焼き肉についてくる大根サンム
韓国の焼肉屋さんにいくと、出てくる野菜が多いですが、その中でサンムというものがあります。
大根の酢漬けですが、サンチュでお肉を巻いて食べる時に食べやすく、薄くスライスされています。
韓国語では「쌈무 サンム」と書きますが。쌈(サン・サム)=包む 、무(ム)=大根の意味なので、包むための大根という名前です。
基本は、左側の真っ白の酢漬けですが、醤油入りの人気レシピ動画があったのでそれも作ってみました。
基本と醤油入りのアレンジレシピを両方とも、韓国のレシピ動画と合わせて紹介します。塩入りか醤油入りかだけ違いがあって、お酢・砂糖・水という酢漬けの調味料と比率は基本同じです!
さっぱりと甘酸っぱく、お肉料理がさらに美味しくなりますし、消化にも良いです。だんだん味が馴染んで美味しくなるので、作り置きにおすすめです~。
材料と調味料
- ■ 基本のレシピ ■容器1個分
- 大根1/2本
- ◎ 塩大さじ1/2
- ◎ 砂糖大さじ5
- ◎ お酢大さじ5
- ◎ 水大さじ10
- ■ 醤油入りのレシピ ■容器2個分
- 大根1/2本
- 玉ねぎ小2個
- ◎ 醤油(大さじ7)1/2カップ
- ◎ 砂糖(大さじ7)1/2カップ
- ◎ お酢(大さじ14)1カップ
- ◎ 水(大さじ14)1カップ
- 【お好みで追加】青唐辛子、乾燥した赤唐辛子、にんにくを追加しても美味しいです。わさび(からし)を少し追加しても良いです。
- 【調味料の比率】お酢:砂糖:水は、1:1:1 または 1:1:2 の比率で作るのが人気です。
ひと目で分かるレシピ
- 1大根を薄く輪切り、または半月切りにして容器に入れます。
- 2調味料◎を混ぜ合わせ、容器にかけて完成です。
- 【※1 大根の厚さ】スライサーを使っても良いです。歯ごたえを楽しみたい方は、少し厚めに切ってください。
- 【※2 加熱OK】調味料◎は鍋で加熱して混ぜ合わせても良いです。お酢は酸味が飛んでいくので、火を止めて最後に加えます。
- 【食べごろ】薄くスライスした場合は、冷蔵庫で冷やしてすぐ食べられます。1日以降味が馴染んでさらに美味しくなります。太めに切った玉ねぎは、3日後が辛味も抜けて美味しいです。
韓国の人気レシピ動画4選
韓国人の作り方を人気レシピ動画と合わせて紹介します。
2番目だけ醤油入りで、残りは基本酢漬けのレシピです。動画のタイトルに韓国語の料理名「쌈무 サンム」と書いてあります~。逆に「무쌈 ムサン」とも言います。
- スマホではYouTube画面が小さいので、四角い「全画面」ボタンを押すことで画面の大きさを調整してください。
各レシピ動画の調味料と、紹介したレシピと違うところを中心にまとめました。
- 1【韓国人気レシピアプリより基本レシピ】水1カップ、砂糖1カップ、お酢1カップ、塩 大さじ1/4 ★鍋で調味料を加熱して混ぜ合わせる
- 2【韓国人主婦の人気レシピNo.1】大根1.3kg、醤油2カップ、お酢1カップ、砂糖1カップ弱、水1カップ ★輪切りにした生の青唐辛子も入れてピリ辛、醤油は多めに
- 3【韓国人主婦のレシピNo.2】塩大さじ2、水1/2カップ、お酢1/2カップ、砂糖1/2カップ ★大根に塩 大さじ2で塩漬けしてから、混ぜ合わせて調味料を加えて常温で1時間置く
- 4【韓国人主婦のレシピNo.3】大根1kg、水2カップ、砂糖1カップ、お酢1カップ、塩 大さじ1/2 ★鍋で調味料を加熱して混ぜ合わせる
大根の厚さは、1番目の動画が一番目安になります。韓国の焼肉屋さんでもこんな感じのものがよく出てきます。
2番目の醤油入りのレシピ動画は、再生数が多い人気レシピですが、とても簡単で美味しかったです。
醤油の量は、紹介したレシピより2倍の割合で入れているので、もっと濃い味になります。青唐辛子がなかったので、乾燥した赤唐辛子(鷹の爪)を少し入れてピリ辛にしました。
最後のレシピは、以前紹介したチキンムのレシピとほぼ同じ調味料の割合で作っています。動画の方も言いましたが、チキンム(レシピ)と味付けはあまり変わらないので、チキンや冷麺、ビビン麺を食べる時にも副菜として活用できます!
