長ねぎと人参で簡単チヂミ
チヂミの具材として人気の野菜は、ネギとニラです。
ネギは、韓国で小ねぎ・万能ねぎを使うことが多いですが、今回は長ねぎを使った簡単レシピを紹介したいと思います。
本場のレシピ動画と合わせて、生地の作り方や、長ねぎの切り方、海鮮・豚肉の追加具など、アレンジできる内容もお届けします。
チヂミには彩りをよくするために、
省略してネギだけで作っても良いですが、人参は甘いですし、水があまり出ない野菜なので生地がどろどろになりにくく、チヂミの具材としておすすめです。
チヂミによ~く合うピリ辛醤油だれのレシピも紹介します!
材料と調味料(大きい1枚分)
- 長ねぎ1本
- にんじん小1個
- ◯ サラダ油大さじ2~3
- ◯ ごま油(えごま油)大さじ1
- ◎ チヂミ粉(3/4カップ)150ml
- ◎ 水(3/4カップ)150ml
- 【◯ 油】ごま油だけで焼くと焦げやすいので、サラダ油多めにごま油を少し混ぜるのが良いです。
- 【◎ 生地】チヂミ粉と水の割合は1:1が目安です。薄力粉(+片栗粉)を使う場合は、塩を少々入れます(お好みでダシダや鶏ガラスープの素、味の素、出汁などでうまみを足す)Amazonチヂミ粉一覧
ひと目で分かるレシピ
- 1長ねぎを縦半分に切って千切りにします。人参は細く千切りにします。
- 2ボウルに生地の材料◎を入れてよく混ぜてから、長ねぎと人参を加えて混ぜます。
- 3熱したフライパンに油◯をひき、2を薄めに広げます。強めの中火で焼き、まんべんなく焼き目が付くように、フライ返しなどで時々押します。下の全体がカリカリと固まってきたら、返します。
- 4油が足りなくなったら少し追加します。両面焼き目がつき、野菜に火が通ったら完成です。
チヂミのタレについて
下記の「ピリ辛醤油だれ」につけて食べると、チヂミがさらに美味しくなります!
手軽に「ポン酢」や「酢醤油」に、あれば粉唐辛子や一味唐辛子を少し入れて食べても美味しいです。
韓国のピリ辛醤油だれの作り方
- ◎ 醤油大さじ7
- ◎ 粉唐辛子大さじ2
- ◎ 砂糖大さじ1
- ◎ みりん大さじ2
- ◎ 水大さじ2
- ◎ 長ねぎの白い部分(みじん切り)1/4本分
- ◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1
- ◎ ごま油大さじ1
- ◎ 白ごま大さじ1
豆腐のタレなどにも使えるので、作り置きするのがおすすめです。1週間は大丈夫です。
冷蔵庫で何時間かおいておくと、粉唐辛子とネギの味が馴染んで美味しくなります。
アレンジに参考になる韓国レシピ
長ねぎを使ったチヂミのレシピとして、下記の韓国のレシピ動画が手軽で美味しそうです。
動画の画面に「대파전 デパジョン」と韓国語の料理名が書いてあります。
パジョンという言葉は知っている方が多いかもしれません。파(パ)はネギで、대파(デパ)は長ねぎです。「대」は漢字「大」の音読なので、大きいネギという意味です。
長ねぎの切り方を参考にしました。細かく千切りすると、形を整えやすいところが良かったです。
タレが、醤油と梅シロップを同じ量で混ぜて作っていますが、梅シロップは酸味と甘味があるので、砂糖とお酢に代えても良いですね。
生地は、小麦粉に塩コショウを少々入れて作っていますが、乾燥した小エビをひとつかみ加えてうまみを足しています。
小麦粉ですが、韓国では、基本「中力粉」を使います。
★カリカリ感をアップする生地の作り方
日本の方は、薄力粉に「片栗粉」を混ぜてカリカリ感を足す方が多い様子です。
韓国ではチヂミ粉や中力粉だけで作る人も多いですが、もっとカリカリ感を足すために揚げ物専用の粉(튀김가루)を混ぜて作る人も多いです。天ぷら粉に近いものですが、全く同じ感じではなくて… 私はチヂミ粉+天ぷら粉よりは、チヂミ粉だけで作るのが美味しかったです。あと、米粉を混ぜて作る人もいます。
