簡単!スタミナ韓国料理
暑いですね! 参鶏湯のようにスタミナがつくタッカンマリを作って食べました。
夏バテ予防にも良いニラをたっぷり入れて仕上げました〜。
定番のタッカンマリのタレ2種を混ぜて、好みの辛さに合わせて楽しめます!
参考になる韓国レシピ動画もお届けします♪
タッカンマリ(3人前)レシピ
材料と調味料
韓国では丸鶏で作りますが、手羽元・もも肉・手羽先など柔らかい部位を、好みの組み合わせで作るのがおすすめです。
むね肉・ささみを入れたい場合は、最後に入れてください。塩麹につけて十分寝かせたものを入れても良いです。
残ったスープに〆のうどんも美味しいので、好みで用意してください。

- 鶏肉600〜800g
- にら1束
- 玉ねぎ1/2個
- じゃがいも3個
- 長ねぎ、キノコ、白菜好みで追加
- 酒大さじ2
- 生姜のスライス3枚
- にんにく(すりおろし)大さじ1/2〜1
- ○ 塩(味見して調整)大さじ1/2
- ○ コショウ少々
- ▼ タデギ(薬味唐辛子)
- ◎ 粉唐辛子大さじ2
- ◎ スープ(お湯、水でもok)大さじ3
- ◎ おろしにんにく小さじ1
- ▼ からし酢醤油だれ(簡単にポン酢ok)
- ◎ 醤油大さじ3
- ◎ 水大さじ2
- ◎ お酢大さじ3
- ◎ 砂糖(梅シロップ1〜2ok)大さじ1
- ◎ からし小さじ1
ひと目で分かるレシピ
- 1鍋に鶏肉(むね肉・ささみ以外の部位)+酒+生姜+水6カップを入れて強火にかけます。沸騰したら、中火に変えてアクを取ります。
- 2玉ねぎとじゃがいもを厚切りにして鍋に加えます。にんにくをすりおろし、にらを5cm切りにします。(キノコや長ねぎも食べやすい大きさに)
- 3タデギとからし酢醤油だれの調味料◎をそれぞれ混ぜてタレ2種を作ります。
- 4鶏肉とじゃがいもに火が通ってきたら、にんにくのすりおろしを入れます。(キノコや長ねぎの追加野菜、一口大に切ったむね肉・ささみも入れて火を通す)
- 5生姜を取り除き、○塩とコショウで味を整えます。にらを加えて完成です。
ほぼ煮込むだけで出来上がり♪
にんにくのすりおろしは、香りが残るように早く入れないほうがおすすめです。
好みで、火が通ったニラをすべてお皿に出して添える食べても良いです。鍋の中にずっと入っているより食感が保たれます。
煮込んでる間にタレ2種を作ります。
タデギは、粉唐辛子に鍋のスープを混ぜるだけで簡単です。アクセントでおろしにんにくを少し。
食べる時は、好みの割合で混ぜてつけて食べます。
からし酢醤油だれを作るのが手間だったら、ポン酢でも美味しいです。
残ったスープにご飯を入れてクッパのように食べても美味しいし、おじやを作っても美味しいです。
〆のうどんも人気! 麺もタレにつけて食べます。
では、写真つきの詳しい作り方+献立Blogの前に、韓国の情報をお届けします。
韓国の人気レシピ+鶏肉料理の種類
久しぶりにペク・ジョンウォンさんのレシピ動画を紹介します^^
タッカンマリ(닭한마리)と少し形は違いますが、作り方がほぼ同じなので参考になると思います。
こちらの料理名は、タッペクスク(닭백숙)ですが、鶏の意味の「タッ(닭)」を省略して、ペクスク(백숙)だけで言う時も多いです。
★日本語字幕もあります。
■タレの調味料
粉唐辛子 大さじ1(15g)
お湯(スープok) 大さじ1(15ml)
にんにくのすりおろし 小さじ1/2(3g)
長ねぎのみじん切り 小さじ1/2(3g)
からし 小さじ1/3(2g)
醤油 大さじ2(30ml)
お酢 大さじ1(15ml)
砂糖 小さじ1/2(3g)
タレに入る調味料はほぼ一緒ですが、割合が少し違います。
辛さを調整しなくても良ければ、このように全部混ぜちゃってもいいです。
動画のペクスク(백숙)という料理は、煮込んだ鶏肉をお皿に盛り付けて食べてから、残ったスープでお粥を作って食べることが多いです。
また、スープに火を通したニラをお皿の鶏肉の上に盛り付けると、スープの中にずっと入っているより、香りも食感ももっと良いですね。
ペクスク、参鶏湯、タッカンマリの違い
ペクスク(백숙)は、参鶏湯(삼계탕・サムゲタン)より簡単に作れるので、家庭料理としてはペクスクのほうが人気です。
■参鶏湯(サムゲタン)の本格レシピ。韓国人の人気レシピから基本とコツを学ぼう!
