ソトクソトクは、ソーセージと餅
切り餅で、韓国屋台グルメ「ソトクソトク」を作ってみました。
ソトクソトク(소떡소떡)は、ソーセージ(소시지)と餅(떡・トク/トック)を串に交互に刺して揚げたものです。
タレをかけて食べますが、ピリ辛ヤンニョムだれ、または、ホットドッグのようにケチャプ+マスタードソースが人気です。
餅はもちっと、ソーセージはプリッと、甘辛タレはピリっとおいしいです! おやつとしても、おつまみとしてもおすすめです。
韓国のレシピと合わせて、本場の作り方とアレンジできるところをお届けします。
材料と調味料+レシピ
日本の切り餅で作っても美味しいです。
トッポギ用餅(トック)で作るレシピもあまり変わらないですが、下記の韓国レシピで詳しく紹介しました。
- 切り餅(トッポギ用餅)3枚
- ソーセージ(6本入り)1袋
- 竹串3本
- ◎ ケチャップ大さじ2
- ◎ 砂糖大さじ2
- ◎ コチュジャン大さじ1/3
- ◎ 醤油大さじ1/2
- ◎ おろしにんにく大さじ1/3
- ◎ 水大さじ3
- 白ごま(省略可)適量
- 【コチュジャン】辛いものが好きな方は大さじ1/2。韓国で人気のスンチャンを使用(Amazon)
ひと目で分かるレシピ
- 気軽に楽しみたいときは、竹串を刺さず、切った餅とソーセージを焼いて、タレを絡ませるだけでも良いです。
- 1切り餅を縦半分に切ります。竹串に刺さるように少し温めます。電子レンジ600Wでラップをせず、15〜20秒加熱します。(トッポギ用餅は1分茹でる)
- 2竹串にソーセージと餅を交互に刺します。 ※切り餅の真ん中にある切り目を少しずらして刺す
- 3フライパンにサラダ油をひき、中火でよく焼きます。両面に焼き目がついたら、蓋をして2分ほど火を通します。
- 4焼きながら同時にタレを作ります。別のフライパンに◎を入れ、混ぜながら軽く煮つめます(串を焼いたフライパンで油を拭き取ってから作ってもok)
- 5刷毛などでタレを塗ります。好みでごまをかけて出来上がり♪
- 【※1】切り餅がかぶるくらいの水を入れて、1分15秒くらい加熱する方法もあります。
タレは、ピリっと甘辛く、ケチャップの酸味とニンニクの風味が食欲をそそる味わいです。
タレを塗ったら、ソトクソトクの出来上がり♪
美味しい食べ方は、餅とソーセージを同時にかぶりつくこと^^
気軽に、竹串に刺さずに作るのもアリです♪
ピーマンや長ねぎなど野菜も一緒に焼くのもアリですね。
おでんと一緒に食べました^^
冬の韓国屋台といえば、おでんなので、屋台料理同士によく合いました。
では、写真付きのレシピ+Blogの前に、韓国のレシピをお届けします。
韓国の人気レシピ3選+1
アレンジに参考になる韓国の人気レシピ3つと、グルメ番組で紹介されたソトクソトクを紹介します。
タレの調味料と量が少し違うので、参考にしてくださいね。
トッポギ用トックで、綺麗な仕上がり
トッポギ用餅は軽く茹でて柔らかくする人が多いです。
餅を茹でたあと、ソーセージも軽く茹でます。ソーセージは焼くだけでもいいですが、好みで下茹でしてください〜。
★英語字幕があります。
■タレの調味料(大さじ)
ケチャップ6、コチュジャン2、醤油1、にんにくのみじん切り1、水あめ4
韓国では、砂糖の代わりに水あめを入れる人が多いです。
ツヤととろみ具合がよくなります♪
簡単レシピ! オムクで巻いても美味しい
ペクジョンウォンさんの自由で(?)分かりやすい作り方です^^
イントロで「ヒュゲソ(休憩所・휴게소)」と叫んでいますが、サービスエリアの意味です。ソトクソトクが高速道路サービスエリアのメニューとして人気だからです。
竹串の代わりに、爪楊枝を活用するのも良いですね。
★日本語字幕があります。
■タレの調味料
砂糖3、醤油1、ケチャップ2、コチュジャン1/2、水60mL
