玉ねぎの醤油漬け=ヤンパチャンアチ
毎日の食卓に出したい美味しい玉ねぎの醤油漬けです。
韓国でよく食べる漬物のひとつですが、ヤンパ チャンアチ(양파 장아찌)と言います。
ヤンパ(양파)は玉ねぎ、チャンアチ(장아찌)は漬物・醤油漬けの意味があります。
作るのは、簡単!
切った玉ねぎと青唐辛子を容器に詰め込んで、混ぜ合わせたタレをかけるだけで出来上がりです。
さわやかで口直しにちょうど良い副菜として活躍します。
料理研究家の人気レシピを参考に作りましたが、韓国のレシピ動画と合わせて定番の作り方も紹介します。
材料と調味料+レシピ
- 新玉ねぎ3個
- 青唐辛子2本
- レモン1/2個
- ◎ 昆布出汁(水でも)1カップ
- ◎ お酢1カップ
- ◎ 砂糖1/2カップ
- ◎ 醤油1/4カップ
- ◎ 塩大さじ2
- 【青唐辛子、レモン】お好みで省略可。鷹の爪や乾燥した赤唐辛子でピリ辛味にしても良いです。好きな方はにんにくも少し。
ひと目で分かるレシピ
- 1昆布出汁を作ります。水1カップに昆布1枚を入れて30分ほどおきます(冷蔵庫で3時間〜半日でも)。煮出しで作っても良いです。
- 2玉ねぎを一口サイズのザク切りにします。青唐辛子は1cm程の輪切りにします。レモンは薄切りにします。
- 3保存容器に玉ねぎと青唐辛子を詰め込みます。一番上にレモンを乗せます。
- 4調味料◎を砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜ、保存容器にかけて完成です。
- ・【保存と食べごろ】冷蔵保存し、1時間ほど冷やしてからすぐ食べられます。普通の玉ねぎで作る場合は、辛味が抜ける半日〜1日後が美味しいです。
- ・【日持ちと長期保存】日持ちは10日ほど。日持ちを伸ばしたい場合は ■保存容器を熱湯消毒 ■タレに焼酎を入れる ■タレを加熱して作る(沸騰直前に昆布を出し、残りの調味料を入れて作る) ※詳しくは下記の韓国レシピを参考に
この日は、餃子の付け合わせに。
さっぱりと美味しいので、チヂミやサムギョプサル(レシピ)の副菜にもおすすめです。
後半で詳しく紹介しましたが、タレはサラダのドレッシングとしても調味料としても活用できます。
では、写真付きの詳しいレシピと食事記録の前に、韓国のレシピを紹介します。
韓国の人気+定番レシピ
今回参考にした料理研究家の人気レシピと、定番のレシピを2つ紹介します。
参考にした人気No.1レシピ
韓国で有名な料理研究家のレシピです。
最近、このレシピがすごく人気だったので、参考にして作りました。ほぼアレンジなく作りましたが、焼酎だけ省略しました。
■材料
新玉ねぎ(小)6個
青唐辛子(辛い種類)5本、レモンスライス6枚
■タレの調味料
昆布出汁水 2カップ
お酢 2カップ
砂糖 1カップ
醤油 1/2カップ
塩 大さじ4
焼酎 1/2カップ
レモンは殺菌効果があるので、一番上に乗せてからタレをかけるのが良いみたいです。焼酎も殺菌のために入れるので、最後にかけます。
日持ちは、冷蔵で1ヶ月。保存容器も熱湯消毒して、焼酎も入れて、野菜の水もしっかり拭いた上での賞味期限です。
こちらも人気。定番の作り方
もともと、韓国のチャンアチ(=漬物、醤油漬け)には、レモンは入らないです。また、一度タレを加熱して作ることが多いです。
こちらのレシピが定番の作り方に近いので、韓国で食べたヤンパチャンアチを再現してみたい方はこちらがおすすめです。
■材料
玉ねぎ 3個
青唐辛子(辛い種類)3本
■タレの調味料
昆布出汁(水でも) 1カップ
醤油 3/4カップお酢 1/2カップ
焼酎 1/4カップ
砂糖 1/2カップ
作り方は簡単! 鍋にタレの調味料をすべて入れて、沸騰したら火を止めます。少しだけ冷ましてから、切っておいた玉ねぎと青唐辛子にかけるだけです。
1日常温で保存したあと、2〜3日間冷蔵庫で熟成後、食べごろとのこと。新玉ねぎで作ると、熟成期間が短めでも美味しいですね。
ヤンパチャンアチは、たっぷり作り置きして何ヶ月間にかけて食べる人も多いですが、さらに日持ちを伸ばしたいときは、途中でタレだけ出して加熱したうえで入れ直します。タレは完全に冷ましてから玉ねぎにかけて保存します。
写真付きの詳しい作り方+Blog
