キャベツで自家製キムチ
白菜が旬ではない時期におすすめのキャベツキムチです!
歯ごたえと甘みのあるキャベツに、爽やかな本格ヤンニョムがおいしいです。
韓国の人気レシピと合わせて作り方を分かりやすく紹介します。
材料と調味料+レシピ
- キャベツ3/4〜1玉
- 小ねぎ(にらok)1束
- 玉ねぎ1/2個
- ○ 玉ねぎ1/2個
- ○ にんにく5かけ
- ○ 生姜1かけ
- ○ 梨(省略可・りんごok)小1個
- 塩(150mL)大さじ10
- 小麦粉(もち米粉・ご飯ok)大さじ1+1/2
- ◎ 粉唐辛子大さじ5〜6
- ◎ イワシの魚醤大さじ4
- ◎ 梅シロップ・蜂蜜(砂糖1)大さじ3
- ◎ 塩(味見して調整)大さじ1/4
- 【イワシの魚醤】キムチ用の定番の魚醤です。韓国と日本のイワシの魚醤について詳しくはこちら。イカナゴの魚醤(カナリエキス)やナンプラーでもok。アミの塩辛(Amazonで検索)があれば、大さじ1〜2を入れて塩か魚醤を減らします。
ひと目で分かるレシピ
- 1キャベツを丸ごと洗い、食べやすい大きさに切ります。塩10を溶かした水1Lで漬け、40分〜1時間漬けます(途中で上下を裏返す)。1〜2回洗って水切りをします。
- 2キムチのりを作ります。鍋に水100mL+小麦粉1.5を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。とろみが出たら火を止めて冷まします(省略して3のミキサーにご飯追加でもok)
- 3小ねぎ(にら)は3cm程の長さに切ります。玉ねぎは薄切りにします。ぶつ切りにした○玉ねぎ・にんにく・生姜・梨をミキサーに入れてかけます(おろし器でもok)
- 4ボウルにキムチのり+すりおろし○+調味料◎を混ぜ合わせます。
- 5キャベツ+小ねぎと玉ねぎ(にら)を加えてよく和えます。塩で味を整えて完成です。
- ・半日〜1日間常温で保存後、冷蔵庫に入れます。冷やしてすぐ食べられます。日持ちは3週間を目安に。
- 【※1 水切り】時間があれば30分以上水切りをしてください。味が馴染みやすくなります。
- 【※2 キムチのり】ヤンニョムを野菜によく絡ませる+発酵を進ませるために入れます。代わりに、3のミキサーに「ご飯 1/4茶碗分」入れても良いです。
- 【※3 ミキサー】かけにくかったら、水を少し追加します。
下の手前のものは、ミキサーにかけるもの。
右は小麦粉で作ったキムチのり。ご飯があれば、わざわざ作らなくてもいいです!ミキサーにご飯も一緒に入れてかけるだけでok。下記の韓国レシピ1番目を参考にしてください。
キムチのり+すりおろし○+調味料◎を混ぜ合わせて、キムチヤンニョムの出来上がり!
熟成期間が短いので、韓国の市販イワシ魚醤は匂いなど気になる方がいるかもしれません。匂いに敏感な方は、癖の少ない日本のイワシの魚醤、韓国のカナリエキス、アミの塩辛がおすすめです。
魚醤なしで塩だけで作るレシピは、下記の韓国レシピ2番目を参考にしてください。
即席でも食べられますけど、熟成すると、葉脈(茎)の太いところまで味がよく馴染んで美味しいです。
キャベツ特有の食感と味に、パンチの効いたヤンニョムがおいしいです。
白菜キムチのように、万能副菜として活躍します〜!
