お家で美味しいヤンニョムキチンを
私がよく作る韓国料理のトップスリーに入るのが、このヤンニョムチキンです。
揚げなくてもフライパンで簡単に作れます!
美味しいヤンニョム(=味付け)でご飯とビールがすすむので、我が家の人気メニューです。
最近、日本のお弁当屋さんやスーパーでも「ヤンニョムチキン」と書いてあるのを見かけるので知っている方も多くなったのかなと思いますが、
ヤンニョムチキン(양념 치킨)は、チキンにコチュジャン味の甘辛ソースを絡めた料理で、韓国ではお店でも出前でもよく食べるソウルフード的な存在です。
材料とヤンニョム(タレの調味料)
- 鶏の胸肉(600g)2枚
- ◯ 料理酒大さじ2
- ◯ ニンニク(すりおろし)大さじ1
- ◯ 塩コショウ少し多め
- 片栗粉(小麦粉)適量
- ◎ コチュジャン大さじ1
- ◎ 粉唐辛子大さじ1
- ◎ 醤油大さじ1
- ◎ 砂糖大さじ3
- ◎ ケチャップ大さじ2
- ◎ ニンニク(すりおろし)大さじ1/2
- ◎ 水大さじ3
- 白ごま(仕上げ)適量
- 【鶏の胸肉】鶏もも、ささみでも美味しいです。
- 【砂糖】代わりにハチミツ・水飴・オリゴ糖を入れる場合は大さじ4がおすすめです。ツヤが出て美味しそうに見えます。
- 【コチュジャン】韓国大手食品会社のコチュジャンがこちら(Amazon、楽天)。韓国の調味料についてはこちらの記事を参考にしてください。
タレの味付けは、少し辛めですが、激辛ではないので辛いものが得意ではない人でも美味しく食べられるレベルだと思います。
辛いものが苦手な方は粉唐辛子とコチュジャンの量を減らして、醤油やオイスターソースを少し追加するのがオススメです。
ひと目で分かるレシピ
- 1鶏の胸肉を食べやすい大きさに切ります。
- 2胸肉に◯ (料理酒2、すりおろしのニンニク1、塩コショウ 多め)を入れて下味をつけます。時間があれば冷蔵庫で20分以上寝かせます。
- 3胸肉に片栗粉(小麦粉)をまぶし、衣をつけます。
- 4サラダ油を入れたフライパンに、衣をつけた胸肉を入れて中火で焼きます。
- 5調味料の◎(コチュジャン1・粉唐辛子1・醤油1・砂糖3・ケチャップ2・すりおろしのニンニク1/2・水3)を混ぜてタレを作っておきます。
- 6胸肉が焼けたら、弱火にして、タレを加えて胸肉に絡ませます。白ごまをかけて完成です♪
★コチュジャンを入れないヤンニョムチキンのアレンジレシピは、こちら
カライチ「人気・定番の韓国料理」レシピ一覧
写真付きの詳しい作り方
1鶏の胸肉を食べやすい大きさに切ります。
鶏ももで作っても美味しいですが、やっぱり脂っぽくなるので胸肉で作ることが多いです。
いつも二枚でボリューミーに作りますが、28cmのフライパンにちょうど入ります。
父が韓国から持ってきてくれた料理用ハサミがいつも大活躍です。
ハサミで切るのって鶏に申し訳ない気もしますが、美味しく食べることで恩返しですね。
唐揚げ用で売っているもも肉であれば、切らずにそのままで。
ハサミで不要な脂を取ったりします。
皮は残しますが、皮が嫌いな方は皮も取ります~。
2胸肉に◯ (料理酒2、すりおろしのニンニク1、塩コショウ 多め)を入れて下味をつけます。
時間があれば冷蔵庫で20分以上寝かせます。お肉も柔らかくなって臭みも取れます。
急ぎで作るときは少しだけおいてから調味します。
ちなみに、ヤンニョムチキンに必要なニンニクのすりおろしは、
下味用と味付け用で2回入れますが、ニンニクの2かけをすりおろして、
2/3は下味に入れて、1/3は味付けのほうに入れます。
いろんな比率で入れてみたところ、私はこのくらいの量がちょうど良い感じでした。
チューブのおろしニンニクでも大丈夫です。生よりチューブのほうが味がまろやかです。
3胸肉に片栗粉(小麦粉)をまぶし、衣をつけます。
片栗粉で作ることが多いですけど、ない時は小麦粉(薄力粉)で作ります。
ビニール袋に入れて混ぜても良いです。
軽く衣が付くくらいの片栗粉を入れて混ぜてから、
その上に片栗粉をもう一度入れてフライパンい入れる前に、もう一度衣をつける流れにすることが多いです。
衣をしっかりつけないと、肉汁が出ちゃって美味しくないので、こんな感じでわりとたっぷりつけます。
衣の付け方は、好みによって調整してください! ケンタッキーのように厚めの衣でも良いですし~
