐辛子があったので薄切りにして投入。粉唐辛子を大さじ1/2〜1入れても美味しいです。
具に味が馴染むように煮つめてから、春雨を入れるんですが、春雨が伸びると美味しくないので、お客さんが来てから春雨を入れることに。
お刺身や副菜の準備
当日の朝は「角上」という人気の魚屋さんに行きました。
GWだから普段より人がもっと多い感じ〜。
佐渡サーモンを推していて、すごく美味しそうだったので購入。
お刺身用と言ったら、皮むきとかやってくれました。
悩みましたが、こんな感じで購入しました^^ 本まぐろもすごく美味しそうでした(とろける味でした)
甘えびの唐揚げはおつまみに良いので購入。魚焼きグリルで焼いて出します。
サーモンを切っておきました。大根で大量のツマを作ってそのうえに。
(ツマ用のスライサーがあったのに、
冷蔵庫でスタンバってね。
前日作っておいたオイキムチ! いい匂い〜〜
お皿に盛って冷蔵庫に。
それから、遠くから来るお客さんを迎えに駅へ。
チムタクは、お客さんが来てから仕上げる
夏のように暑かったので、とりあえずビールで乾杯してから、チムタクを仕上げを。
4煮つめて具に味が馴染んできたら、タンミョンを入れて3分ほど火を通します。
1時間以上水につけておいたので、すぐ火が通ります。
3cm切りの小ねぎを(好みでごま油も)加えて軽く混ぜます。
ごま油は入れなかったですが、好きな方は少し垂らしてくださいね。
白ごまをかけて完成です。
鍋いっぱいでチムタクが出来上がりました!
急いでお皿に盛って食卓へ。
用意しておいたお刺身やオイキムチ、冷やしトマト、高菜の漬物を出して、、
グリルで焼いた小えびの唐揚げを出して、いただきましゅー^^
お客さんがくるから、手羽元よりもも肉がいいかなと悩んだりしましたが、、チムタクには手羽元がやっぱりいちばん美味しい気がしたので!
スープを吸い込んだ春雨も美味しかったです♪
お客さんは、カライチを見てくださっていた方ですが、今は雑談できる友達になりました。
ごはんを食べてから近くを一緒に散歩したり、お互い会社の愚痴を話し合ったりしました〜笑
お客さんが帰ってから、2階に逃げていたくろちゃんが降りてきて。。
甘えていました^^
翌日はチムタクの残りでお昼ご飯
翌日は、残りのオイキムチとチムタクでお昼ご飯。
チムタクのじゃがいもは翌日が美味しかったですね。
今度は、お客さんが来る当日ではなく、前日に作っておこうと思いました。春雨だけ当日に。
残ったワインも一緒に。
最近、ネットフリックスで見ている韓国ドラマ『良くも悪くもだって母親』
韓国語のタイトルは「나쁜엄마(悪い母親)」ですが、画面に映っている悪い母親がすごく演技がうまくて〜
オイキムチの残り汁は、
味付けしてないむね肉にのせて食べたら、非常に美味しかったです^^
あまり準備したものはなかったですが、
チムタクとオイキムチとお刺身という組み合わせ、おもてなしの献立としてよかったなと思いました〜!