本格味!千切り大根キムチ
韓国の家庭の食卓によく出てくる大根キムチ、ムセンチェ(무생채)のレシピを紹介します。
千切りなのでカクテキより味が馴染みやすく、即席で食べられるキムチです。日持ちもするので、作り置きのおかずにも良いです。
ビビンバに入れて食べてもさっぱりして美味しいです~!お肉の副菜としても人気です。
では、おすすめの韓国人のレシピ動画と合わせてお届けします。
材料と調味料
- 大根(800g)1本
- 小ネギ1袋
- ◎ にんにく(すりおろし)大さじ2
- ◎ 生姜(すりおろし)大さじ1/2
- ◎ 玉ねぎ(すりおろし)1/4個
- ◎ 塩大さじ1/2
- ◎ イワシの魚醤大さじ2
- ◎ お酢大さじ2
- ◎ 砂糖大さじ1
- 粉唐辛子 大さじ3
- ごま油(好み)大さじ1
- 白ごま適量
- 【◎ヤンニョム】梨や、リンゴのすりおろしを加えるとさらに美味しいです。
- 【イワシの魚醤】韓国でよく使われる魚醤のひとつです(Amazon 楽天)。なければ塩の量を増やします。魚醤についてはこちらの記事を参考にしてください。
ひと目で分かるレシピ
- 1薬味・調味料◎をすべて混ぜ合わせて、ヤンニョムを用意します。
- 2大根を千切りにします。小ねぎは3cmの長さに切ります。
- 3ボールに大根を入れます。粉唐辛子を加えて全体に色づけてから、1のヤンニョムを加えてよく和えます。
- 4小ねぎ、ごま油(好み)、白ごまを加えて和えたら完成です。
- 【ごま油と保存期間】密閉容器だと10日くらいはもちますが、ごま油は酸化しやすいので、3日以上の作り置きおかずとして作る場合は食べる直前にごま油を入れるのが良いです。
参考にした韓国人のレシピ+動画
30年くらいお店の厨房で働いていた経歴をもつ韓国人のレシピを参考に作りました。すごく丁寧に教えてくれていますが、韓国語の喋り方と字幕が何気に面白いです、笑。
紹介したレシピより2倍弱の量で作っています。同じ大根1本ですが、韓国の大根は動画のように、大きくて太いものが多いです。小ねぎもたっぷり入れたほうが美味しいとのこと!
キムチのヤンニョムで違うところは
- 「梨のすりおろし」1/2個分、入れています。紹介したレシピでは、代わりに玉ねぎのすりおろしを入れましたが、リンゴでも甘酸っぱくて美味しいです。
- 梅シロップ(メシルチョン)を少し追加しています。
- イワシ魚醤と似ている「イカナゴ魚醤 까나리 액젓」を入れています(調味料記事に説明あり)。アミの塩辛(汁だけ)も入れています。イワシ魚醤(イカナゴ魚醤):アミの塩辛の比率は、2:1
大根の千切りをする時に、繊維に沿う形にしたほうが美味しいと勧めています。
動画のアジョシ(아저씨=親しみを込めた意味合いのおじさん)がよく言う言葉「ムセンチェ(무생채)」が今回の料理名です。韓国語の説明については、こちらの簡単レシピで紹介しています。
アジョシの表情が誰かに似ているなと思ったら、ジミー大西さんでした^^
カライチ キムチのレシピ一覧
写真付きの詳しい作り方
Step1薬味・調味料◎をすべて混ぜ合わせて、ヤンニョムを用意します。
まず、◎玉ねぎ、にんにく、生姜をすりおろしにします。
他の料理ではチューブを使ったりしますが、本格キムチにはやっぱり生のにんにくと生姜!
玉ねぎは必須ではないですが、味が豊かになるので作り置きのキムチによく入れます。
梨かリンゴのすりおろしを追加すると果物の甘味も加わって美味しいです。
下記調味料も加えます。
◎ 塩 大さじ1/2
◎ イワシの魚醤 大さじ2
◎ お酢 大さじ2
◎ 砂糖 大さじ1
イワシの魚醤を大さじ2、入れましたが、
動画の方のように、アミの塩辛の汁と分けて入れても美味しそうですね。
魚醤がない方は塩の量を増やして、大さじ1+1/2くらいを目安に調整してください~。
キムチを美味しくしてくれるヤンニョムの完成です。
Step2大根を千切りにします。小ねぎは3cmの長さに切ります。
アジョシが言ってたように、繊維に沿う形で切りました。
大根の縦方向で切ります。
太さは好みもあると思いますが、太すぎず、細すぎずの感じで。
スライサーで切っても良いですが、ちょうど良い太さになるスライサーがなかったので包丁で切りました。
小ねぎも切って、スタンバっておきます。
Step3ボールに大根を入れます。粉唐辛子を加えて全体に色づけます。
粉唐辛子、大さじ2を入れてから
少し薄い感じだったので、大さじ1を追加しました。好みの色と辛さで調整してくださいね!
粉唐辛子でまずコーティングしてから、ヤンニョムを入れる流れが多いです。
1のヤンニョムを加えてよく和えます。
ヤンニョムには、塩も入っているので、あえると大根のボリュームが半分くらいに減ります。
味見して、塩で加減を調整したりします。
ちょうど良かったので、特に追加はしませんでした。
美味しい!
Step4小ねぎ、ごま油(好み)、白ごまを加えて和えたら完成です。
ネギは和えすぎるのはよくないので、最後に入れます。
さっぱり味が好みであれば、ごま油は省略しても良いです。
このキムチは熟成キムチではなくて、わりと短い期間で食べることが多いですが、にんにくや生姜が入っているから日持ちはします。
大根から出た水分も美味しそうな色合いです。
ごま油を入れずに、大きな容器に入れて、
残りは、ごま油を入れて和えて、
小さい容器に入れました。これはすぐ食べるもの。
このくらいの量が完成!
キムチさえ冷蔵庫の中に入っていれば、心強いと韓国人の主婦はよく言います。
作ってすぐ食べられるキムチではありますが、冷蔵庫で冷やして食べるほうが美味しいです。
味も馴染んでいて。
ムセンチェは、ビビンバの具としても人気です。
動画のアジョシも、このキムチに卵焼き、ごま油をたらしてビビンバにして食べると美味しいですよね~と言っていました^^
ボッサム(蒸した豚肉料理)の副菜としても人気なので、お肉料理にもよく合います。
今回は魚醤も入れた本格味だったので、韓国で食べた時を思い出しました。
アジョシに感謝です~。
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