野菜たっぷり卵焼きキンパ
韓国で卵焼きだけで作る海苔巻き(キンパ)が人気だったので、作ってみました。
野菜をたっぷり入れた卵焼きなので、思ったより普通のキンパに近い味がして美味しかったです!
作るのも手軽ですし、普通のキンパより油を使わないのでヘルシーで良かったです。
では、参考になる韓国の人気レシピとキンパ専門店の映像と合わせてお届けします。
材料と調味料(3本分)
- 卵7個
- ◇ 人参1/2〜1本
- ◇ にら1/2束
- ◇ 長ねぎ(玉ねぎ・キャベツok)1本
- ◇ ロースハム、カニカマ好みで追加
- 海苔3枚
- マヨネーズ適量
- ◎ 麺つゆ(4倍濃縮)大さじ2
- ◎ 塩小さじ1/3
- ご飯2合分
- ○ ごま油大さじ1〜2
- ○ 塩小さじ1/2
- ○ ごま(好みで)大さじ1
- 【◎卵焼きの味付け】麺つゆの代わりに、出汁や醤油、砂糖、魚醤などで調整しても良いです。野菜の甘みがあるので砂糖は控えめのほうがおすすめです。
ひと目で分かるレシピ
- 1すべての野菜と具◇をみじん切りにします(チョッパーを使えば楽です。にらは包丁で)
- 2溶き卵にみじん切りの野菜+調味料◎を加えて混ぜます。
- 3熱したフライパンにサラダ油をひき、溶き卵の1/3を流し入れます(※3)。弱火〜中火で焼いて下が固まってきたら、丸めます。蓋をして真ん中まで火が通ったら出来上がり。残りも繰り返して卵焼き3個を作ります。
- 4温かいご飯に、調味料○を入れて混ぜます。
- 5海苔の手前3/4に均一にご飯を広げ、マヨネーズを少しかけ、卵焼きを乗せて巻きます(巻き終わりを下にしておく)。3本出来上がったら、食べやすい大きさに切って完成です♪
- ・残ったキンパは1本ずつアルミホイルに包んで保存するのがオススメ。常温で1日間日持ちします(夏場は早めに冷蔵庫に)。冷蔵保存したものは電子レンジで温めてください。
- 【※3 卵焼き】だし巻き卵のように少ない量を数回流し入れて重ねて巻いても良いです。
- 【※5 マヨネーズ】4のごはんに味付けする際に、マヨネーズを大さじ1くらい混ぜる方法でも良いです。
ぶんぶんチョッパーがあれば、出番ですね! にらは包丁のほうが綺麗です。
1本分の野菜入り溶き卵を流し入れ、下が固まってきたら、丸めます。
だし巻き卵のように少ない量を数回流し入れて重ねて巻いても良いです。できるだけ丸い形にしますが、形がちょっと崩れても大丈夫です。
ご飯少なめ、卵焼き多めが理想的^^
ごま油香るキンパ。普通のキンパのように野菜の旨味もたっぷりで美味しいです。
消化もよく、重くないです。
もし、ごはんを多めに入れて味が薄かったりしたら、たくあんやキムチを添えて食べるとちょうど良いと思います。
写真のたくあんのピリ辛酢和え(レシピ)もよ〜く合うのでおすすめです。
それとも、具としてたくあんを追加するのも良いですね。
では、写真付きの詳しいレシピ+Blogの前に、参考になる韓国の情報を紹介します。
韓国の人気レシピ+キンパ専門店映像
韓国で人気のレシピと、卵焼きキンパで有名なお店の映像をお届けします。
【人気レシピ】10分で完成!超簡単キンパ
最近、韓国語でキンパプ(김밥)を検索すると、上位に出てくる人気レシピです。
視聴数も美味しかったというコメントも多く好評でした。形もとても綺麗ですよね〜。
★日本語字幕もあります。
■材料(3本分)
海苔3枚、卵7個、玉ねぎ1個
人参1/3個、キャベツ適量、長ねぎ1本
サラダ油、ごま油、マヨネーズ
■溶き卵の味付け
塩2つかみ、魚醤油大さじ1、コショウ少々
材料を見ると、キャベツも入っています。
溶き卵は、魚醤油(어간장)入りですが、ナンプラーや下記記事で紹介した日本のいわし魚醤(癖が少ないから)でも良いと思います。
■本格キムチも!! いわしの魚醤の作り方+活用レシピ。韓国産と日本産の違いは?