上記レシピの後半でペクスクと参鶏湯の違いについて書きましたが、ペクスクは基本、丸鶏の中にお米などの具を入れないから手軽です。
今回のタッカンマリ(닭한마리)は、参鶏湯(삼계탕)とペクスク(백숙)に比べて全然歴史の短い料理ですが、すごく人気です。
タッカンマリは基本、鍋に入れて煮ながら食べるので、冬でも人気です。
今年の春、ソウルのタッカンマリ屋に行った時の写真ですが、相変わらず賑やかでした^^
■東大門の人気店「陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ」にまた行ってきました〜ソウル旅〜
写真付きの詳しい作り方+献立Blog
Step1鍋に鶏肉(むね肉・ささみ以外の部位)+酒+生姜+水6カップを入れて強火にかけます。
沸騰したら、中火に変えてアクを取ります。
黄色い木のようなものは、ファンギ(황기)と言いますが、この前、ソウルの実家に帰った時に市場で買ってきました。韓国にお住まいの方は手に入りやすいのでぜひ〜。こちらのレシピでも書きましたが、参鶏湯でもよく使われています。
主に臭み除去のために入れてるので、生姜だけでも大丈夫です!
Step2玉ねぎとじゃがいもを厚切りにして鍋に加えます。
にんにくをすりおろし、にらを5cm切りにします。
キノコや白菜、長ねぎを入れる場合は、全部食べやすい大きさに切ります。
Step3タデギとからし酢醤油だれの調味料◎をそれぞれ混ぜてタレ2種を作ります。
▼ タデギ(薬味唐辛子)
◎ 粉唐辛子大さじ2
◎ スープ(お湯、水でもok)大さじ3
◎ おろしにんにく小さじ1
▼ からし酢醤油だれ(簡単にポン酢ok)
◎ 醤油大さじ3
◎ 水大さじ2
◎ お酢大さじ3
◎ 砂糖(梅シロップ1〜2ok)大さじ1
◎ からし小さじ1
夏ですし、お酢を多めに入れて作りました〜。好みに合わせて調整してくださいね。
タテギは、粉唐辛子ににんにくとスープを入れるだけでシンプルです。
お店では赤唐辛子をミキサーにかけて作りますが、、お家では粉唐辛子で十分。
Step4鶏肉とじゃがいもに火が通ってきたら、にんにくのすりおろしを入れます。一口大に切ったむね肉・ささみも入れて火を通します。
キノコや長ねぎ、白菜の追加野菜があれば入れます。
むね肉やささみは火が強いとパサパサになりやすいので、弱火にしました。
今回入れた鶏むね肉は、塩麹につけておいたものです。2枚つけておきましたが、1枚分入れました。
30分前につけたもので、そんなに柔らかくは出来上がらなかったので、一晩以上十分つけておいたほうが良さそうです〜。この辺はもう少し研究を^^;
Step5生姜を取り除き、○塩とコショウで味を整えます。
塩の量は、水の量に合わせて調整ですね。(塩麹をつけたむね肉を入れたので、私は省略しました)
濃い味が好きなら、鶏がらスープの素などを入れても良いです。
にらを加えて完成です。
30秒くらい軽く加熱しました〜
出来上がり!! ではなく。。
タデギにスープを入れてなかったので、混ぜて
2種タレも完成。早速、お昼ごはんを!
さっぱりと豆腐とキュウリを用意。
千葉で買ってきたピーナツハニーも少し。
固くて、この日もスプーンが曲がりそうでした^^;
いただきましゅー。
マシュー、ミル、アキにもお供え。
手羽元一個だけで미안해..
にらは、スープの熱さでさらに火が通ってきました〜
煮ながら食べる場合や、もっと食感を楽しみたい方はお皿に全部出しておいても良いですね。
タデギは、シンプルですけど、結構美味しいです。
からし酢醤油だれと混ぜてから、手羽元をつけて実食!
ピリッとタレが付いた手羽元が美味しい!
夫は脂の少ない部位が好きなので主にむね肉を。タデギを少し入れたからし酢醤油につけて食べていました。
タッカンマリって、鶏肉もタレも好みに合わせて食べられるから良いですね。
真ん中のキュウリと豆腐も、2種タレをつけたりかけたりしながら食べました〜
カムジャ(じゃがいも)も辛いタレによく合います。
しいたけとかエリンギも美味しいし。。トック(トッポギ用の細長い餅)も美味しいから、家にある方はぜひ!
食事中にくろちゃんが猫展望台で昼寝をしてて、、名前を呼んでみたら、尻尾で返事。
仕事中には、パソコンの隣で瞑想してました。
残りのタッカンマリで、一人で晩ごはん。
残ったタレ2種にらっきょうの酢漬けも少し混ぜてアレンジ。もっと甘酸っぱくなって美味しかったです。
最近のマイブームは、ソウルマッコリ。ドン・キホーテで安く売っています。
ドラマは、少女漫画のような内容だから夫とは一緒に見れない『キング・ザ・ランド』を見てましたが、、時々私の中のアジュンマ(おばさん)がついていけない感じで…
スープには、ご飯を入れてクッパのように食べました!
ごちそうさましゅー。
先週は、韓国に住んでいる日本の方から、カライチのレシピが参考になるとメッセージをいただきましたが、韓国人の旦那さんも喜んで食べてくれるということで、とても嬉しかったです!
旦那さんが特にタッカンマリが好きらしくて、ちょっと意外でしたが、タッカンマリ美味しいですもんね^^