おうちで韓国のりを作ろう。
ごま油の香りに、ほんのり塩が効いている韓国のり。
ごはんに巻いて食べる時のパリッとした食感もたまりませんね♪
自家製韓国のりは、自分好みで油と塩の加減を調整できるところが良いです。油も新鮮だから体にも優しいです。
作り方はシンプルで簡単!
韓国人の人気レシピと合わせて、おうちで美味しく作るコツをお届けします。
材料と調味料
- 海苔10枚
- 刷毛、またはポリ手袋
- ◎ えごま油、またはごま油大さじ2
- ◎ サラダ油大さじ1
- ◎ 塩海苔1枚に2つまみくらい
- 【海苔】韓国では焼き海苔ではなく、焼いてない海苔・乾き海苔(Amazonで検索)で作ります。
- 【油】韓国ではごま油より、えごま油で作るほうが人気です。
ひと目で分かるレシピ
- 海苔全体が入る大きいフライパンがない場合は、海苔を半分に切ってから焼きます。焼き網で焼いても良いですが、詳しくは下記韓国レシピ3番目を参考にしてください。
- 1ごま油(えごま油)とサラダ油を混ぜます。
- 2海苔1枚に刷毛またはポリ手袋で油を塗ってから、塩を2つまみくらい、まんべんなく振ります。
- 3その上に海苔を重ねます。油がつくように上から手でギュッと押してから、油→塩を繰り返します(油は最初の海苔だけ両面で、次からは上の片面だけでOK)。塗り終わったら、5分ほどおきます。
- 4空のフライパンを熱してから、弱火にして、海苔の両面をヘラやフライ返しで押しながら焼きます。(2枚重ねて焼いてもOK)
- 5色が明るい緑に変わり、パリッとした感じになったら、出来上がりです。食べやすい大きさにハサミか包丁で切ってお召し上がりください。
- ・【作りおき・保存】密閉できる容器やフリーザーバッグに入れて冷蔵・冷凍保存します。油と塩をつけた海苔を冷凍保存し、食べる直前に焼いて食べても良いです。
海苔を重ねて油と塩をつけていきます。2枚目からは両面つける必要はありません。
塩は、焼く時に落ちるので、少し多めが良いです。
ごま油やえごま油はすぐ熱くなるので、サラダ油やオリーブ油などを混ぜて海苔につけます。
フライパンで焼く際には、油は引かないです。
基本弱火ですが、様子を見てやや中火に近く調整しても良いです〜。日本の海苔は厚めなので、下記の韓国レシピよりは、焼けるのに時間がかかります。
作りおきにも良いですが、湿気がよくないから、密閉できるものに入れて保存します。
油と塩をつけた海苔を冷凍保存して食べる直前に焼いて食べても良いですが、油を塗った時にすぐ焼いたほうがもっと美味しい感じなので、焼いたものを作りおきするほうがおすすめです。
ごはんとお酒のお供、韓国のり。
マグロを韓国のりで巻いて食べても美味しいです^^
では、詳しいレシピ+Blogの前に本場のレシピ情報をお届けします。
韓国人の人気レシピ3選
参考になる韓国レシピを3つお届けします。
油と塩をつけてから焼くという基本の作り方は一緒ですが、油の種類や比率、焼き方、道具で違いがあります。
海苔を重ねることで、綺麗に焼ける
ベテラン主婦の人気レシピチャンネルです。
★前半は、日本語字幕あります。
フライパン、刷毛、海苔、塩
■油
えごま油:オリーブ油を1:1
塩のかけ方と焼き方において、2つのTipがあります。
塩は、ふりかけできる容器に入っているものがやりやすいですが、穴が大きい場合、かけすぎてしまうから、お米を入れることで適量出やすくなるらしいです。
また、焼き方では、全部重ねて焼くと、早くて、デコボコさがなく綺麗に焼けるとのことです。焼けた海苔は一番上にのせて、その繰り返しです。
普通は1枚か2枚で焼く人が多いですが、こちらの焼き方も良さそうですね!
動画から韓国の海苔を見ると、日本の海苔より薄いことがわかります。薄い分、パリッと焼けやすいですし、焼く時間も短いです。
少し穴も空いていたりして日本の海苔のようにきっちり(?)してないです。次のレシピ動画の海苔のように、きっちりしているものもありますが…
油は、刷毛なしでポリ手袋でもOK
簡単で作りやすいレシピとして人気のペク・ジョンウォンさんのレシピ動画です。
ポリ手袋を使ったほうは、早くて、油も節約できるから、おすすめとのことです。
★日本語字幕あります。
フライパン、ポリ手袋、海苔、塩
■油
えごま油(ごま油):サラダ油を2:1
塩は、うま味調味料が少し入っているマッソグム(맛소금)を使っています。味の素に抵抗感のない方は塩に味の素を少し加えてみてください。
動画の最初の画面に書いてありますが、韓国のりのことを韓国では、
「조미김・チョミキム・調味キム」と言います。
チョミ(조미)は調味。漢字の音読は日本語と韓国語がすごく似ているので覚えやすいです。
海苔は、김(キム)ですが、漢字がないです。はるか昔から生活の中にあるものは、漢字がなくて短い言葉が多いです。大根=ム(무)、キュウリ=オイ(오이)も全部漢字のない韓国語です。
キンパ(김밥)は直訳すると海苔ごはん♪
直火で焼いても美味しい
韓国人主婦が熟練の技で韓国のりを作るレシピ動画です〜。
焼き網で焼いて作ったほうが美味しいと言う人もいるので、おうちに焼き網があれば、こちらの焼き方も試してみてください!