タレの甘さがポイントだから、コチュジャンは少なめが良いとのこと。
にんにくが入ってないですが、私はやっぱりにんにく入りが美味しかったです。
韓国おでんやトッポギで使われる練り物「オムク」で巻いていますが、それも美味しそうですね〜。
NOケチャップ。酢コチュジャンのタレで
『孤独のグルメ』のソウル出張編にも出ていた人気歌手ソン・シギョンさんのレシピです。
他のレシピはケチャップ中心のタレですが、こちらのレシピはケチャップ抜きで、酢コチュジャンだれを活用しています。
餅とソーセージは電気ポットのお湯につけて柔らかくしていますが、それも良いですね〜。
■タレの調味料
チョジャン、メイプルシロップを同じくらいの割合
おろしにんにくを少し
酢コチュジャンだれは、韓国語で チョジャン(초장)と呼ばれている人気のたれです。
酢みそのように、コチュジャンに甘酸っぱさが加わった味わいです。
ちなみに、チョジャンは韓国でコチュジャンとほぼ同じ販売量らしいです。
韓国のスーパーで撮った写真。上はコチュジャン、下のチューブがチョジャンです。
茹でたタコやイカをチョジャンにつけて食べると、すごく美味しいです^^
サムギョプサルなどのお肉につけて食べても、野菜スティックをつけて食べても美味しい万能だれなので、ソトクソトクのタレとして使ったことがなかったですが、食べなくても美味しいだろうなと思いました。
韓国のサービスエリアで。美味しい食べ方
何年か前に、サービスエリアのグルメを紹介する番組でソトクソトクが出て話題になりました。
韓国の人気芸人イ・ヨンジャさんがソトクソトクが大好きらしく、マネージャーに買ってもらうところから始まります。
マネージャーさんが串に刺さったソーセージと餅を別で食べたら、イ・ヨンジャさんがダメ出し。
骨付きカルビを食べるように、串を横にして、お餅とソーセージを一緒にかぶりつくのが美味しい食べ方とのこと!
この店は、ケチャップ、辛子ソース(マスタードソース)、コチュジャンソースの3つが置いてあって、好みのタレをかけるスタイル。
店員さんはコチュジャンソースをおすすめしていましたが、イヨンジャさんはケチャップ+マスタードが好みのようでした^^
タレを作るのが面倒な時は、それでも良さそうですね。
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1切り餅を縦半分に切ります。
ソーセージと同じ長さにするには、2等分がちょうどいい感じですが、好みで4等分でも良いです。
竹串に刺さるように少し温めます。
温めずに、無理やりに刺してみましたが、やっぱり駄目でした。
真ん中に切り目もあるので切れてしまいました。。
電子レンジ600Wでラップをせず、15〜20秒加熱します。
お皿にお餅をなるべく離してのせて、軽くレンチン。加熱しすぎると、膨らんだりするので、様子をみながら少しずつ。
こちらのレシピで紹介したレンチンのきな粉餅のように、餅がかぶるくらいの水を入れて、1分15秒くらい加熱する方法もあります。
韓国のトッポギ用餅も、お湯に入れたり、1分茹でたりして、竹串がささるくらいに柔らかくします。
Step2竹串にソーセージと餅を交互に刺します。
真ん中にある切り目のところを刺すと、切れやすいので、少しずらして刺します。
また1個切れました^^; もし切れても、長さがそろわないだけで問題はないですけどね。
Step3フライパンにサラダ油をひき、中火でよく焼きます。
サラダ油大さじ2くらいをひいて、焼きました〜
両面に焼き目がついたら、蓋をして2分ほど火を通します。
フライ返しで軽く上から押したりすると、焼き目が付きやすいです。
隣では、おでんを煮込んでました。
付け合わせで何か作りたいなと考えたところ、やっぱりおでんだなと^^
がんもを入れるときに、にんにくも♪
