大根の簡単キムチレシピ
韓国にはたくさんの種類のキムチがありますが、日本で最もよく知られているのが白菜のキムチ、次が大根を四角く切った「カクテキ」ではないでしょうか。
そのカクテキと同じくらい、韓国人がよく食べる大根キムチが「センチェ」です。
センチェは千切り大根キムチですが、簡単な作り方を紹介します。粉唐辛子だけあれば、日本にある食材で手軽に作れるのでおすすめです。
さっぱりしているので、脂の多い肉料理ともよく合います。
材料と調味料
- 大根1/2本
- ◎ 粉唐辛子大さじ2
- ◎ 砂糖大さじ1~2
- ◎ 塩大さじ1/2
- ◎ 酢大さじ2
- ◎ ネギ(みじん切り)大さじ2
- ◎ にんにく(すりおろし)大さじ1/3
ひと目で分かるレシピ
1大根を同じ太さで千切り
2調味料◎を全部入れて和えれば完成
写真付きの詳しい作り方
1材料を準備します。写真に写ってないですが、ネギも用意します。
・今回使った粉唐辛子はやや粗挽きのものですが、細かく挽いたものもおすすめです。
2大根を同じ太さで千切りします。
・細いほど味が染みやすいので、即席で食べたい場合は細く千切りします。
3粉唐辛子を入れて大根にまんべんなく和えます。和えた後の色を見て粉唐辛子の量を調整します。
・4の調味料と一緒に入れてもいいのですが、先に粉唐辛子を入れてから他の調味料を入れることが多いです。
・大根をポリ袋に入れて和えてもOK
4他の調味料◎を全部入れてまんべんなく和えれば完成!
- 他の調味料(大さじ) ⇒ 砂糖1~2、塩1/2、酢2、ネギ2、にんにく1/3
- 砂糖は、夏の辛い大根は多めに、秋~冬の甘い大根は少なめに入れます。
- 味見をして塩加減を調整します。好みで白ごま、ごま油を追加します。
大根の半分(600gくらい)で、大きい容器1つと中サイズのお皿に入るくらいの量が作れます。
和えてからすぐ食べても美味しいですが、時間が経つと味が馴染んでもっと美味しくなります。キムチの良いところですね。
2週間以上もつので、作り置きの常備菜としてぜひ作ってみてください~。
「センチェ」について
センチェの意味
「センチェ」は漢字だと「生菜」と書きます。ハングルでは、「생채」です。
生野菜の和え物という意味です。
今回紹介したのは大根=ム(무)のセンチェで、ムセンチェです。
「ムセンチェ 무생채」は、Naverの辞書に下記のように載っています。
[음식] (한식) 大根の和え物 (로마자 표기: Mu-saengchae)
채 썬 무에 식초, 설탕, 고춧가루 등을 넣고 새콤달콤하게 무쳐 먹는 반찬이다. 고춧가루를 넣지 않고 하얗게 무쳐 먹기도 한다.
細切りにした大根に酢や砂糖、粉唐辛子などを加え、甘酸っぱく和えて食べる。粉唐辛子を省けば、淡白な仕上がりに。
출처: (재)한식재단
韓国での食べ方
センチェはビビンバの具材としても人気です。
忙しい時には、卵焼きとセンチェに、コチュジャンだけ入れて、さっと簡単ビビンバを作って食べる人も多いです。
大根は消化を助け、さっぱりしているので、肉料理とよく合います。
写真のように、韓国では、蒸した柔らかい豚バラとセンチェを一緒によく食べます。「ポッサム」という料理でも♪
「サムギョプサル」もセンチェを添えて食べると美味しいです!
センチェの作り方は、色々あります。
こちらのセンチェレシピのように、魚醤を入れて作ると、もっと本格なキムチの味がします。