太刀魚の塩焼き
韓国人は太刀魚が大好きでよく食べますが、2つの食べ方が人気です。
一つは辛めの韓国式煮付けのカルチチョリム(갈치조림) で、もう一つは今回紹介する塩焼きのカルチグイ(갈치구이)です。
韓国で太刀魚の塩焼きを作る時に、小麦粉やチヂミ粉をまぶしてからフライパンで焼くのが定番なんです。
太刀魚の旨味を逃さずに、簡単に美味しく仕上がるのでぜひ試してみてくださいね。
材料と調味料+レシピ
- 太刀魚2切れ
- サラダ油適量
- ◎ 塩大さじ1/2〜1
- ◎ 酒大さじ1
- 小麦粉(チヂミ粉ok)大さじ3
ひと目で分かるレシピ
- 1太刀魚の皮に縦(斜めなどok)に切り込みを入れます。両面に◎塩と酒を馴染ませて20〜30分置きます。
- 2キッチンペーパーで水気を拭いてから、小麦粉をまんべんなくまぶします。
- 3熱したフライパンにサラダ油を引き、太刀魚を焼きます。弱中火で片面3〜4分ずつ焼き目をつけ、蓋をして1〜2分中まで火を通したら出来上がり♪
- 下味の時間は太刀魚の厚さや好みの塩加減に合わせて調整します。夏場は下味をつけて冷蔵庫に。
外はカリッと、身はふんわりと柔らかく出来上がります♫
太刀魚の皮は剥がれやすいですが、小麦粉の衣をつけることでそういうのも防止できます。
この日は身の厚い太刀魚だったので、焼き時間は10分ほどかかりました。薄い場合は短く調整します。
韓国の人気レシピ2選
参考になる韓国の人気レシピを紹介します!
韓国人料理研究家のレシピ
NHKの『きょうの料理』のような韓国の番組から料理研究家の作り方を紹介します。
太刀魚を使って韓国定番の太刀魚料理2品を作っています。
先に韓国式煮付けのカルチチョリム(갈치조림) を作ってから、塩焼きのカルチグイ(갈치구이)を作っていますが、
動画はカルチグイから始まります。煮付けも見たい方は戻してくださいね〜。
太刀魚の切り込みは、X字の形で入れています。
塩、コショウ、酒で下味をつけてから、揚げ物用粉(튀김가루)をまぶし、サラダ油で両面焼いて出来上がり!
下味をつけておく時間はなく、すぐ衣をつけていましたが、新鮮な太刀魚だったり、薄味でよければ、省略してもいいかなと思います。
コショウが好きな方は、このようにコショウも少しつけるのもいいですね♪
韓国は、チヂミ粉(부침가루)の他に、揚げ物用粉(튀김가루)が売っていますが、揚げ物用粉のほうがカリッとなりやすいです。
でも、チヂミ粉や小麦粉をまぶす人も多いので、どれでもいいです。
■太刀魚の煮付けの韓国レシピ。南大門市場のカルチチョリム・本場の作り方
チョリムに興味のある方は、こちらに韓国のレシピをたくさん紹介したので合わせて参考にしてくださいね!
太刀魚丸ごとの下ごしらえ、冷凍保存
韓国人ベテラン主婦の下記レシピが人気でした。
切られてない太刀魚まるごとをワイルドに下処理するところから始まります。ハサミを使うと楽だそうです^^
塩で下味をつけて3〜4時間置いていました。しっかりと塩味をつけたい方は長めに時間を調整してください♪
量が多いので、キッチンペーパーで拭いてから、冷凍保存しています。
すぐ食べるものは、小麦粉をつけてフライパンで焼くだけ! ベテラン主婦は頭についている身がいちばん美味しいとのことです^^
この前、小田原に行った時に、太刀魚が安かったので、これでカルチグイとかカルチチョリムを食べたいなと思いながら見ていました。。
太刀魚の旬は7月〜11月らしいので、あともう少しですね〜
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1太刀魚の皮に縦(斜めなどok)に切り込みを入れます。
私は縦に切り込みを入れました。斜めに入れたり、X字に入れたり、好みの形でOK!
切り込みすることで、下味もよく馴染みますが、
この日は身が厚かったのでもっとたくさん切り込みをすれば良かったです。食べる時に少し塩味が薄く感じたので〜
両面に◎塩と酒を馴染ませて20〜30分置きます。
◎ 塩 大さじ1/2〜1
◎ 酒 大さじ1
個人的に塩が効いたほうが好きなので、塩を多めにつけました。
塩につけて魚から出てくる水分は臭みが含まれているので、臭み取りにも良いですね。
Step2キッチンペーパーで水気を拭いてから、小麦粉をまんべんなくまぶします。
コショウ好きの方はコショウも少々ふります。
チヂミ粉とか韓国の揚げ物粉とかでもOKです〜。私は普通に小麦粉で!
Step3熱したフライパンにサラダ油を引き、太刀魚を焼きます。
サラダ油はちょっと多めに。
弱中火で片面3〜4分ずつ焼き目をつけ、蓋をして1〜2分中まで火を通したら出来上がり♪
厚い太刀魚だったので、合わせて10分弱くらい焼きました。
揚げ焼きに近い感じなので、天ぷらの敷き紙にのせました〜 完成!
晩ごはんで急いで作ったのであまり綺麗な仕上がりではないですけど^^;
柔らかくて甘みのある白身も、カリッと塩気の強い皮のところも美味しい〜〜
ごはんがすすみました♪
ごはん食べようと夫を呼んでから、ベッドの上を見たら、くろちゃんが寝ぼけた顔で布団から出ていました。
さっきまで布団の中に入っていたのに、顔だけ出していて。。かわいい。
魚派のくろちゃんが匂いを感知したみたい。
食事中には、指定席に座り、太刀魚の塩焼きを見つめていました。
맛있겠다(美味しそう)と舌をぺろっと。
レシピ動画の料理研究家が言いましたが、太刀魚に細かい骨が多いのは、身が甘くておいしいから攻撃されやすく、自分を保護するためらしいです。
夫は骨の多い魚があまり好きじゃないですけど、美味しいと言いながら隣で食べていました^^
太刀魚は韓国でも安くなく、ご馳走の魚料理ですが、ソウルの実家に行った時に、料理好きの父がいろいろ作ってくれます。
この日はちょっと変化球の揚げ物でしたが、普通の塩焼きがいいなと心の中で思いました。笑
韓国式煮付けのチョリムを作ってくれたり^^
太刀魚の身が甘くて、シンプルに塩焼きにしても辛い味付けにしても、それぞれ魅力がありますよね〜!