1昆布出汁を作ります。水1カップに昆布1枚を入れて30分ほどおきます。
常温で30分でも出汁が結構出てきますが、時間があれば冷蔵庫で3時間〜半日じっくり水出しします。水出しに使った昆布は、出汁が残っているので味噌汁などで再活用します〜。
煮出しで作っても良いです。沸騰する直前に火を止めて昆布を取り出します。
2玉ねぎを一口サイズのザク切りにします。
青唐辛子は1cm程の輪切りにします。レモンは半分に切って薄くスライスにします。
3保存容器に玉ねぎと青唐辛子を詰め込みます。
一番上にレモンを乗せます。
1個分、全部のせちゃったのですが、参考にした料理研究家のレシピでは半分くらいの量で十分です。
4調味料◎を砂糖と塩が溶けるまでよく混ぜます。
◎ 昆布出汁(水でも)1カップ
◎ お酢 1カップ
◎ 砂糖 1/2カップ
◎ 醤油 1/4カップ
◎ 塩 大さじ2
昆布出汁に砂糖を入れて、お酢を入れて…
お醤油と塩を加えます。
今回のレシピは、塩入りなので、通常のレシピより醤油は少なめに入れます。
スプーンで混ぜて、砂糖と塩がよく溶けたら、
保存容器にかけて完成です。
ちょっと薄暗くなった夕方頃に出来上がり!
作ってすぐ冷蔵庫に入れました。新玉ねぎだから、辛味が少なくて冷やしてすぐ食べられますが、味が馴染んだ翌日から食べ始めました。
翌日の午後。
一度全体をよくかき混ぜました。
ぎゅうぎゅうに詰め込んだ玉ねぎから水分が抜けてスペースが少しできています。
一週間くらいで食べきりました。
今回容器の熱湯消毒もせず… 昆布出汁も常温の水出しにしましたが、一週間は大丈夫でした〜。
1つの容器あたり、3〜4食分の副菜になったから、合わせて7食くらい。
塩辛くもなく、さっぱりと美味しいチャンアチ。
レモンも入っているから、さわやかで口直しにちょうどいい感じでした。
付け合わせ、タレの活用
タレがドレッシングにもなるから良いですね。
レタスやトマトに、タレもかけて食べるのがお気に入りでした。
この日は、焼きそばの日。
手抜きしたいときは、これです。
いつものように、3人前で作って
夫はかなり大盛りで、私はちょっと大盛り。
玉ねぎの酢しょうゆ漬けのせサラダ。
レモンの香りも良いです。
さわやかで、焼きそばの付け合わせにもってこいでした!
この日は、何の付け合わせだったか不明ですが…
横にあるものは、オイキムチの残り。冷奴にのせて美味しくいただきました。
この日は、海鮮チヂミの付け合わせに。
韓国のお店で売っているスタイルで、小ねぎを並べて丁寧に焼いてみました。
チヂミにもよ〜く合いました。韓国のチヂミ専門店でもヤンパチャンアチが一緒に出てくることがありますからね。
玉ねぎの醤油漬けとチヂミがWin-Winしていました。
いろんなお料理によく合うので、思ったより消費が早かったです。
あと、残りこれだけか…と思いながら、写真を撮ってから
餃子を焼き始めました。
食欲をそそる茶色ですね。
餃子の付け合わせにも美味しかったです♪
消化にもいい感じでした。
いい感じではなくて良いでしょうね…きっと。
あっという間に、完食し… 猫が笑っていました。
この日は、寝たきりのうちの猫ミルを見ていたら
外で私を呼んでいる声が聞こえてきました。
やっぱり、クロちゃんでした。
最近うちによく来る子ですが、触らせてはくれないですが、優しい猫パンチはときどき提供してくれます。
珍しく家の中に結構入ってきました。寝たきりのミルに近づいてきて、心配そうな顔を。
まるでお見舞い風景のようで…^^;
料理の話に戻って…
最後のヤンパチャンアチは、トマトにかけて実食。
タレだけ少し残りましたが、かた焼きそばのあんかけを作るときに使いました。
ある人気中華料理屋さんを真似て、かた焼きそばに溶き卵を入れるのが好きです。
あんかけは、キャベツと干し椎茸ともやしを煮込んで
醤油漬けのタレに、お酢・砂糖・醤油で調整して甘酸っぱい味わいに。
野菜だけのあんかけでしたが、やさしい旨みたっぷりで美味しかったです。
玉ねぎの醤油だれがいい仕事をしてくれました。
またレシピが長くなってしまいましたが、最後まで見てくださってありがとうございます。
健康にもよくて美味しいヤンパチャンアチ。
作るときに参考になれば、嬉しいです!