卵焼きは、溶き卵を2回にかけて流し入れて、重ねて巻く作り方です。
出来上がった卵焼きを巻きすで丸めておくことで、形がさらに綺麗に丸くなります。
【キンパ専門店】看板メニューが卵焼きキンパ
この卵焼きキンパが人気のお店映像です。ちなみに、卵焼きキンパは普通のキンパ専門店では売ってないです。
お店の作り方も見れるので、作る時に参考になります。
タイトルに「계란몽둥이 김밥(ケランモンドゥンイ キンパ)」と書いてありますが、このような形のキンパをそう呼んでいる人が多いみたいです。계란(ケラン)は卵、몽둥이(モンドゥンイ)は棒、の意味があります。
蒸し卵も大量に作っています。細長く切って、他のキンパの具として使っています。
卵焼きに野菜がそれほどたくさん入ってないように見えますね。
「人参」と「にら」だけのようです。
熟練の技で卵焼きを丸い形に作り上げています。溶き卵を1回だけ流し入れて丸めていく作り方です。
お店情報とメニュー
釜山にあるお店ですが、店名はセンセンキンパ(생생김밥)です。マップはこちら(Google・Naver)
YouTube動画のコメントを見て、地元で結構人気なんだと感じました。
卵焼きキンパのベーシックキンパ(일반김밥)一本が、2,000ウォン(約200円)で、ツナキンパ・辛い青唐辛子キンパ・とんかつキンパが3,000ウォンらしいです。
最近、日本も卵が値上がりしましたが、韓国はもっとひどいので
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1すべての野菜と具をみじん切りにします。
100円ショップで売っている「ぶんぶんチョッパー」や、電動チョッパーを使うと、野菜のみじん切りが楽ですね。
人参はかたいから、特にチョッパーが楽!
Step2溶き卵にみじん切りの野菜+調味料◎を加えて混ぜます。
◎ 麺つゆ(4倍濃縮)大さじ2
◎ 塩 小さじ1/3
麺つゆが手軽で好きですけど、醤油や砂糖など好みの調味料と出汁に代えても全然大丈夫です。
ただ、野菜の甘みもあるので、砂糖は入れすぎないほうがいいかなと思います。
麺つゆにも甘みがあるので砂糖は入れませんでした。
溶き卵を先に用意して、みじん切りにした野菜をどんどん入れていきます。
長ねぎもぶんぶんチョッパーで♪
にらは、ぶんぶんチョッパーではイマイチだったので、包丁で。
調味料も入れて混ぜたら、具の準備は完了!
Step3熱したフライパンにサラダ油をひき、溶き卵の1/3を流し入れます。
だし巻き卵用の四角いフライパンが小さいものしかなく、大きい丸いフライパンで作ることにしました。
弱火〜中火で焼いて下が固まってきたら、丸めます。
だし巻き卵のように少ない量を数回流し入れて重ねて巻いても良いですが、私はお店の映像のように1回で巻いて済ますようにしました〜
好きな作り方でやってください!
蓋をして真ん中まで火が通ったら出来上がり。
丸めたあと、真ん中に火が通ってない感じであれば、蓋をして少し蒸します。
できるだけ丸いほうがキンパに入れた時に綺麗ですね〜。
人気レシピ動画のように巻きすで巻いておいたら、綺麗に丸く整いますが、それはパスしました。^^
残りも繰り返して卵焼き3個を作ります。
残りの溶き卵を2回に分けてつなげる感じにしましたが、
野菜が多いからなのか、私の腕が足りないのか、綺麗に出来上がらず^^;
結局、大きく作って真ん中をフライ返しで半分に切りました。
それで3個の卵焼きが出来上がり!
Step4温かいご飯に、調味料○を入れて混ぜます。
○ ごま油 大さじ1
○ マヨネーズ 大さじ1
○ 塩 小さじ1/2
○ ごま(好みで)大さじ1
マヨネーズは、ご飯に入れず、巻く時に卵焼きの上にかけても良いです。
こっちのほうが楽ですが、好きな方法にしてください〜
Step5海苔の手前3/4に均一にご飯を広げ、マヨネーズを少しかけ、卵焼きを乗せて巻きます。
ご飯にマヨネーズを混ぜたので、ここではマヨネーズをかけなかったです〜
巻き終わりを下にしておきます。
ご飯の粒を上に少しつけておくと、くっつきやすいです〜
片手にポリ手袋をつけて、ごはんを広げると、均一に広げやすいので
キンパを切った時の端面が綺麗になります。
3本出来上がったら、食べやすい大きさに切って完成です♪
切る前に、表面にごま油をつけると、ツヤが出て美味しそうに見えますが、省略しても大丈夫です。
この日はポリ手袋をつけた手にごま油を垂らして、スッとつけました。
切る最中に、包丁にごはんなどがついて汚くなったら、水で濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取ってください〜。
美味しそう〜
卵焼きがあまり綺麗に出来上がらなかったですが、キンパにしたら良い感じでした!
