自家製の白菜キムチ
無人野菜販売台で買ってきた大きな白菜1株でキムチを漬けました。
今回、ヤンニョム(味付け)の決め手は、大根!
大根のスッキリとした甘みが、白菜キムチの旨味をアップグレードしてくれます。
また、ご飯を入れて作りました。
韓国ではご飯入りで作る人が多いですが、キムチのりより簡単なのでオススメです。発酵が進んで深い味わいに〜!
材料と調味料+レシピ
中がぎっしり詰まっている重い白菜でした。軽い白菜の場合は調味料を少なめに調整します。

- 白菜1株
- 小ねぎ(長ねぎok)1束
- 大根小1/3本
- 塩(漬ける時)大さじ12
- ○ にんにく7かけ
- ○ 生姜1かけ
- ○ りんご(梨・熟れた柿ok)1個
- ○ ごはん1/2茶碗分
- ◎ 粉唐辛子大さじ8
- ◎ イワシの魚醤大さじ4
- 塩(味見して調整)大さじ1
- ハチミツ(味見して調整)大さじ2
- 【イワシの魚醤】韓国の魚醤(Amazon)と日本の魚醤(Amazon)を半分ずつ入れました。お持ちの魚醤を活用してください。アミの塩辛があれば追加して塩か魚醤を減らします。
- 【ハチミツ】代わりに梅シロップや砂糖でも良いです。
ひと目で分かるレシピ
- 1白菜を食べやすい大きさに切り、洗います。塩12を溶かした水1Lに白菜を1時間漬けます(途中で上下を裏返す)。軽く洗ってから、しっかり水切りをします(※1)
- 2ぶつ切りにしたリンゴ+にんにく+しょうが+冷めたごはん○をすべてミキサーに入れてかけます。(ごはんがなければ、キムチのり※2を作ります)
- 3小ねぎを3cm程の長さに切ります(長ねぎはみじん切り)。大根を千切りにします(スライサーok)。
- 4ボウルに大根の千切り+ミキサーでかけた○+調味料◎を入れて混ぜ合わせます。
- 5白菜を加えてよく和えます。味見をして塩やハチミツで味を整えます。小ねぎを加えて和えたら、完成です。
- ・1日間常温で保存後、冷蔵庫で冷やしてから召し上がってください。即席でも食べられますが、3〜4日熟成させると、さらに美味しくなります。日持ちは塩分量によって変わりますが、1ヶ月を目安に。
- 【※1】塩の半分を白菜に振りながら重ねていき、残りの塩と水1Lを混ぜて最後にかけても良いです。やりやすい方法で! 30分以上水切りをするのがおすすめ。味が馴染みやすくなります。
- 【※2 キムチのり】鍋に水8+もち米粉(小麦粉)2を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。とろみが出たら火を止めて冷まします。ごはんやキムチのりは、ヤンニョムを野菜によく絡ませる+発酵を進ませるために入れます。
右下にある白いものが、ご飯やりんご、ニンニクなどをミキサーにかけたものです。
千切りにした大根をたっぷり。小ねぎの白いところはみじん切りにしましたが、3cm切りでも良いです。
熟れて柔らかくなった柿も入れました〜。
混ぜ合わせてヤンニョム(=キムチの素)を作ります。
塩漬けした白菜、小ねぎと和えて出来上がり!
写真は4日目♪
漬けてすぐも美味しいですけど、数日後にはまた違う美味しさが待っています!
基本の作り方は、以前紹介した下記レシピとほぼ変わらないです。
こちらでは、ご飯を入れず、キムチのりを別途作りました。
韓国のレシピ動画も載せたので参考にしたい方はぜひチェックしてくださいね。

このような形で丸ごとで作ろうかなと思いましたが、早く食べたかったので、細かく切って作りました^^
キムジャンキムチと言いますが、下記レシピで紹介しました。
キムチに熟れた柿を入れても良いことは、上記レシピを書きながら学びました♪
また、キムジャンキムチのヤンニョムソには、大根を基本入れます。
写真付きの詳しい作り方+Blog
保存容器に入れておいた粉唐辛子を全部使ったので、足す作業から^^
去年、ソウルの実家からたくさん持ってきたので、まだ残っています。
粉唐辛子によって、キムチの味と見た目が結構変わります。
韓国で使う粉唐辛子は、鷹の爪のような小さくてすごく辛い種類ではなく、大きい種類の唐辛子を使います。わりと程よい辛さで、綺麗な赤です。
Step1白菜を食べやすい大きさに切り、洗います。
1株で作るためには、大きいボウルが必要です。切ると、ボリュームがかなり増えるので!
ポリ袋などで工夫する方もいますよね。
塩12を溶かした水1Lに白菜を1時間漬けます。
量が多いから、塩の半分を白菜に振りながら重ねていき、残りの塩と水1Lを混ぜて最後にかけるほうが楽かもしれません。やりやすい方法で!
