ほうれん草の和え物。ナムル&ムチム
ほうれん草のナムルは、韓国の食卓ではキムチと一緒に並べられることが多い人気の常備菜です。
ほうれん草自体が甘いので使う調味料はとてもシンプルですが、韓国人主婦が作るナムルの基本レシピを紹介したいと思います。
もう一つ、コチュジャンとお酢を入れたピリ辛和え物(ムチム)のレシピも合わせてお届けするので、違う味付けにしたい時に活用してください!
ほうれん草のナムルで簡単なビビンバも~!
ピリ辛和え物(ムチム)を作る時に、もう少したっぷり調味料を入れて和えると、ビビンバのタレを入れなくても美味しいです。
韓国人主婦が丁寧に説明してくれる動画レシピも載せました。
材料と調味料
- ■ ナムル ■
- ほうれん草1束
- 塩(茹でる時)大さじ1/3
- ◎ 醤油大さじ1
- ◎ ごま油大さじ1+1/2
- ◎ 白ごま(すりごまでもOK)大さじ1
- ◎ にんにく(すりおろし)少し
- ■ ピリ辛和え物(ムチム)■
- ほうれん草1束
- 塩(茹でる時)大さじ1/3
- ◎ コチュジャン大さじ1/2
- ◎ 粉唐辛子大さじ1/3
- ◎ お酢(あればリンゴ酢)大さじ1
- ◎ 砂糖大さじ1/2
- ◎ ごま油大さじ1
- ◎ 白ごま(すりごまでもOK)大さじ1
- ◎ にんにく(すりおろし)少し
- 【ネギ】長ねぎの白い部分をみじん切りにして入れると、風味豊かで美味しいです。
- 【コチュジャン】韓国で人気のブランドはこちらの記事を参考にしてください。
ひと目で分かるレシピ
- 1ほうれん草の根本を切り落とし、食べやすい大きさにします(根本を4等分に切るなど。動画+写真を参考)。綺麗に洗って砂を落とします。
- 2鍋に湯をわかし、塩 大さじ1/3を入れます。ほうれん草を30秒〜45秒程ゆで、水にさらし水気を切ります。
- 3ボールに各調味料◎をよく混ぜ、ほうれん草を加えまんべんなく和えます。味見をして醤油または塩で塩加減を調整します。完成♪
参考になる韓国レシピ動画
こちらの韓国人主婦の動画レシピと合わせて参考にしてください。
ほうれん草のナムル(英語字幕付き)
ほうれん草の上に調味料を入れて和える人も多いですが、味にムラができやすいので、先に調味料を混ぜてからほうれん草を和えるほうが良いと勧めています。
ほうれん草の根本を切る方法や、茹で方も参考になると思います。
ほうれん草は茹ですぎると美味しくないので、短めが良いですね。動画の方のように、ほうれん草を入れて再びお湯が沸くタイミングであげる人が多いです。
すりごまにして入れています。ほうれん草のナムルは、新鮮で美味しいごま油と白ごまを入れるのが大事とのこと!