網、刷毛、海苔、塩
■油
えごま油だけで
網で焼くときも、1番目レシピのように海苔を重ねていく流れが美味しく、綺麗に出来上がるとのこと。
挟める網があれば、全部重ねるけど、普通の網だったら、1枚か2枚をトングでとって焼いていく感じで良さそうですね。
こちらの海苔の和え物も、今回の韓国海苔も、湿気てしまった海苔を美味しく食べるリメイクレシピとして活用できます。
韓国海苔のふりかけも美味しいから、今度紹介したいと思います。
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1ごま油とサラダ油を混ぜます。
えごま油がなかったので、ごま油にしました〜
ごま油だけで作ると早く熱くなり、苦味も出たりするので、サラダ油を混ぜて作る人が多いです。
サラダ油の代わりに、オリーブ油がヘルシーで良いですが、オリーブ油は少し癖があるから、サラダ油で…
Step2海苔1枚に刷毛で油を塗ります。
刷毛の代わりにポリ手袋でもいいけど、環境には刷毛が優しそうですね^^
塩を2つまみくらい、まんべんなく振ります。
塩はお好みの量で!
ただ、焼く時に落ちたりするので、少し多めかなと思うくらいが良いです。
Step3その上に海苔を重ねます。
上から手でギュッと押してから、油→塩を繰り返します。
油は最初の海苔だけ両面で、次からは上の片面だけでOK
片面だけつけるのが韓国スタイル?です。
(日本の海苔は厚いほうだから、両面軽くつけてもいいかもしれませんが)
重なっているから、手でギュッと押すと、つけなかった面も油と塩がつきます。
海苔10枚に、ごま油大さじ2+サラダ油1を混ぜたものが気持ちよく完売!
塗り終わったら、5分ほどおきます。
少し置くことでごま油が海苔に染み込んでもっとパリッと焼けます。
Step4空のフライパンを熱してから、弱火にします。
海苔の両面をヘラやフライ返しで押しながら焼きます。
だんだん焼かれていきます。
火力は家によって若干違いますが、うちは弱火が弱すぎて弱〜中火くらいがいい感じに焼けました。
2枚重ねて焼いても良いです。
1番目レシピ動画のように全部重ねて焼いても良いですが、焼き加減がちょっと見えにくいところがあるので、焼くのが慣れてきた人に良いかなと思います。
Step5色が明るい緑に変わり、パリッとした感じになったら、出来上がりです。
韓国のように焼いてない海苔・薄い海苔で作ると、色の変化が分かりやすいですが、
日本の海苔は厚くて色が変わっているか分かりにくいので、
横から確認するのが分かりやすいです。デコボコになってて焼かれている感じに。
海苔が違うから、韓国人が作っているようにさっと焼けず… 2枚重ねて焼いて、4分くらいかかった気がします。
明るいところで見ると、色が変わっているのが分かりやすかったです。
明るい緑色、黄色のところがよく焼けているところで、焦げたら、黄色が茶色に変わります。
食べやすい大きさにハサミか包丁で切ってお召し上がりください。
ハサミで切ってお皿に!
5枚分は焼いてすぐお昼のおかずに。残りの5枚分は焼かず冷凍保存しました。
マシューとミルにもお供え。
海苔を焼きながら、前日、作りおきしたサバ缶キムチチャーハンをレンチン。
前日、スーパーで遭遇した半額のマグロとカツオも^^
そして、お刺身用で大根の千切りをたっぷり用意しました。
キムチチャーハンに、韓国のり! この日のチャーハンが薄味でごま油も入ってなかったから、韓国のりがちょうどよかったです〜。
コチュジャン入り豚キムチチャーハン(レシピ)も海苔付きで食べることが多いです。
昔から韓国でマグロ食べ放題の飲み屋がけっこう人気で、昔行ったことがありますが、
マグロを韓国のりで巻いて食べる人が多かったです。
サムギョプサル(レシピ)のように、塩入りのごま油につけて食べたりも。
マグロがあっさりしているから、それもけっこう合うんですよね。
大根とシソも添えて、お醤油をかけて食べたり。
カツオはおろしショウガと大根で。
まぐろユッケとか、辛いものが好きな方には、ここに酢コチュジャンだれ(レシピ)がおすすめです〜
冷凍した韓国のりを焼いて、ごはんのお供
数日後。
油と塩をつけてから冷凍保存したものをフライパンに。
1番目レシピ動画のように、全部重ねて焼くスタイルに。
下のものが焼けてきたら、一番上にのせていく流れです。
隣のコンロでは、玉ねぎとねぎを麺つゆで煮込んで、
コロッケをのせて、卵とじにしました。
夫伝授の簡単レシピ。とんかつで作るときも多いです^^
焼いた海苔は、ハサミで切ってお皿に。
サラダを足して、お昼です。
いただきましゅー
ごはんを巻いて実食。
作りおきしたものは、塩の味が薄くなる気がするので、即席で食べる時よりもっと塩の量を増やしたほうが良いと思います。
塩辛くないから、おつまみにも良い感じ^^
2番目のペク・ジョンウォンさんのレシピ動画で、贈り物として乾き海苔をよくもらうからそれで作るという話をしていましたが、
うちも実家がお店をやっているから、お正月やチュソク(お盆)の時期に取引先から乾き海苔や韓国のりが届きます。
それで、母も時々フライパンで海苔を焼いていましたが、油を塗る時にスプーンでつけていた記憶があります^^