定番で人気!海鮮とネギのチヂミ
韓国の海鮮チヂミは、小ねぎを入れて作るのが定番です。
海鮮の旨味と小ねぎの甘みが美味しくて、お酒がすすむ人気のおつまみメニューです。
今回は、本場のお店でよく見かける形の本格レシピを紹介します!
参考にした韓国版『きょうの料理』番組とチヂミ人気店映像も合わせてお届けします。
材料と調味料(2枚分)+レシピ
- 小ねぎ1袋
- シーフードミックス120g
- 卵1個
- サラダ油適量
- ◎ 天ぷら(チヂミ粉)180ml
- ◎ 水100ml
- ◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1
- 【海鮮】手軽に冷凍のシーフードミックスを使いましたが、生のイカやタコ、えび、あさりなどお好みに合わせて用意します。
- 【◎ チヂミ粉】天ぷら粉や、お好み焼き粉、たこ焼き粉でも美味しいです。薄力粉を使う場合は塩を少々入れます。Amazonチヂミ粉一覧
ひと目で分かるレシピ
- 1シーフードミックスを水で洗い、塩小さじ1を溶かした水200mlに入れ15分ほどおいて解凍します。小ねぎは根本を切り、3~4等分に長さをそろえて切ります。
- 2ボウルに◎を入れてよく混ぜ、生地を作ります。硬めが良いです。
- 3水気を切ったシーフードミックスに天ぷら粉(分量外・大さじ1~2)をまぶし、作った生地 大さじ3を加えて混ぜます。ボウルに小ねぎを入れて生地をつけます。
- 4熱したフライパンにサラダ油をひきます。生地をつけた小ねぎをそろえて並べ、シーフードミックスをのせます。溶き卵をかけます。
- 5強めの中火で焼き、下の全体がカリカリと固まってきたら、返します。油を少し追加し、フライパンを回してまんべんなく流します。両面焼き目がつき、具材に火が通ったら完成です。
- 【※1】小ねぎの半分は左右を変えて根本がバランスよく混ざるようにします。
- 【※4】材料は2枚分なので、ねぎなど半分の量を使います。
生地をつけた小ねぎを並べ、シーフードミックスをのせ、溶き卵をかけます~。
両面が美味しそうに焼けたら、できあがり♪
小ねぎは重ねすぎず、薄く並べて焼いたほうが美味しいです!
包丁や、ハサミで食べやすい大きさに切ります。下記にのせた人気店映像のように、真ん中だけ切れば、あとはお箸でちぎりながら食べやすいです。
簡単+本格。チヂミのたれ
簡単なたれの作り方は「醤油、お酢、水 各大さじ1」を混ぜるだけ。たれを作るのが面倒であれば、ポン酢でも美味しいです。
韓国のチヂミには辛い青唐辛子が少し入っていることが多いですが、チヂミに入れてない分、粉唐辛子や一味唐辛子でたれをピリ辛味にするのがおすすめです。生の辛い青唐辛子があれば、刻んでチヂミかたれに入れるのが一番良いですね。
さらに本格なたれの作り方は、こちらの長ねぎチヂミレシピで紹介しました。
では、写真付きのレシピの前に、韓国のレシピ情報をお届けします。
韓国レシピ+人気店の作り方
今回参考にした韓国のレシピと、チヂミ人気店の作り方を映像と合わせて紹介します。
参考にした料理研究家のレシピ
今年、韓国の教育放送の料理番組で放送されたレシピを参考にしました。日本の『きょうの料理』のような番組で、料理研究家が丁寧に作り方を教えてくれます。
タイトルに今回の料理名「해물파전 ヘムルパジョン」が書いてあります。해물(ヘムル)は海鮮、파(パ)はねぎ、전(ジョン)はチヂミの意味!
※最後にレシピのまとめが出ます。要約が見たい方は9:50から
■材料
小ねぎ 80g、アサリ190g、卵1個、唐辛子1本
水100ml、チヂミ粉130g、揚げ物粉60g
【タレ】醤油1T、水1T、お酢 1t、みじん切りの青+赤唐辛子少々
生地は、チヂミ粉と揚げ物粉をブレンドして作っています。
揚げ物粉はヤンニョムチキン(レシピ)や天ぷらを作る時によく使うものですが、カリッとした食感を出すためにチヂミを作る時にも少し混ぜることが多いです。揚げ物粉がなければ、もち米粉や米粉でも良いとのことです。
作り方はほぼ同じ流れで作りましたが、生地をつける前に小ねぎに粉をまぶすところだけ省略しました。赤唐辛子を一番上に乗せるから見栄えが良いですね~!
同じ料理研究家が紹介したレシピでオイキムチ(レシピ)も以前に紹介したので、興味のある方はぜひ。
人気店の作り方
今回のような形のチヂミは、釜山のトンネ(東莱・동래)という地域に美味しいお店が多いらしいです。
トンネパジョンの人気店の映像ですが、作り方が参考になります!