では、写真付きのレシピ+Blogの前に、韓国のレシピをお届けします。
後半には付け合わせで食べた際の食事風景の写真をたっぷり^^
韓国人主婦の人気レシピ2選
キャベツキムチの韓国レシピを2つお届けします。
本格ヤンニョム
韓国人主婦の人気レシピチャンネルです。
調味料は少し違いますが、作り方はほぼ一緒なので合わせて参考にしてください。
■材料
キャベツ 1/2株、粗塩 150ml、ニラ100g、小ねぎ50g
■ヤンニョムと調味料
乾燥赤唐辛子30g、にんにく100g、アミの塩辛 大さじ1、ご飯 大さじ2、玉ねぎ1/2個、水 200mL、粉唐辛子 大さじ5、生姜シロップ大さじ1、蟹の魚醤大さじ5、梅シロップ 大さじ5、塩 大さじ1/2
粉唐辛子だけではなく、乾燥赤唐辛子をミキサーにかけて入れているので、鮮やかな色になるし、味もさらによくなります。
乾燥赤唐辛子をミキサーにかける前に10分ほど水につけています。乾燥唐辛子は、鷹の爪のような小さい唐辛子ではなく、程よい辛さと甘みがある大きい種類のものです。
ミキサーには、ご飯も入れています。キムチのりを作らなくてもいいので、このやり方も人気です。
梨やりんごを入れず、生姜シロップ(レシピ)と梅シロップを入れて甘みを〜。魚醤は、蟹の魚醤というちょっと珍しいものを入れていますが、癖もなく美味しそうですね。
下記の白菜キムチのレシピにもこちらの方のレシピ動画を紹介しましたが、基本の作り方は一緒です。
白菜が旬の時は、白菜キムチもぜひ!
魚醤なしでもok
作り方と調味料がシンプルなレシピですが、こちらも美味しそうです。
魚醤を入れずに、塩だけで作る時に参考にしてください。
■材料
キャベツ1玉、小ねぎ、にら、玉ねぎ1個、塩3/4カップ
■ヤンニョムと調味料(大さじ)
粉唐辛子12、梅シロップ4、にんにく2、生姜1/2、塩1.5、ごま1
小麦粉 大さじ1/2で作ったキムチのり
塩水ではなく、塩で漬けています。漬ける時間は1時間半くらい。
塩水のほうがまんべんよく浸かりやすい長所がありますが、好みによって分かれる感じです。
キムチも漬物のひとつなので、やっぱり塩漬けが一番大事な作業と言われていますが、色々試してみて好きな漬け方と漬け時間を見つけてください♪
キムチを漬けるときに、梅シロップ(レシピ)が人気ですが、なければ、りんごや梨のすりおろし、ハチミツなどで大丈夫です。
上記レシピ、両方ともにらが入っていますね。にらの風味もキムチを美味しくしてくれるので、好きな方はぜひ。
写真付きの詳しい作り方+Blog
キャベツキムチの作り方と、付け合わせで食べた際の食事風景を写真と合わせてお届けします〜!
Step1キャベツを丸ごと洗い、食べやすい大きさに切ります。
汚れている外側の葉を取り除き、丸ごと洗います。塩もみしてから洗うので軽くで大丈夫です。
塩10を溶かした水1Lで漬け、40分〜1時間漬けます。
150mL・3/4カップくらいを目安に。
水に溶かしてから、
キャベツにかけます〜。
大きいサイズのキャベツだったので、少し残しました。
ボウルが小さくて白菜を丸ごとで漬ける際に大変だったので、大きいボウルを買いました。^^;
途中で上下を裏返します。
まんべんなく塩気が届くように。
40分くらいから、しなやかになっているか、漬け具合をチェックします。
私は1時間くらい漬けましたが、40分でもいいし、好きな塩加減に合わせて!
季節によってキャベツが柔らかったり硬かったりするから、それにもよりますね。
1〜2回洗って水切りをします。
洗うことで雑味が流れ、塩加減がちょうどいい感じに。
キャベツを漬けている間に、味付けのヤンニョムを準備します〜。
Step2キムチのりを作ります。鍋に水100mL+小麦粉1.5を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。
小麦粉、またはもち米粉を大さじ1+1/2。
ごはんがあれば、ミキサーに入れるだけで簡単ですけど、ご飯がなかったので〜
とろみが出たら火を止めて冷まします。
濃度は人によってキムチの種類によって少し違います。2番目の韓国人主婦のように、薄めに作ったりもします。
キムチのりは、ヤンニョムを野菜によく絡ませる+発酵を進ませるために入れます。
暑い夏場は、発酵の進み具合が少しゆっくり目で、さっぱり味になるから、もち米粉より小麦粉で作るほうが人気。大きな違いではないので、あるものでok!