ネギの切り方と追加具材のアレンジ
韓国の人気料理研究家ペク・ジョンウォンさんのレシピ動画も参考になると思います。
ここ数日前にアップされたものですが、ちょうど長ねぎを使ったチヂミのレシピだした~。★日本語の字幕もあります。
韓国のパジョン(ねぎチヂミ)といえば、小ねぎを大きめに作ることが多いですが、長ねぎを小ねぎのように細長く切って作るレシピなので、もっとお店に近い感じに仕上がります。
■材料
ネギ 2本(200g)
豚肉(ひき肉)2/3カップ
赤唐辛子 1本
青唐辛子 1本サラダ油 大さじ6
■生地
水 約1カップ(160ml)
チヂミ粉 約1カップ(100g)
おろしにんにく 大さじ2/3
塩コショウ 少々
溶き卵(最後にかける)2個
生地に「豚肉のひき肉」と「おろしにんにく」を入れて美味しさアップです。
豚肉のひき肉の代わりにイカやエビ、冷凍の海鮮ミックスなどを追加したら、海鮮のネギチヂミになります。海鮮は生地に加える前にチヂミ粉や小麦粉をまぶしておくと生地にくっつきやすくて良いです。
写真付きの詳しい作り方+ブログ
Step1長ねぎを縦半分に切って千切りにします。人参は細く千切りにします。
人参が嫌いな方は、ネギだけに…。小ねぎや万能ネギ、ニラでももちろんOK☆
玉ねぎは水が出やすく、カリッとしたチヂミに仕上がらないので、たくさん入れないほうが良いです。
Step2ボウルに生地の材料◎を入れてよく混ぜます。
◎ チヂミ粉(3/4カップ)150ml
◎ 水(3/4カップ)150ml
1:1の比率が人気ですが、お好みで調整します。私は水を少しだけ少なめに入れるのが好きです。
長ねぎと人参を加えて混ぜます。
これで、ちょうど1枚分の量になります!
Step3熱したフライパンに油◯をひき、2を薄めに広げます。
◯ サラダ油 大さじ2
◯ ごま油(えごま油)大さじ1
焼いている途中に油が足りなくなったら、サラダ油を補充します。
強めの中火で焼き、まんべんなく焼き目が付くように、フライ返しなどで時々押します。
火が弱いとカリッとした感じにならないので、強火まではいかなくても強火寄りの中火くらいがちょうど良い感じです。
火力は家によって違うので、焦げないように気をつけて調整しましょう~!
下の全体がカリカリと固まってきたら、返します。
フライパンを回して、ちゃんとチヂミ氏がフライパン離れしているかチェック。
フライ返しで裏面を覗いてみたりして、下がしっかり固まった確信をしたら、返します。
裏返したときの面は、物理的にチヂミ粉の割合が多いので、彩りがちょっとしょぼい感じですが、
お皿に出すときには、綺麗に見える面を上向きにすればいいので、ケンチャナヨ^^
Step4油が足りなくなったら少し追加します。両面焼き目がつき、野菜に火が通ったら完成です。
ねぎチヂミの出来上がりです~!
作り置きしたピリ辛だれも出して、
寝ぼけたマシューも寄ってきて、
では、実食!
しかし、長ネギのほうが多いのに、人参の存在感がすごいです。
ねぎチヂミではなく、人参チヂミのような見た目…^^;
お箸でちぎって食べました。
韓国のお店でも丸ごとで出てくることが多いですね…
長ねぎと人参の甘みたっぷりのチヂミが美味しくて、
ピリ辛だれもまた美味しくて、どんどんすすみます。
日報にも書きましたが…
チヂミのピリ辛醤油だれは、冷奴や湯豆腐にかけて食べても美味しいです!
豆腐以外にも、炒めものの味付けやいろんな食べ物のタレとして使っています。
やっぱりお酒が飲みたくなったので…
消化に良いマッコリもチヂミによく合いますね。
レシピ動画のペクジョンウォンさんも普通のおじさんのように口を拭きながらマッコリを飲んでいましたが…
日本のスーパーでも韓国のようにさっぱり味の生マッコリを100円ちょっとで買えると良いな~と思ったりします。
チヂミといえば、こちらのレシピで紹介した100%じゃがいもチヂミも簡単で美味しいからオススメです~。