4サラダ油を入れたフライパンに、衣をつけた胸肉を入れて中火で焼きます。
フライパンに胸肉2枚分がぎっしり入ります。
1枚分で作ると重なる部分が少なくなるので作りやすいですが、たくさん作ったら残りをお弁当とかにも入れられるのでいつも2枚で作っています。
大食い夫婦なので、2枚分全部を晩ごはんで食べることもありますが^^;
焼けてきたら裏返します。
少し時間がかかるので、焼いている間にヤンニョム(味付けのタレ)を作っておきます。
5調味料◎を混ぜてタレを作っておきます。
調味料◎ (大さじ)
コチュジャン1・粉唐辛子1・醤油1・砂糖3・ケチャップ2・すりおろしのニンニク1/2・水3
美味しいヤンニョムチキンを作るためには、甘さの加減もかなり大事です。
- 砂糖 大さじ3
- 砂糖 大さじ2+ハチミツ(水飴)大さじ2
この2パターンで作ることが多いです。
私には、砂糖大さじ2では物足りない感じでした。
よりヘルシーなものが良ければ砂糖の代わりに「オリゴ糖」か「ハチミツ」を。光沢を出したければ「水飴」を入れてください。
砂糖+オリゴ糖(水飴)の組み合わせで大さじ5くらい入れる韓国人もいます。味見をして好みの甘さを見つけてください~。
6胸肉が焼けたら、弱火にして、タレを加えて胸肉に絡ませます。
まんべんなく絡めたら、火を止めます。
ヤンニョムは焦げやすいから、気をつけてください。
白ごまをかけて完成です♪
ヘルシーで美味しいヤンニョムチキンの出来上がり~。
赤いですけど、そんなに辛くないです。
作り置きしてお弁当にしたりしても美味しいですが、
やっぱり出来たてが一番美味しいです~!
この日は、作り置きした大根の甘酢漬けが残っていたので、添えて食べました。
夕方だったから、写真が暗いですが…
韓国でチキンを食べる時に、この大根の甘酢漬け(チキンム)を添えて食べる習慣があります。出前を頼んだりお店で食べる時も無料でついてきます。
大根の甘酢漬けレシピ。韓国のチキンに必ずついてくるチキンムを簡単に!
味見で何個か食べたら、ビールが飲みたくなりました…
がぶ飲み。
ヤンニョムチキンを食べると自然と飲みたくなります^^
でも、ご飯にも合うから、お酒を飲まない夫にも喜ばれます。
ヤンニョムチキンを1羽にするか半羽にするか問題
チキンムのレシピにも少し書きましたが、
韓国では出前でチキンを頼む時、1羽単位で注文することが多いのですが、半分はフライド(プレーン)、半分はヤンニョムにしてもらえます。
子供の時に姉と一緒にいつも悩んでいました。
一羽全部をヤンニョムチキンにするか、それとも半分だけヤンニョムチキンにするか。
そのどっちかでしたね。フライドチキン一羽は子供の時に考えられなかったです。それはまさに大人って感じ!
でも、大人になっても、ヤンニョムチキンはやっぱり美味しいです^^
カライチ「人気・定番の韓国料理」レシピ一覧
すももさんのレシピに、また大ハマリです(^o^)
このソース、本当に美味しい✨
大食漢が2人いるので、鶏胸肉だけじゃ足りない!と思い、家にあった「ちくわぶ」を適当に切って入れました(^^)
ちくわぶ特有のもちもち感がソースと絶妙に合って、家族にも好評でした♪
すももさんレシピにもあるように、もちっとした食感の厚揚げにも合いそう!いや、絶対合うに決まってます!
今度、作ってみます♪
>ユッコさん
コメント、ありがとうございます!
ヤンニョムソースを気に入っていただいて嬉しいです~。
ちくわぶがよく合うんですね。今度試してみます★
もちもちの厚揚げにも合いますし、フライドポテトやソーセージ、お餅など合うもの多いですね^^
また何か発見がありましたら教えてください♪
作りましたよー!
家族にも好評で簡単で本当においしい!!
切り餅(トッポギのように棒状に切って)やさつまいもやじゃがいも、キャベツも入れてボリュームたっぷりで本当に満足です。
これはタッカルビにも応用できるレシピですね。チーズかけてオーブンで焼いてもよさそう。
これはリピ決定、また作ります。
>ふうりんさん
好評だったんですね!>< 良かったです!
コメント、ありがとうございます。
私も日本の餅をトッポギのように切ってよく入れます。ヤンニョムチキンのソースとよく合いますよね~。
野菜もたっぷり入れて作られたんですね。入る調味料はタッカルビと大きな違いはないのですが、ヤンニョムチキンはやっぱり甘くてちょっと酸味がある感じですね!