ほうれん草のピリ辛和え物(ムチム)
韓国では、和え物のことをムチム(무침)と言います。ほうれん草は韓国語でシグンチ(시금치)なので、この料理の名前はコチュジャン シグンチ ムチム(고추장 시금치 무침)です。
動画の方は、上記で紹介したレシピから「梅シロップ(メシルチョン)」を追加して作っています。ある方は入れてくださいね。梅シロップについては、調味料記事に書いてあります。
また、ごま油の代わりに「えごま油」を入れています。
韓国ではごま油と同じくらいえごま油が人気ですが、ビビンバの具にしても美味しい大根のナムルもえごま油を入れる人が多いです。Amazon「えごま油」売れ筋ランキング
写真付きの詳しい作り方
Step1ほうれん草の根本を切り落とし、食べやすい大きさにします
ほうれん草の根本はピンク色になっているものが美味しいです。
根本を4等分に切ります。綺麗に洗って砂を落とします。
根本が小さいものは2等分に。
ちぢみほうれん草は、長さが短いので切らなくても良いですが、普通のほうれん草は半分に切ったりします。栄養を考えて、茹でてから切っても良いのですが…。
にんにくはみじん切りにします。
私は生のにんにくは少し苦手なのでほうれんそう2束に対して、にんにくはひとかけらだけ。
動画ではかなり入れてます^^ 量は好みによって調整してくださいね。
Step2鍋に湯をわかし、塩 大さじ1/3を入れます。ほうれん草を30秒〜45秒程ゆでます。
塩を入れることで、ほうれん草の色が鮮明になります。
ほうれん草を入れて、再びお湯が沸くタイミングであげる人が多いですが、私はもうちょっと早めにあげることが多いです。
水にさらし水気を切ります。
手で絞るときは、力を入れすぎないほうが良いです。
水にさらさないほうが甘さが抜けないから良いと言う人もいますが、水にさらす人のほうが多いと思います。
ナムルとムチム用で一束ずつ茹でました。ほうれん草を茹でたら、和える準備をします。
ソウルの実家でもらった「えごま油」で和えてみました!瓶に「기름병 油瓶」と書いてあります。韓国の市場にある油専門のお店で購入したものだと思います。
Step3ボールに各調味料◎をよく混ぜ、ほうれん草を加えまんべんなく和えます。
ナムルとピリ辛ムチム用の調味料と、大きいボールを用意します。
ナムルの調味料は
◎ 醤油 大さじ1
◎ ごま油 大さじ1+1/2
◎ 白ごま(すりごまでもOK)大さじ1
◎ にんにく(すりおろし)少し
醤油を入れずに、塩だけで味付けしても美味しいです。年配の方は塩だけで和える人が多い感じです。
塩だけの時は、水気が少なく味にムラができやすいので、そこだけ注意が必要です。
箸より手で和えたほうが良いですね。
ナムルの完成~♪
私は追加しませんでしたが、味見をして薄く感じたら醤油、または塩で塩加減を調整します。
ナムルをお皿か入れ物に移してから、次のムチムに続行~!
ピリ辛和え物(ムチム)の調味料は
◎ コチュジャン 大さじ1/2
◎ 粉唐辛子 大さじ1/3
◎ お酢(あればリンゴ酢) 大さじ1
◎ 砂糖 大さじ1/2
◎ ごま油 大さじ1
◎ 白ごま(すりごまでもOK)大さじ1
◎ にんにく(すりおろし)
ほうれん草自体が甘いので、砂糖はもっと少なめで良いかもしれません。
このタレはチョジャン(レシピ)としても使えます。
ブロッコリーや生わかめをつけて食べても美味しいです。
ほうれん草をよく和えたら、
ムチムの完成~♪
ピリ辛で甘酸っぱい味に、ごまの油が香るおかず!
韓国の定番の味付けです。
ナムル(나물)とムチム(무침)の2種和え物の完成です。
ほうれん草って根本がほんのり甘くて美味しいですよね。
もぐもぐ食べて、ポパイのようにパワーアップ(ポパイって古いけど)
ミニビビンバ丼にして食べました^^
ナムルのレシピは、本場韓国のレシピだとしても日本で知られているレシピとそんなに変わらないと思います。
日本では旨味が足りないと思う時に、鶏ガラスープの素を少し入れる人が多い様子ですが、韓国でも味の素を入れたりします。
でも紹介したシンプルな調味料だけで作る人が多いと思います。ほうれん草が美味しいのでそれで十分のような気がします。
では、ナムルと、ピリ辛ムチム。作り置きにもお弁当にも良いおかずなので、ぜひ~。
ビビンバの人気具レシピ:大根のナムル・もやしのナムル・ズッキーニのナムル
ビビンバのタレ:レシピ