人気の鶏肉料理チムタク
韓国で専門店もあるくらい人気の「チムタク 찜닭」の簡単レシピを紹介します。
チムタクは醤油ベースの甘辛い味付けで煮込む鶏肉料理ですが、唐辛子を入れて辛味もあります。お店によっては結構辛いところもありますが、今回はピリ辛くらいの味付けにしました。辛いものが好きな方は、唐辛子を増やしてくださいね。
春雨は、チムタクで人気の具材です。日本の春雨でも美味しいですが、韓国の春雨タンミョンを入れると、より本場のチムタクに近く仕上がります。
韓国語でチムタクは「チム 찜:蒸し」+「タク 닭:鶏肉」の意味なだけに、圧力鍋や炊飯器で作る人もいますが、今回はフライパンで煮込んで作りました。
では、参考にした本場のレシピ+動画と合わせてお届けします!
材料と調味料(3人前)
- 手羽元(9個)500g
- じゃがいも(さつまいも)2個
- 玉ねぎ1個
- 人参1/2個
- 小ねぎ(長ねぎ)1/2袋
- しいたけ(キノコ類OK)4個
- 春雨(タンミョン)50g
- ◎ 醤油大さじ5~6
- ◎ 酒大さじ3
- ◎ みりん大さじ3
- ◎ 砂糖(ハチミツ)大さじ3
- ◎ 粉唐辛子大さじ1/2
- ◎ にんにく(みじん切り)大さじ1/2
- ◎ おろし生姜大さじ1/4
- ◎ コショウ少々
- ◎ 水(2カップ)400ml
- 白ごま(仕上げ)少々
- 【手羽元】鶏もも、手羽先など他の部位でも大丈夫です。
- 【粉唐辛子】乾燥した赤唐辛子、鷹の爪に代えても良いです。
- 【春雨】あれば韓国の春雨タンミョン(さつまいも春雨)がオススメです。
ひと目で分かるレシピ
- 1フライパン(鍋)に調味料◎と鶏肉を入れて、中火で10分ほど煮込みます。
- 2じゃがいもはひと口大に、玉ねぎ・人参・しいたけは薄切りにします。鶏肉に半分ほど火が通ったら、すべての野菜を入れて10分ほど煮込みます。
- 3野菜と鶏肉に火が通り、味が馴染んできたら、春雨を入れます。ネギと白ごまをかけて完成です。
★タンミョンを入れる場合は、30分ほど水につけて戻しておきます。
参考にした韓国の人気レシピ
今回は、韓国人気の料理研究家ペク・ジョンウォンが料理番組で紹介した簡単レシピから少しアレンジしたものです。下記のレシピサイトにその内容をアップしてくれた方がいたので、作ってみたら簡単に美味しくできました。
鶏肉のいろんな部位で作っています。日本より全体の部位で作る料理が多いせいか、スーパーでもよく売っています。日本でも置いてあることはありますが…
韓国の春雨タンミョンは、日本の春雨より太くてモチモチしています。こちらの方は、普通のタンミョンより太くて平たい「납작당면 ナプジャク タンミョン Amazon商品情報」を使っています。
この平麺タンミョンはチムタクのお店でもよく入っているものです。もちろん普通のタンミョンを入れても大丈夫です。タンミョンはモチモチした食感も良いですけど、太い分ちょうど良い辛さになるところも良いです。
YouTubeで探してみたら、ペクジョンウォンのレシピ動画もありました。番組のレシピと少し違うところもありましたが、日本語字幕もあるのでこちらも参考にしてください~。
タイトルが「참~쉬운 찜닭」ですが、本当に簡単なチムタクという意味です。
こちらの動画にも紹介されていましたが、韓国のお店のように黒い色を出したければ、「キャラメルソース」を少し入れてください!
動画が始まる時に、この料理は「タッポックムタン 닭볶음탕」より簡単だと言っていますが、タッポックムタンのレシピはこちらに紹介しています。
写真付きの詳しい作り方
材料の準備:野菜と鶏肉とタンミョン
ジャガイモの代わりに、さつまいもも美味しいです。
人参がないと、やっぱり彩り的に寂しい感じはあります。キノコは出汁も出るから入れたほうが美味しいです。
好きな手羽元を用意しましたが、他の部位でも良いです。煮込み料理でササミや胸肉はパサパサしやすいので、脂のある部位がおすすめです~。
流水で洗ったり綺麗に下処理をしておきます。牛乳につけて臭みを取る手もあります。
★タンミョンを入れる方は、前もって30分ほど水につけて戻しておきます。
料理スタート
Step1フライパンに調味料◎と鶏肉を入れて、中火で10分ほど煮込みます。
◎ 醤油 大さじ5~6
◎ 酒 大さじ3
◎ みりん 大さじ3
◎ 砂糖(ハチミツ)大さじ3
◎ 粉唐辛子 大さじ1/2
◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1/2
◎ おろし生姜 大さじ1/4
◎ コショウ 少々
◎ 水(2カップ)400ml
事前に鶏肉を水以外の調味料◎につけて冷蔵庫にしばらく寝かせておいても美味しいです。
鶏肉に半分ほど火が通る間に、他の材料の準備を~!
Step2じゃがいもはひと口大に、玉ねぎ・人参・しいたけは薄切りにします。
切り方は好みで調整してください。煮込む時間を短くしたかったので、厚く切らなかったです。
鶏肉に半分ほど火が通ったら、すべての野菜を入れて10分ほど煮込みます。
蓋をして煮込みました。
Step3野菜と鶏肉に火が通り、味が馴染んできたら、春雨を入れます。
水で戻したタンミョンも、そのまま入れます。
日本の春雨は細いからすぐ火が通ります。
細い分、火が通ったら汁を吸い込みすぎないように、具材のうえに避難させたほうが良いかもしれません。
ネギと白ごまをかけて完成です。
ネギは、軽く火を通します。
食卓へ。
温かいフライパンのまま、食べることに~!
スパイシーな甘辛いタレが食欲をそそるチムタクの出来上がりです。
白ごまが切れていたので、すりごまをちょっとかけました。
動画レシピでは、調味料にごま油が入っているので、好みで追加してくださいね。
チムタクに野菜がたくさん入っているから、この日はさっぱりしたキュウリの副菜だけ準備していただきました。
写真を撮ることで忙しいから、準備する余裕もないですし^^;
動画でペク・ジョンウォンさんが言っていたように、チムタクはおもてなし料理としても良いです~。
おもてなし料理と言えば、チャプチェ(レシピ)、カルビチム(レシピ)もおすすめ!
では、チムタク、手軽に作ってくださいね。
作りましたよ!
こちらのお料理はどれも本当においしくて感謝です。
おいしそうな写真を見てるとあれもこれもって感じです。
早くまた韓国で食べ歩きして沢山食材買い込みたいです。
それと時々出てくるすももさんのお料理好きなお父様のお料理も温かくて素敵でとっても良いですね。読みながらこちらも和ませてもらっています。
ふうりんさん、アンニョンハセヨ~!
チムタク、作ってくださったんですね^^お口に合ったようで嬉しいです!
頑張ってレシピを共有しているつもりですが、まだいろいろ足りないところがあったり間違いもあったりするので…そう言っていただいてありがたいです。
新型コロナも少し落ち着いてきたので、あともう少しですね~。
父の料理写真、これからはもっとばんばん横取りしてアップします!笑