まんべんなく塩気が届くように、途中で上下を裏返します。
このくらいのボリュームだったのが、
1時間後にこのくらいになりました。
様子を見て、時間を伸ばしても良いです。
厚い白いところは、ほんのりでも大丈夫です。
味付けのヤンニョムにも塩気があるので、熟成中にさらに味がしっかりとなります。
軽く洗ってから、しっかり水切りをします。
大きいザルがなくて、2つに分けて水切りしました。大きいザルを買わないと^^;
水切りをしっかりすると、ヤンニョムがよく付くので、30分以上水切りするのがおすすめ。
水切りをしてから、次のヤンニョムを準備すると、時間的にちょうどいい感じです。
写真の米粉でキムチのりを作ろうかなと思いましたが、
炊飯器にごはんがあったので、写真のキムチのりはパス!
こちらのキムチレシピに載せた写真です。もしご飯が無い場合は、作ってください。
鍋に水8+もち米粉(小麦粉)2を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。とろみが出たら火を止めて冷まします。
Step2ぶつ切りにしたリンゴ+にんにく+しょうが+冷めたごはん○をすべてミキサーに入れてかけます。
まず、にんにく7かけと生姜1かけ。
生姜は少しで良くて、なければ省略しても大丈夫です。
りんごもぶつ切りにして入れました。梨などでも良いです!
ちなみに、隣の家から頂いたもの。実家が農園をやっているとのことでよくいただくんです。ありがたい。。
スーパーで売っているものは、皮に油がついていることが多いから、洗剤で洗ったり、皮を剥いて使いますが、油がついてなくて水で洗うだけに。
ごはん1/2茶碗分も。
ちょっと温かったので、少し冷ましてからミキサーにかけました。
ご飯が入っているから、ねっとりとしています。
Step3小ねぎを3cm程の長さに切ります。大根を千切りにします。
小ねぎの白い部分はみじん切りにしました。長ねぎがあれば、みじん切りにします。
大根の千切りは細めがいいので、スライサーを使いました。
Step4ボウルに大根の千切り+ミキサーでかけた○+調味料◎を入れて混ぜ合わせます。
◎ 粉唐辛子 大さじ8
◎ イワシの魚醤 大さじ4
粉唐辛子は、少なめに入れてから、和えたあと、色味を見て追加しても良いです。
韓国人はもっと真っ赤な色合いにします^^
手作りキムチの良さのひとつは、辛さと甘さを調整できること。
辛いものが苦手な家族も美味しく食べられるように、程よい辛さにしています。
Step5白菜を加えてよく和えます。
ポリ手袋をつけてまんべんなく和えます。
味見をして塩やハチミツで味を整えます。
塩を大さじ1入れました。
ハチミツの代わりに、梅シロップを大さじ2入れました。去年作ったものが残っていたので〜。
色も薄かったので、粉唐辛子を大さじ1追加。
小ねぎを加えて和えたら、完成です。
ボウルについているヤンニョムも綺麗に拭き取って保存容器に。
美味しく熟成されるように、
ラップを上にかけてから手で押して、空気が入らないように整えます。
発酵!熟成期間中の味の変化
漬けてすぐ食べても美味しいけど、ニンニクの辛味などが強いです。
それが好きな人もいますけどね。
1日間、日差しが入らないところに置いてから、冷蔵庫に入れて一晩。
本格なキムチの匂いがします〜
まだ1日半しか経ってないけど、美味しそうです。
お皿に盛って、いただきましゅー。
ほうれん草ナムルと大根ナムルを作って、野菜ビビンバにしました。
夫がキムチを一口食べて、辛いと言いましたが、結構たくさん入れて混ぜて食べました。
お腹パンパン。美味しかったです^^
漬けて4日目の昼。
白菜と大根から、さらに水気が出てきたので、お皿に出す前に一度全体を混ぜました。(やらなくても大丈夫ですけど)
白菜の白いところもしっかり味が馴染んでいて美味しくなっていました。
食感もシャキシャキといい感じです。
丸鶏を煮込んで、ペクスク風に用意。
煮込んだスープにごはんを入れて、白菜キムチを添えて食べました^^
鶏出汁スープにも白菜キムチがよ〜く合いますよね。タッコムタン(レシピ)やサムゲタン(レシピ)の副菜としてもおすすめです。
鶏肉に皮が多くて少し脂感が強かったですが、この白菜キムチでスッキリ。
白菜キムチのヤンニョムに大根が入っているから、スッキリさっぱりが最高でした!
発酵による乳酸菌があるから消化に良いだろうけど、食べた瞬間から消化に効く感じがします。
甘くなったと言いながら、夫もパクパク食べてくれました。
市販キムチでは絶対味わえない美味しさなので、時間がある時にぜひ作ってみてください^^