なすのユッケ
韓国で話題の茄子ユッケを作ってみました。
皮を剥いて作るので食感が滑らか〜。塩にんにくを効かせたヤンニョムに、濃厚な黄身と混ぜて味変も楽しめます。
電子レンジで簡単に作れるので、夏に嬉しい一品です。
参考にした韓国のレシピと、違うヤンニョムで楽しめる日本の人気レシピも合わせてお届けします。
材料と調味料+レシピ
たくさん作り置きするのがおすすめです。
茄子のユッケを2回くらい食べられる量で作りました。
- なす(小)6本
- 卵の黄身
- ◎ 塩小さじ1
- ◎ 砂糖大さじ1
- ◎ おろしにんにく大さじ1/2〜1
- ◎ 粉唐辛子(好みで)大さじ1/2
- ◎ ごま油大さじ2
- ◎ 白ごま大さじ1
- 【◎ヤンニョム】あれば長ねぎか小ネギも細かく切って入れるのがおすすめ。粉唐辛子の代わりに「コチュジャン」でもok。アレンジについては下記の韓国+日本の人気レシピを参考にしてください。
ひと目で分かるレシピ
- 1茄子のへたを切り落とし、ピーラーで皮をむきます(むかなくてもok)。1〜2個ずつラップで包みます。電子レンジにすべて入れ、やわらかくなるまで600Wで6分加熱します。
- 2氷水にラップのまま入れて冷まします。食べやすい大きさに手で裂きます。水気を軽く絞ります。
- 3ボウルに◎を混ぜます。茄子を入れて和えます。味見して塩などで味を整えます(冷蔵庫で1時間以上十分冷やすのがおすすめ)。半分をお皿に盛って黄身をのせたら出来上がり。
- 【※1】茄子の量や大きさによって加熱時間を調整してください。半分の量であれば3〜4分。
皮をむいたことで食感がよくなりますし、味付けのヤンニョムも馴染みやすくなります。
ごま油香る茄子ユッケの出来上がり♫
ツルッと食感が美味しい! なすの旨味に、塩にんにくが効いて飽きない味です。
皮の栄養がもったいない方は皮がついたまま作っても良いです。
黄身をのせるので、茄子は冷蔵庫で十分冷やしたほうが美味しいです^^ 味もさらに馴染んで美味しくなります。
では、写真付きのレシピの前に、韓国+日本のレシピをお届けします。
韓国+日本の人気レシピ
韓国の下記テレビ番組で、茄子ユッケ(가지육회=カジ ユッケ)を初めて知りました。
レシピを紹介している若い人は女優さんですが、兄弟13人の長女として育った環境もあり、料理を大量で器用に作れるので、最近、料理関連のバラエティ番組で人気みたいです。
■材料と調味料(大さじ)
茄子(大きめ)10本
砂糖4、ごま油4、にんにく2、塩少し、ヨンドゥ(연두)適量
茄子の皮を剥いてから、レンチン。
ラップで包む際に、ごま油をかけていましたが、あとで片付けが面倒そうだったので私は省略しました。ごま油をかけることで水分が出にくくなると思うので、食感が少し変わるかもしれませんね。
ヤンニョムの調味料を見ると、緑色のヨンドゥ(Amazon)という調味料を使っていましたが、これは韓国で万能調味料として人気のものです。科学調味料は入ってなく、醤油のように豆を発酵させたものに野菜エキスを混ぜて作ったものです。
色が黒くないので、ナムルやスープなどにもよく活用されますが、今回の料理も黒くないほうが美味しそうに見えるのでちょうど良いですね〜。商品の宣伝になるので、番組ではちらっとしか出て来なかったです。笑
日本の茄子ユッケレシピ2選
調べてみたら、茄子ユッケという名前のレシピは、韓国より日本のほうが多かったです^^;
リュウジさんの下記レシピが一番人気の様子です(3年前の動画だからリュウジさんが若く見えました)
■材料と調味料
なす 2個(1本約80gのもの)
卵 1個
焼肉のたれ 大さじ1強
味噌 小さじ1
ごま油 小さじ半分
塩 少々
うま味調味料 1振り
★お好みで 小ねぎ、すりごま、ラー油
皮付きのまま、調理しています。
調味料は、焼肉のタレ+味噌+うま味調味料を使っているので、失敗しにくい組み合わせですね!
ラー油が好きな方は、このようにごま油を少なめに入れて、ラー油を加えるのもアリですね。
あと、料理研究家の栗原はるみさんのこちらのレシピも美味しそうでしたが、
■材料と調味料
茄子4本
コチュジャン 大さじ1~2
酢 小さじ1
砂糖 小さじ1
ごま油 大さじ2
ヤンニョムの調味料は、コチュジャン中心で辛め! お酢を少し入れるのも美味しそうですね。
はるみさんは、皮を剥いて作っていました。
韓国のレシピは、既存の「茄子のナムル」のヤンニョム(塩、醤油中心)に近いイメージですが、日本のレシピは味噌やコチュジャンを使うレシピが多いですね。
でも、茄子ナムルは写真のように基本皮付きなので、皮をむくところが新しかったです。
紫色の皮には栄養があるので剥くのがもったいない気がしますが、剥いたほうが食感が美味しくなる+味が馴染みやすくなるので、むくほうもぜひ試してみてくださいね!