チヂミをじっとさせず、フライ返しでずっと叩いたり広げたりしています。生地は油で焼いたところが美味しいので、まんべんなく焼くための工夫ですね。
先に小ねぎを広げてから、生地を少しずつ加えていきますが、生地の量も少なく、裏返す時にバラバラになりやすいから慣れてないと難しそうです。
両面が同じ感じで仕上がり、バランスがよくて、すごく美味しそうです!
釜山は、ソウルから福岡へ行く時に1泊泊まっただけで観光できませんでしたが、美味しいグルメも多い都市なので、機会があれば行きたいな~とずっと思っています。
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1シーフードミックスを水で洗い、塩小さじ1を溶かした水200mlに入れ15分ほどおいて解凍します。
塩を入れると臭み除去にも良いみたいです。
時間がない時は、レンジで解凍したりも~。
小ねぎは根本を切り、3~4等分に長さをそろえて切ります。
韓国の小ねぎは長さが短くて、参考番組を見ると、2等分に切っていますが、日本の小ねぎは3~4等分くらいが良い感じになります。
Step2ボウルに◎を入れてよく混ぜ、生地を作ります。
◎ 天ぷら(チヂミ粉)180ml
◎ 水 100ml◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1
今回は、天ぷら粉で作りました!
にんにくを入れるとひと味違うのでおすすめです~。
生地は、硬めが良いです。
水は入れすぎないようにします。
Step3水気を切ったシーフードミックスに天ぷら粉をまぶし、作った生地 大さじ3を加えて混ぜます。
生地がよくつくように、先に天ぷら粉をまぶします。
それから、生地 大さじ3くらいを入れて混ぜておきます。
ボウルに小ねぎを入れて生地をつけます。
小ねぎの半分は左右を変えて根本がバランスよく混ざるようにします。
Step4熱したフライパンにサラダ油をひきます。生地をつけた小ねぎをそろえて並べ、シーフードミックスをのせます。
材料は2枚分なので、ねぎなど半分の量で。
この日、2枚で焼くのが面倒で、小ねぎを厚めで重ねて並べましたが、料理研究家の説明通り、薄く焼いたほうが美味しかったです!
なので写真よりは小ねぎを薄く並べて焼くのがおすすめです^^;
溶き卵をかけます。
溶き卵が片方に流れてしまい、理想の形ではなかったのですが、これはこれなりに美味しそうに見えました。
この日は、溶き卵1個分を1枚に使いましたが、番組のようにちょびちょびかけたら、2枚分になりますね。
Step5強めの中火で焼き、下の全体がカリカリと固まってきたら、返します。
裏はこんな感じになっています^^
油を少し追加し、フライパンを回してまんべんなく流します。
もう一度、裏返してみると、こんな感じに。
この形のチヂミは、初めて作ったのですが、初めてにしては悪くないなと思いました。
両面焼き目がつき、具材に火が通ったら完成です。
包丁や、ハサミで食べやすい大きさに切ります。
食べてみたら、真ん中だけ切れば、あとはちぎりながら食べやすかったです。
タレは簡単に、お酢と醤油と水を各大さじ1を混ぜて作りました。小ねぎも少し。
粉唐辛子を入れたほうがアクセントになって美味しい気がします。番組では辛い青唐辛子入りのピリ辛タレ♪
付け合わせには、ヤンパチャンアチ。
韓国のチヂミ専門店でもよく出てくるものです。
油っぽいチヂミを食べたあと、さっぱりと美味しいです。
韓国人料理研究家の人気レシピを参考に作ったものです! レシピはこちら
違う日の海鮮チヂミ。さらに美味しく
美味しかったのですが、少し厚かったところが反省点だったので、違う日にリベンジを。
同じ材料で~。
小ねぎは、もう少し細い種類でしたが。
にんにくもたっぷり入れて~。
作り方は、同じですが、小ねぎを薄く並べました。
この日も、溶き卵が流れてしまい、羽になりましたが…
裏返すと、こんな感じ^^
もう一度裏返して、ヘムルパジョンの出来上がり♪
料理研究家の説明通りに、小ねぎを薄くして焼いてみたら、さらに美味しかったです。
もっと腕が上がったら、人気店のような作り方もやってみたいです。
夫が海鮮が駄目なので、もう一枚は、シーフードナシで作りました。
シンプルなねぎチヂミに^^
油は、あまり使わずに焼いてみました。
夫用でこのネギチヂミだけでは少ないので、
玉ねぎと人参で、チヂミみたいな天ぷら? 天ぷらみたいなチヂミ?をもう一枚作りました。
海鮮チヂミと関係ない話ですが…
海鮮ねぎチヂミ、美味しくてお酒がすすみました! ご飯の代わりにも良い感じです。
本格そうなこの形の海鮮チヂミも、作ってみると難しくなかったのでぜひ~。
長ねぎで作るチヂミのレシピはこちらにありますが、2番目に紹介したレシピ動画では長ねぎで今回のような形のチヂミを作っています。