やっぱりサンムは、サムギョプサルや焼き肉が一番ですね。
薄いからお肉を巻いて食べやすく、お肉の脂っぽさも消してくれます。一番おすすめのお肉料理は、豚バラを使った下記の2つです~。
写真付きの詳しい作り方
大根1本の半分は、基本のサンムを作り、半分は醤油入りのサンムを作りました。
まずは、基本のレシピで
Step1大根を薄く輪切り、または半月切りにして容器に入れます。
基本のサンムは、スライサーを使って輪切りにしました~。
うちのスライサーが薄さを調整できないもので、かなり薄めでしたが…
お店で出てくるものは、これよりは少し厚みがあります。
Step2調味料◎を混ぜ合わせ、容器にかけて完成です。
◎ 塩 大さじ1/2
◎ 砂糖 大さじ5
◎ お酢 大さじ5
◎ 水 大さじ10
ひたひたになるくらいに入れます。
調味料が足りなかったら、タレをまた作って追加しますが、少しだけ足りなかったら水かお酢を少し追加するだけでも良いですね。
これで、基本のサンムは出来上がり♪
外は日が沈もうとしていました。
次は、醤油入りのレシピ
2番目のレシピ動画を参考にして作ったものです。
Step1大根を薄く輪切り、または半月切りにして容器に入れます。
これは包丁で半月切りにしました。スライサーで切った時より厚めに。
切ったものを容器に入れます。
ここには玉ねぎも~。
スライスにしたにんにくと、乾燥した赤唐辛子も半分にちぎって入れました。大根の葉も!
にんにくは、食べなくても(私は食べますが)タレに良い匂いが移りますし、殺菌効果もあるのでおすすめです。
Step2調味料◎を混ぜ合わせ、容器にかけて完成です。
◎ 醤油(大さじ7)1/2カップ
◎ 砂糖(大さじ7)1/2カップ
◎ お酢(大さじ14)1カップ
◎ 水 (大さじ14)1カップ
タレが足りなかったので、後で水とお酢を追加してこんな感じに。
醤油入りのサンムも出来上がり♪
外は暮れていました^^;
最近、午後4時から暗くなりますね。早い…
色んな料理の付け合わせに
翌日、味見をしてみます。
薄くスライスしたサンムは、作った夜に冷やしたものを出して食べましたが、
味がしっかり馴染んではなかったので、1日以降がおすすめです。
だんだん美味しくなります。
醤油入りのサンムは、玉ねぎとにんにくと唐辛子入りなので
もっと複雑な味がして美味しかったです。
パンチもありますし、玉ねぎの甘みもありますし。
つけ汁は料理する時に入れたりしていますが、参考動画の方は大根などをまた追加してくださいと言ってました。
基本のレシピも良いけど、やっぱりこっちのほうがお気に入りでした^^
玉ねぎは、水にもさらさず入れているので、
一日後にはまだ辛さが残っていました。
玉ねぎも、サムギョプサルなどお肉料理によ~く合いますよね。
こっちの大根の厚さのほうが歯ごたえがあって好きでしたが、夫は薄いほうが良いとのことで…
人それぞれだなと思いました^^;
マシューは、どっちが好きかな?
ある日は、
沼食に添えて、
沼食については、こちらの日報に書きました~。
動画の方が、普通のインスタント麺、ビビン麺も
これさえ添えて食べれば、すごく美味しくなると言いましたが、
焼きそばに添えて食べても美味しかったです。
さっぱりとした味わいなので、味が濃いもの、脂っぽいものが特によく合いました。
この日は、サムギョプサル(豚バラ)に添えて食べました。
エゴマの葉の漬物(レシピ)も出して、豪華の3種セット^^
ご飯は沼でしたが^^;
真ん中の味噌は、この前、新大久保のスーパーで買ったサムジャンです。
野菜に包んで食べるための味噌なので、最初の文字がサンム(쌈무)と同じく「包む」と意味の쌈(サム)が入っています。
サンムと味付けしてないお肉だけでは味が薄いので、サムジャン(レシピ)か焼き肉のタレをつけて食べるのが美味しいです。
ソウルの焼肉屋さんでランチする時にも、サンムが出てきましたが、赤く綺麗にそまっているものでした!
骨付きのカルビも、冷麺も美味しかったな…
このサンム以外に、サムギョプサルによく合うネギサラダと、玉ねぎサラダは、こちらのレシピで紹介しました。
では、お肉料理に合う簡単な大根の漬物がほしい時に、ぜひ作ってみてください~。