写真付きの詳しい作り方+献立Blog
Step1茄子のへたを切り落とし、ピーラーで皮をむきます。
むくことで全体的に滑らかな食感になります。
栄養重視の方は、むかなくても良いです!
1〜2個ずつラップで包みます。
電子レンジにすべて入れ、やわらかくなるまで600Wで6分加熱します。
全体に火が通っているか確認します。色が変わってない部分などあれば、1〜2分追加加熱します。
Step2氷水にラップのまま入れて冷まします。
氷水に入れても、なかなか芯まで冷えないので、和えたあと、冷蔵庫で冷やすのがおすすめです。
食べやすい大きさに手で裂きます。水気を軽く絞ります。
水気が多すぎると、味がぼやけるので、お皿に溜まった水を捨てたり、水気を軽く絞ったりするのが良いです。
Step3ボウルに調味料◎を混ぜます。
◎ 塩 小さじ1
◎ 砂糖 大さじ1
◎ おろしにんにく大さじ1/2〜1
◎ 粉唐辛子(好みで)大さじ1/2
◎ ごま油 大さじ2
◎ 白ごま 大さじ1
この日は、粉唐辛子を入れずに作りました。あっさりとした塩味に!
でも、にんにくをたっぷり入れてパンチを^^
茄子を入れて和えます。
味見して塩などで味を整えます。
茄子に水気が多い場合、味が薄くなるので、塩で塩加減を調整します。
好みで醤油などで調整しても良いです!
とろっとした茄子に、ごま油香る塩にんにくが効いて美味しい!
ごまは、調味料合わせに入れちゃってもいいけど、最後に入れました〜
冷蔵庫に入れて1時間以上十分冷やすのがおすすめです。
この日は器に移してから冷やしました。2回くらい食べられる量ですね。
これだけで食べるなら、ちょっとぬるくても美味しいけど、
黄身をのせる場合は、しっかり冷やしたほうが美味しいです〜。
半分をお皿に盛って黄身をのせたら出来上がり。
レシピを紹介した韓国の女優さんは、ユッケの食感に近いと言ってましたが、
牛肉ユッケとはやっぱり違う気がしたものの、結構美味しい食感でした^^
だから、和える時も結構食べちゃいました〜
おつまみにも良さそうでしたが、ご飯のお供に!
蕎麦やうどんにも
茄子のナムルも蕎麦とかうどんに添えて食べるのが好きなので、茄子ユッケも添えて食べたりしました〜
よく合いました!
刻んだミョウガも添えて食べましたが、とても美味しかったです。
ピリ辛ヤンニョムで!茄子ユッケ
違う日は、少しスパイシーな茄子ユッケを。
この日は、長茄子4本で作りました。
◎ 塩 小さじ1
◎ 砂糖 大さじ1
◎ おろしにんにく大さじ1/2
◎ 粉唐辛子(好みで)大さじ1/2
◎ ごま油 大さじ2
◎ 白ごま 大さじ1
粉唐辛子のパンチがあるから、にんにくは少なめに。
粉唐辛子がない方は、はるみさんのように、コチュジャンを入れるのも良いですね。
コチュジャン入りではまだ作ったことがないので、私も今度試してみたいです!
この日、6分レンチンしてしばらく予熱で火を通らせて、氷水にも長めにつけておきましたが、
色が茶色になってしまいました^^;
紫色の部分は、水溶性成分のため、水に溶けてしまうので、あんまり長めに放置するのはよくないんですね。
ヤンニョム以外は、作り方は一緒! 手で裂いてから、
ヤンニョムとよく和えて、、冷蔵庫で十分冷やしてから、
お皿に盛り付け、黄身をのせて出来上がり♫
黄身をのせると、華やかに見えますね。
韓国はユッケに黄身がのってないこともありますが、日本でユッケが付く料理には必ず黄身がのっているから面白いです〜。ユッケのシンボルのような感じ^^
ピリ辛茄子に、黄身がとろりと美味しかったです!
夫は生卵があまり好きじゃないから、黄身は要らないと言ってましたが^^;
食べている途中でねぎのパンチもほしくなったので、やっぱり茄子ナムルのようにネギ入りが良かったなと思いました。
この日のお昼ごはんは、こんな体制で。
普通のご飯でも良かったですが、トマトカレーがあったので。。
この前作ったらっきょうの酢漬けも出しました〜
いただきましゅー。
残りの茄子ユッケは、冷たいうどんにキュウリや小ネギと混ぜて食べたり〜
おつまみとして食べたり〜
知り合いのおじさんおすすめの夏限定の塩レモンサワーと一緒に乾杯。
もったいないなと思い、皮をむくことに抵抗がありましたが、こういう食べ方も美味しいなと新しい発見^^
ヤンニョムのアレンジによっても違う茄子ユッケが楽しめるので、参考にしていただけると嬉しいです!