左は夫に、右はマシューたちにお供え。
夫は仕事しながらゆっくり食べるので、ごはんが乾かないように、立ててあげました。
韓国のキンパ専門店は、100%この盛り付けですね。
この盛り方だと、具がよく見えて綺麗ですけど、
ごはんや具が空気に接することになるので、乾きやすく美味しさが落ちやすいです。
わたしのも、残り一本を切ってお皿に。
そして、一人で晩酌です^^
昼食べて残ったチャプチェ(レシピ)とキムチも出して、乾杯。
ごはん少なめの卵焼きキンパとチャプチェは、アサヒビールに最適でした!
最近、晩ごはんを食べる時間を早めるために、夫と別々で食べることにしたんです。笑
9時に仕事が終わる夫は、仕事しながら食べて、、7時に終わる私はドラマを見ながら晩酌です。
古い韓国ドラマを見てましたが、男の子が朝鮮王室の皇太子という設定で、、
庶民の女の子の家でごはんを食べるシーンでしたが、王室ではサンチュサム(サンチュで包んだもの)を食べてはいけないルールがあるという話が出てきて笑いました。。下品に見えるからなんですかね^^;
ロースハムと玉ねぎ入りで作った日
この日は、ロースハムも入れて作りました!
長ねぎの代わりに、玉ねぎを。もちろん両方少しずつ入れても良いですけど〜
溶き卵を用意してから、
100円ショップで330円で購入したぶんぶんチョッパーで、
どんどん野菜をみじん切りに。
ワイルドに、人参とロースハムを一緒に入れてぶんぶん。
ロースハムは包丁で切ったほうが綺麗かもですが、、ぶんぶんも悪くなかったです。
にらもぶんぶんでやってみましたが、やっぱりイマイチだったので後悔しました。
にらは包丁ですね!
卵焼きは、この日、違う作り方で作りましたが、
形をキンパに入るサイズに整えて、
フライ返しで真ん中を切って、2本に。蓋をして蒸して固めてから、、
裏返して火を通らせて出来上がり。
あまり丸くなかったけど、キンパに入れたらなんとかなるでしょ、と^^;
次も、形を整えて
蓋をして蒸して火を通らせました。
蒸した時間が長く、表面が柔らかったので、お皿に移す時に、だいぶ崩れましたが、、キンパに入れたらなんとかなるでしょ、と^^;
この日は、ごはんにごま油と塩だけで味付け。
キンパのごはんを炊く際には、ちょっとだけ水が多めのほうがしっとりと美味しいです。
ちなみに、この日は白米と玄米が半々のご飯でした。
では、巻いていきましょう。
人気レシピでもお店の映像でも、マヨネーズを入れてました。
ヘルシーキンパでも美味しいほうがいいので、少しだけ。
崩れた卵焼きをのせて、巻いて出来上がり。
こんな形の玉子焼きもなんとか巻けました^^
最後のごはんが中途半端に残ったので、海苔いっぱいにのせました。
この日は、4本が出来上がり!
卵焼きを少なめ、ごはん多めで作ったので〜。
ごはんを海苔に広げる際に、ヘラを使っていたので、ポリ手袋をつけた手で広げた時より、均一ではなく、見た目が少しイマイチでした。
二人で3本がちょうど良いので、、残りの1本は晩ごはん用としてラップをかけて外におきました。
お店のように、アルミホイルに包んでおくのも良し。
美味しかったけど、卵焼きが小さくてごはんが多いから、味がちょっと薄かったです。
でも、大丈夫!
このたくあんのピリ辛和えを作っておいたので。
普通のたくあんもいいけど、ピリ辛に酸味もあるので、ちょうどいい刺激があって楽しい食事になりました^^
■超簡単!たくあんと玉ねぎのピリ辛酢和え。韓国の作り置きおかずレシピ
その夜は、残り一本を切って、半分は夫に。
半分は、私の胃袋に。
レンチンむね肉に、長ねぎの味噌和え、たくあんのピリ辛酢和えを添えて、、
同じ韓国ドラマを見ながら、晩酌^^
キンパが昼間よりもすごく美味しい気がしました! ロースハム入りだから、野菜だけより味が濃いですね。
人気レシピ動画では、このキンパが朝ごはんとして良いと書いてありましたが、
晩酌の軽いごはんとしても良かったです。
たくあん、甘辛ごぼう入りの普通のキンパが好きなので、やっぱり普通のが良いんじゃない?と思いながら作りましたが、、思ったより普通のキンパに近い味がして美味しかったです。
気になる方はぜひ作ってみてくださいね!
長くなりましたが、最後まで読んでくださってカムサハムニダ^^