次は、ヤンニョムに入る野菜と薬味と果物です。
Step3ぶつ切りにした○玉ねぎ・にんにく・生姜・梨をミキサーに入れてかけます(おろし器でもok)
小ねぎ(にら)は3cm程の長さに切ります。玉ねぎは薄切りにします。
梨があるから、水を入れなくても良かったですが、かけにくかったら、水を少し入れても良いです。
代わりにリンゴでもいいし、両方なければ省略しても良いです。
美味しそうだけど、にんにくと生姜入りだから、パンチがあります♪
次に入れる調味料を準備。粉唐辛子とイワシ魚醤です。
今回、韓国の魚醤を使いましたが、熟成期間が短いので、癖が少ない日本のイワシ魚醤がおすすめです。
Step4ボウルにキムチのり+すりおろし○+調味料◎を混ぜ合わせます。
キムチのりと、ミキサーにかけた○を入れてから、
◎ 粉唐辛子 大さじ5〜6
◎ イワシの魚醤 大さじ4
◎ 梅シロップ・蜂蜜(砂糖1)大さじ3◎ 塩(味見して調整)大さじ1/4
粉唐辛子は5を入れて混ぜてから、色が薄かったら追加調整します。
いわし魚醤の匂いが苦手な方は、魚醤を減らして、塩またはアミの塩辛を追加します。
梨入りだから、ほんのり甘いですけど、もう少し甘み調味料を追加します。
去年漬けた梅シロップが残っていたので、大さじ3入れました。
夫がお風呂上がりに炭酸割りで飲んじゃうから、気づけばこれだけ^^;
梅シロップがなければ、ハチミツやオリゴ糖、砂糖で調整しても良いです。甘さ控えめがよければ、果物のすりおろしだけでもいいし〜
全部混ぜ合わせて、本格キムチヤンニョムの出来上がり。
キャベツ以外に、白菜など他の野菜でキムチを漬ける時にも使えます。
Step5キャベツ+小ねぎと玉ねぎ(にら)を加えてよく和えます。
素手で和えたりもしますが、しばらくにんにくの香りがしぶとく手から離れないので、、
ポリの手袋などをつけて和えるのが良いです。
小ねぎとにらの緑色が鮮やかだから、キムチ人気の副菜。
玉ねぎは、ミキサーにも入れているので省略しても良いですけど、熟成した時も甘くておいしいから、入れるのが好きです。
キャベツに水がたくさんついていると、ヤンニョムがよく馴染まないので、しっかり切ってから入れます〜!
キャベツを入れてよく和えます。
ヤンニョムがちょうどいい量でした。
容器に入れて完成!
