ポッサムの韓国人気レシピ。柔らかい茹で豚・蒸し豚にキムチとタレを添えて

柔らかい豚肉にキムチと味噌だれ

韓国料理といえば、キムチですが、キムチが欠かせない韓国料理といえば、ボッサムです。韓国語の辞書によると、ポッサムとは

茹でた豚肉を薄切りにし、キムチのヤンニョムやキムチを添えて食べる料理。浅く漬けた白菜やサンチュに包んで食べたりもする

Naver辞典「ボッサム 보쌈」

韓国では、冬に入る前にキムチを大量で漬ける習慣がありますが、作ったキムチや残ったヤンニョム（味付け）でよくこのボッサムを食べます。この時期に生まれた料理とも言われています。

今回は、このボッサムの韓国レシピを紹介したいと思います。

お肉は茹でて作る人が多いですが、蒸して作る人気で簡単なレシピがあったので、その作り方を紹介します。主流の茹でて作る方法は、韓国人主婦のレシピ動画と合わせてお届けするので、気に入ったスタイルで作ってみてください～。

お肉を柔らかく仕上げるために、じっくり蒸したり茹でたりするので、時間は少しかかりますが、作り方はシンプルです！

材料とヤンニョム（4人前）

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ひと目で分かるレシピ

1. 1豚肉に下味をつけます。混ぜ合わせた調味料◎をお肉の周りに塗り、冷蔵庫で30分以上寝かせます。
2. 2玉ねぎと長ねぎを厚く切り、2/3程の分量を鍋に入れます。下味をつけたお肉をそのまま乗せ、残りの玉ねぎと長ねぎをお肉の上に乗せます。弱火で1時間程じっくり蒸します。
3. 3キムチ、サムジャン、包む野菜を用意します。調味料◯を混ぜ合わせてサムジャンを作り、手作りキムチは冷蔵庫に入れて冷やしておきます。蒸したお肉を1cm幅に切り、器に盛り付けたら完成です～！

柔らかいお肉に、キムチや味噌サムジャンを添えて召し上がってください。サニーレタスなどで巻いて食べる時にこのサムジャンを入れると結構美味しいです！

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参考になる韓国人のレシピ2選＋動画

今回紹介したレシピは、韓国のレシピサイトで人気の下記レシピを参考にしたものです。

무수분 오겹살 수육. 보쌈은 이제 집에서 간편하게 맛있게 만들어 드세요（만개의 레시피）

タイトルを訳すと「無水分オギョプサル スユク。ポッサムはもう家で気軽に美味しく作って食べてください」です。サムギョプサル（レシピ）はサム（3）+ ギョプ（重ね） + サル（肉）の三枚肉の意味ですが、オ（5）ギョプサルなので、五枚肉の意味！スユク（수육）はゆで豚料理を指します。

「無水分」と書いてある通り、茹でずに蒸して作っています。下味はもっとシンプルにつけてますが、作り方は紹介したレシピとほほ一緒です。臭みもよく取れて美味しかったというコメントがたくさんついているのですが、作ってみたらその通りでした～。

人気レシピ動画から、主流の茹でて作る方法

こちらの動画は、豚肉を茹でて作っていますが、ボッサムのお店をやっている知人から教わったノーハウが入っているそうです。とっても美味しそうなので、こちらも必見です！

作り方は、鍋に水3Lと下記の調味料（大さじ）や薬味を入れて加熱。沸騰したら、お肉を入れます。

玉ねぎ、ネギ、生姜、にんにく、塩1.5、味噌テンジャン3、酒100ml、インスタントコーヒー1、コショウ、ウコギの根の皮（五加皮 오가피）、カンゾウの根(甘草 감초)、ローリエ

中火で40分茹で、火を消して20分間蓋をして蒸らしたら、柔らかいお肉（スユク）の完成です。蒸らすところがポイント。

「インスタントコーヒー」は臭み取りに良いと人気なので、茹でる時にぜひ入れてください。漢方でよく使う五加皮や、甘草など本格な材料を入れていますが、なければ省略ですね＾＾

カライチ「お肉・魚」「キムチ」レシピ一覧

写真付きの詳しい作り方

Step1豚肉に下味をつけます。混ぜ合わせた調味料◎をお肉の周りに塗ります。

◎ にんにく（すりおろし）大さじ3
◎ しょうが（すりおろし）大さじ2
◎ 玉ねぎ（すりおろし）1/4個分

◎ 味噌（テンジャン）大さじ2
◎ 酒　大さじ5
◎ コショウ　少々

にんにくと、しょうが、玉ねぎは、この分量をすりおろしました。臭みも取れて、柔らかくしてくれる国家代表選手です。

韓国味噌テンジャンです。臭み取りに良いです。

なければ日本の味噌を使ってください～

このくらい入れました。

酒や、コショウも入れてよく混ぜ合わせてから、

冷蔵庫で30分以上寝かせます。

私は4時間くらい寝かせました。お肉は寝かせることで結構美味しくなりますよね～

Step2玉ねぎと長ねぎを厚く切ります。

蒸す準備を！

長ねぎは、青いところを中心に～。

にんにくが残っていたので、入れましたが、

下味にも結構入れているので、蒸す時には入れなくても良いと思います。

野菜2/3程の分量を鍋に入れ、下味をつけたお肉をそのまま乗せます。

残りの玉ねぎとネギをお肉の上に乗せ、弱火で1時間程じっくり蒸します。

蒸す時は特に裏返したりしなくても良いです。

弱火であれば、焦げませんが、一応脂のあるところを下にして蒸します。

Step3キムチ、サムジャン、包む野菜を用意します。

作った日は晩ごはんで、大根キムチのムセンチェと一緒に。

キムチは、だいたい冷蔵庫で冷やして熟成させておいたほうが美味しいです。

蒸し終わった豚肉。すごく美味しそうな匂いがします。

参考にした韓国レシピを見ると、玉ねぎももっと入れていますし、鍋もちょうど入るサイズなので野菜から出た水分がお肉にもっと浸っている感じです。

大きいかたまり肉だったので、半分に切りました。

蒸したお肉を1cm幅に切り、器に盛り付けたら完成です～！

見た目から柔らかい感じに仕上がっていました。

では、実食！

サニーレタスと、キムチと、

あと、味付け味噌サムジャン。

ポッサムで、サムジャンの存在は意外と大きい気がします。

コチュジャンが入っている味噌なのでちょっとピリ辛で、甘みもあります。

コチュジャンがなければ、日本の味噌でも～。巻いて食べる時に、こういう味噌って結構美味しいアクセントになります。

この日は、パイナップル味のSTRONG ZEROでした。9％は飲むなって隣の人から小言を言われながら美味しく頂きました。

ポッサムは、おつまみにも最高！

二日目のポッサム

実は、韓国のサムジャンがあったので、手作りではなかったです。

市販のサムジャン（Amazon）も結構美味しいです。

翌日は、韓国から持ってきた白菜キムチと一緒に。

キムジャンキムチ記事に載せたキムチさんですが、熟成された味で美味しかったです。

二日目のお肉は、レンチンで手抜きしようかなと迷いましたが、ちゃんと蒸し器の下に水を入れて蒸しました。

ポッサム肉って、豚バラでもよく作りますが、脂の少ない豚肩ロースで作るのも人気です。

夫のハイボールのグラスには麦茶が入っていて、

わたしのコカ・コーラのグラスには、ハイボールが入っていました。

二日目のポッサムも美味しかったです！

＾＾

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