こちらのレシピで韓国のおでんスープの作り方を紹介しましたが、にんにくを入れるのも美味しいです。ピリ辛ソトクソトクがあったので、唐辛子は入れなかったです。
Step4焼きながら同時にタレを作ります。
焼きながら、隣のコンロでタレを作りたかったのですが、おでんがあったのでできず…。
焼き上がったソトクソトクのフライパンをどかしてタレを作り始めました。
別のフライパンに◎を入れ、混ぜながら軽く煮つめます。
串を焼いたフライパンで油を拭き取ってから作っても良いです。
ただ、焼いた餅とソーセージは温かい時がいちばん美味しいので、さっと作らないとですね〜
◎ ケチャップ 大さじ2
◎ 砂糖 大さじ2
◎ コチュジャン 大さじ1/3
◎ 醤油 大さじ1/2
◎ おろしにんにく 大さじ1/3
◎ 水 大さじ3
辛いものが好きな方はコチュジャンをもう少し多めに。粉唐辛子を追加する人もいます。
タレの出来上がり^^
味見してみたら、辛さ、甘さ、酸味、塩加減がちょうど良いバランスでした。
もし竹串に刺さずに作った場合は、タレのフライパンに戻して絡ませます〜。
Step5刷毛などでタレを塗ります。
スプーンとかでもOK
このままでも良いけど、
好みでごまをかけて出来上がり♪
出来上がった熱々のおでんも食卓へ。
では、いただきましゅー。
ソトクソトクを実食!
甘くてピリ辛くてケチャップの酸味もあって餅によく合うし、肉肉しいソーセージがまた美味しい〜
さっぱりとしたおでんスープを飲みながら、喉を潤して、おでんの具をかじりながら、ほっこり。
最近、Netflixで人気の韓国ドラマ「ザ・グローリー」を見てました^^
最後のソトクソトクで記念写真。
やっぱり一杯飲みたいなと思って、サントリーのハイボールカップでサントリーのレモンサワーを割って飲みました。
おでんに入っていたこんにゃく2個は、フライパンについていたタレにつけて食べましたが、美味しかったです。
竹串に刺さなかったソトクソトク
違う日に作ったソトクソトク。
竹串に刺したソトクソトクを食べる時に、
竹串って要るの?と夫に言われましたが^^; 切り餅で作る場合はくっつくのを防止できるところが良いですね。
小さいフライパンで焼いて作ったから、めちゃくちゃくっつきました。笑
韓国のトッポギ用餅は、くっつかないところが良いですね。
ピーマンがあったので、さっと焼いて添えました〜
焼き鳥のねぎまのように、じっくり火を通した長ねぎを添えても美味しそうです。
家にいちごのジャムがあったので、タレに入れてみることに。
ヤンニョムチキンのタレ(レシピ)にも隠し味で入れる人がいるんですけど、初めて入れてみました。
この日はコチュジャンを大さじ1くらい入れましたが、
最近、辛いものに弱くなったのか、辛さが目立つ気がして。。
大さじ1/3〜1/2のピリ辛がちょうどいい感じかなと思いました。
タレを具にぶっかけて出来上がり^^
逆に、フライパンの中に具をぶっこんでも良いですね。
この日は、お雑煮のレシピにも書いた『空から降る一億の星』の後半のところを見てました。
去年の秋から、金麦から本麒麟に乗り換えました。。という要らない情報を書いてみたくなったりします。
餅はもちっと、ソーセージはプリッと、甘辛タレはピリっと美味しかったです。
でも、この日のタレに、にんにくをサボったのですが、やっぱりにんにくは入れたほうが美味しいなと思いました。
お皿に残ったタレは、あたりめにつけて食べましたが、これ、良かったのでおすすめしたいです(笑
あたりめの塩気と甘辛ヤンニョムがファンタスティックな相性でした。
適当に並べたソトクソトクも、
竹串で綺麗に刺したソトクソトクも美味しいので、好みのスタイルでおうちで楽しんでください。
子供の時は、おやつとして、餅だけ刺さったもの(トッコチ)を屋台でよく食べていましたが、
ソーセージも刺さっているソトクソトクは、お酒にもよく合いました^^