じゃがいも炒め、カムジャポックム
作り置きおかずが発達(?)している韓国ですが、じゃがいもメインではこれが定番!
じゃがいもを千切りにして炒める料理で、味付けは塩ベースです。
シンプルな味付けだからこそ、失敗しやすいと思いますが、韓国の人気レシピからコツをお届けします。
では、おすすめする作り方から紹介します。
材料と調味料+レシピ
一緒に炒める具として、玉ねぎ、人参、ハムが人気です。玉ねぎだけでも大丈夫です。
- じゃがいも5個
- 玉ねぎ1個
- 人参小1本
- ハム(省略可)1パック
- サラダ油大さじ2
- 塩大さじ1/2
- ◎ みりん大さじ2
- ◎ 砂糖(好みで)大さじ1/3
- ◎ 塩コショウ少々
- 白ごま適量
- 刻んだ青唐辛子や、みじん切りのにんにくを入れても美味しいです。
ひと目で分かるレシピ
- 1じゃがいもを千切りにします。塩1/2で和えて5〜10分おきます。
- 2玉ねぎは薄切りに、人参は千切りにします。ハムも細長く切ります。
- 3フライパンにサラダ油2をひき、じゃがいも(出てきた水分は捨てる)を中火で炒めます。
- 4じゃがいもに火が通ってきたら、玉ねぎ+人参+ハムを加えて炒めます。みりん2+砂糖1/3で味付けします。
- 5すべての野菜に火が通ったら塩コショウで味をととのえます。白ごまをかけて完成です。
塩もみすることで、美味しく綺麗な仕上がりに♪
ホクホクじゃがいもに、塩がいい感じに効いています。
玉ねぎの甘さ、人参の彩り、ハムの香りとも良いハーモニーです。
出来たても、作り置きも美味しいおかずです。おつまみにも良いです^^
じゃがいものおかずとして、こちらのレシピで紹介したコチュジャン入りのピリ辛カムジャチョリムもおすすめです。
また、千切り+塩もみ+玉ねぎ入りのコツが同じレシピとして、こちらのレシピで紹介したズッキーニのチヂミがあります。このチヂミも美味しいとコメントを頂いているのでぜひ〜。
では、写真付きのレシピの前に韓国のレシピをお届けします。
韓国の人気レシピ3選
韓国で定番のおかずなので、レシピがたくさんあります!
その中でYoutubeで人気のレシピ2つ+レシピサイトで人気のレシピ1つを紹介します。
コツは塩漬け!人気レシピNo.1
『きょうの料理』のような料理番組など、テレビにもよく出てくる人気料理研究家のレシピです。
じゃがいもだけで作るレシピです。
最初の画面に黄色の文字で書いてある「감자볶음 カムジャボックム」が韓国語の料理名です。カムジャ(감자)はじゃがいも、ポックム(볶음)は炒め、の意味です。
■材料
じゃがいも 4個
■塩もみの調味料
塩 小さじ1、薄口醤油 小さじ1
■炒める時の調味料(大さじ)
えごま油1、サラダ油1
水2、味見して塩で調整(小さじ1/2)
ごま、すりごま、みじん切りのネギ3
千切りにしたじゃがいもは、水で洗ってでん粉を取り除きます。
コツは、塩もみをして10分おくこと。じゃがいもに下味が染み込んで美味しくなることと、炒める時にも潰れなにくくなる長所があります。
炒めるときは強火で。油で炒めてから、水を追加して炒めます。
同じ感じで作ってみましたが、私はやっぱり玉ねぎ入りが好きでした。じゃがいもだけでは、ちょっと単調すぎる味というか…
コツは洗わないこと!人気レシピNo.2
ベテラン主婦の人気レシピです。厚めで切ったホクホクじゃがいも炒めです。
コツは、じゃがいもを水にさらさないことだそうです。
■材料
じゃがいも、人参、青唐辛子
※ハムや玉ねぎも追加する時は、人参を入れるタイミングに入れます
■調味料
サラダ油、塩、ごま
こちらも調味料は、シンプルです。
使っている塩は、韓国で「맛소금 マッソグム」という塩です。소금(ソグム)は塩ですが、前についている맛(マッ)は、味の意味です。
普通の塩に、味の素のようなうま味調味料が少し入っている塩です。塩昆布のように少量入っています。マッソグムは、ナムルにもよく使われます。
ちなみに、マシッソヨ(맛있어요)=美味しいです、という言葉が分かる方も多いと思いますが、前についている言葉も同じ 맛(マッ)です。
マイッソヨを直訳すると、味がありますという意味。それが美味しいという意味に変わったのです〜。ハングルの文字一覧はこちら
レシピサイトで!人気レシピNo.1
韓国のレシピサイトで照会数トップで、定番の玉ねぎと人参入りのレシピです。
こちらも塩もみ後、5分おいてから炒める作り方なので、やっぱり塩もみするレシピが人気みたいです。
■材料
じゃがいも 2個、玉ねぎ 1個、人参 少し
■調味料
サラダ油、ごま、塩、お好みでコショウ
作り方は、私が紹介したレシピとほぼ一緒ですが、ハム抜きで調味料がもっとシンプルです。
シンプルなレシピですが、美味しかったという書き込みが多いです。塩もみもポイントですが、玉ねぎを入れて作ると、美味しく出来やすいからかもしれません。
レシピタイトルを見ると、カムジャチェポックム(감자채볶음)と書いてあります。カムジャポックムは、じゃがいも炒めだとお伝えしましたが、真ん中に入っている「채 チェ」は千切りの意味です。
大根の千切りキムチ=ムセンチェ(무생채)のチェも同じですね^^
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1じゃがいもを千切りにします。
千切りの太さは、お好みで!私は、少し太めのほうが好きです。
いつも軽く水に晒しますが、さらさないほうが美味しいという人も。(年配の方がよく言うような気がします)
塩1/2で和えて5〜10分おきます。
塩もみすることで、じゃがいもに弾力がでて炒める時に潰れなくなります。
Step2玉ねぎは薄切りに、人参は千切りにします。ハムも細長く切ります。
人参は味もいいけど、彩りよくなるので入れる人が多いですね〜
ハムも結構人気なので、あればおすすめです。
Step3フライパンにサラダ油2をひき、じゃがいも(出てきた水分は捨てる)を中火で炒めます。
塩漬け後、出てきた水分は捨てて、じゃがいもだけ投入!