美味しくなれ〜♪
容器が大きかったですが、熟成時に空気が入るのがよくないから、ちょうど入るサイズの容器が良いです^^;
翌日の朝まで食卓に置いてから、冷蔵庫に保存しました。17時間くらい置いたかな。
1日くらいは常温で発酵させてもいいです。
冷蔵庫に入れる前に、ちょっと覗いてみました。
ひとつ味見したり。おいしい〜
冷蔵庫で冷やしてから、その日の昼から食べ始めました。
食事風景。キャベツキムチを付け合わせに
その日のお昼は、真夏のように暑かったので、冷麺を食べることに。
キャベツキムチを少し出しました〜
業務スーパーで買ってきたふるる冷麺。
しなくてもいいですけど、キャベツキムチは出す時に、一度上下を混ぜました。
キムチの匂いがふわっと^^ 匂いを嗅ぐだけでスタミナがつきそうです。
冷麺に添えて食べるキュウリとトマトも用意。
餃子も焼いて、、
いただきましゅー。
二人なのに、なぜか3人前。
キャベツキムチは、餃子の副菜にもピリッと美味しかったし、水冷麺のトッピングにも良かったです。
翌日のお昼はチャプチェ。
生姜焼き用のお肉があったので、フライパンで炒めて簡単に。
野菜炒めのように簡単ですね〜
と、コメントを書いてくださった方がいましたが、本当にそんな感じです。
チャプチェにも、爽やかでパンチのあるキャベツキムチがよく合いました。
キャベツは葉脈のところがかなり太いですけど、
3日くらい後には葉脈まで味がしっかり馴染んでおいしかったです。
晩ご飯のカレーに添えて食べたり〜
私はカレーの副菜としてキムチが好きですけど、スパイス料理にキムチを添えて食べることを夫は理解できない様子です。
この日は、鯖の塩焼き。
魚料理の箸休めにも、キムチがいいですね。
鯖には大根おろし! かぼちゃサラダと味噌汁も。
ご飯がおいしい♪
味が馴染んでも、白菜のようにキムチヤンニョムが染み込んでいる感じではなく、
味も白菜キムチくらいの美味しさではなかったので、夫は白菜キムチのように喜んで食べてくれなかったですが…^^; 万能副菜として十分活躍してくれました。
アマゾンプライムで韓国ドラマを見ながら食事。
こちらの記事で紹介したウヨンウ弁護士の母役の方が出てました。
葉脈のところも味がしっかり馴染んでいるし、歯ごたえもあってマシッソヨ〜
葉脈という言葉を今回のレシピを書きながら、初めて知りました。茎のほうが分かりやすいですかね…
その日の晩ご飯はステーキ!
両面を強火で1分ずつ焼いてから、弱火で蓋をして1〜2分蒸して完成♪
いつもハサミで切るから、切り方があまり綺麗じゃないですけど、夫が喜ぶ料理のひとつ。
箸休みにキャベツキムチを^^
この日は、レンチンむね肉を手で裂いて、キャベツキムチを添えてヘルシーごはん♪
サッポロ一番ラーメンにキャベツキムチをのせて食べたりも〜
鮭を焼いておひるごはん。
結構たっぷり作ったから、キャベツキムチがまだこんなにありました〜
少しお皿に盛って。
いただきましゅー。
夫と食べ物の好みが真逆なので、鮭の脂のあるところは、私のお皿に。
マシューとミルにもお供え。
わかめと大根の和え物は、下記レシピの残りタレで作ったものですけど、よく合いました!
彩り野菜とむね肉の韓国冷菜(ネンチェ)レシピ。万能辛子ソース
デザートは、白熊。
この日も、同じドラマを見ていました。53話あるから、マラソンです。
ドラマのタイトルは『たった一人の私の味方』^^
この日は、牛ももの切り落としがあったので、
プルコギを作りました〜
前日、夫が作ったおかゆ沼。
レシピは私が書いたけど、作るのはほぼ夫です。笑
いただきましゅー。
プルコギとキャベツキムチをのせて、マシューとミルにもお供え。
沼のレシピに、炊飯器の下にマシューが見上げている写真を載せましたが、沼を器に盛る時にいつもマシューの顔を思い出します。
去年よりも美味しく感じます。
同じドラマを見ながら食事。
後半にいくと、ウヨンウ弁護士の母役の女優さんがほぼ主演に近いストーリーになってました。
夜もご飯を食べながら、視聴を続け、マラソン完走!
韓国ドラマあるあるのシーン^^
この日は、チャジャンミョン(韓国のジャージャー麺)。インスタントですけど〜
大盛りです。
ジャージャー麺に、合わないわけがないですね!
あと少し^^
最後のキャベツキムチが輝いていました。
この日も、鯖でした〜
美味しそうに焼けました。
ご飯が食べたくなるおかずですけど、、
この日もおかゆ沼を。
沼にはササミが入っているから、付け合わせにはお肉料理よりお魚が合う感じです。
キャベツキムチをのせて、いただきましゅー♪
撮った写真を減らして減らして100枚^^;
最後まで見てくださってカムサハムニダ。