じゃがいもをキッチンペーパーなどでふく必要はないです。
Step4じゃがいもに火が通ってきたら、玉ねぎ+人参+ハムを加えて炒めます。
みりん2+砂糖1/3で味付けします。
玉ねぎからも水分が出てくるので、じゃがいもだけの時より焦げにくいです。
甘さ控えめが好きなら、砂糖抜きで〜。
Step5すべての野菜に火が通ったら塩コショウで味をととのえます。
味見をして、塩は2つまみくらい+コショウ少々を加えました。
白ごまをかけて完成です。
いつもごまを忘れて、食卓へ^^
ホクホクとしたじゃがいもに、甘い玉ねぎ、ハムの味が美味しい!
カムジャポックムの出来上がりです!
容器に盛ります。
これは、作り置き用。
人参の彩りも良いですね。
忘れていたごまを思い出しました。
カムジャポックムを作ろうと思って、スーパーに行く夫に頼んだごまなのに〜
ごまをかけて、終わり♪
韓国行く前に、父と母にプレゼントする健康食品を見ていたのですが、サントリーのセサミンEXにしようかなと悩みました。
でも、ごまから抽出したセサミンは、韓国料理から十分摂取してるのかなと思ったので、DHA&EPA(Amazon)のほうにしました。^^;
しかし、ごまは飾りではなく、栄養が高いものだったんだなと改めて気づきました。笑
また、すごい評価の高いアイマッサージャー(Amazon)があったので、目が疲れている母に良いかなと思って購入。
気に入ってもらえるといいのですが…
さておき、お昼の準備を。
前日作っておいたダイエットお粥を盛って〜
この日は、結構ヘルシーなお昼ごはんでしたね。
マシューとミルにもお供えを。
サムギョプサルが食べたいと、マシューに言われそうです。
きゅうりがでかいと夫に言われましたが、この酢の物も美味しかったです。
カムジャポックムと、酢の物、納豆のおかずで、おかゆ沼もすすみました〜
じゃがいもは、胃腸にも優しいから、お酒のおつまみにもおすすめです。
塩加減も程良いから、そのままでも美味しいですし^^
じゃがいもだけで。料理研究家の人気レシピ
この日は、韓国のレシピで一番目に紹介した料理研究家のレシピを参考に作ってみました。
おすすめレシピと流れはほぼ一緒ですが、具と調味料が少し違うだけです。
塩もみ10分後に出てきた水分は捨てて、じゃがいもだけ使います。
後半でネギも入れるので、みじん切りにして用意。
レシピどおりに、ごま油+サラダ油で炒めますが、
サラダ油だけのほうが好みでした〜
研究家の方は、醤油を塩もみのタイミングに入れてますが、私は炒める時に入れました。
醤油を入れると黒くなるので、塩だけで味付けする人が多いです。
ネギも加えて炒めて、味見して味を整えます。
仕上げに、ごまです。すりごまも〜
じゃがいもだけで作ったカムジャポックムの出来上がり。
厳密にいうと、ネギも入ってますけどね^^
食卓においたら、アキがなぜか興味津々でした。
こちらのレシピも悪くはなかったのですが、
玉ねぎ入りのほうが甘みも水分感も程よくて、最後までパサパサ感がなく美味しかったです。
カムジャポックムは韓国の定番おかずなのに、紹介がまだでしたが、Instagramからリクエスト頂いたので〜^^
リクエスト、ありがとうございました!
韓国に行くと、食堂でもカムジャポックムが無料のパンチャン(=おかず)として出てくることが多いです。作り方が気になった方に参考になれば嬉しいです。