ソウルで焼き肉じゃなく、焼きうなぎ
高麗大を散歩したあと、仕事が終わった両親とソウル駅で待ち合わせ!
下記のソウル旅ブログの続きです。
■韓国の名門大学SKY。高麗大キャンパスを散歩!語学堂から始まった夫のソウル暮らし
晩ごはんで何を食べようか話して、父おすすめの焼き肉さんも候補に上がりましたが、
うなぎも食べたいなという話になって^^
両親がたまに行くというこちらの鰻屋さんへ。
ソウルを中心に何店舗か展開しているチェーンの店でしたが、私たちが行ったのは、麻浦(마포・マポ)支店です。
店名とアクセス
お店の名前は、천장어(チョンジャンオ)。直訳すると、千のうなぎ、という意味です。
韓国のNaverお店の情報ページはこちら
ソウル駅からはバスかタクシーで行きましたが(2ヶ月前なのに記憶が曖昧^^;)
電車なら、6号線のテフン駅(대흥역・大興駅)が最寄り駅で、2号線の場合は、弘大入口駅の次の西江大駅(서강대역)がいちばん近いです。
繁華街の新村(シンチョン)からもわりと近いから、歩いていけます。
蒲焼きもありますが、生うなぎを炭火で焼いて食べるスタイルも韓国で主流です。
1kgで35,900ウォン(約3,600円)のお値段。
4人だから、2kgを注文しました。
お店にも書いてありますが、1kgは頭や骨を除去する前の重さとのことで、実際出されるのは500gだそうです。
なので、1kg(実際500g)は2人前の量として注文すればOK
うなぎの値段には、付け合わせの野菜とキムチ、薬味、タレがすべて含まれています。
付け合わせは食べ放題。
セルフコーナーから好きなだけ持ってきます〜 最初からセルフでした!
うなぎの焼き方と食べ方
この記事を書きながら、Googleマップに載っている写真を見たら、
うなぎの美味しい焼き方が書いてあるお店の写真があって、、そこには、
身の部分からゆっくり焼いてから、皮を下に裏返して塩を少々ふって、火が通ったら召し上がってください。と書いてありましたが、
焼く担当の父は皮から焼いていました^^
ネットの情報によると、皮から焼いても味は特に変わらないらしいです。ただ、皮から焼くと網にくっつきやすいから、身から焼くのが無難とのこと。
両面に焼き目が付いたら、
ハサミで食べやすい大きさに切ります。
他のお店は、スタッフが焼いてくれたり切ってくれたりしますが、こちらのお店はお客さんに全部おまかせ。付け合わせも全てセルフ。
だから、他のお店より安いらしいです。
美味しそう〜
カクテキ、えごまの葉の酢漬け越しのうなぎ。
そろそろ食べ頃ですね〜
せっかくだから、最初は、シンプルにうなぎだけで食べてみたり。
チャミスルで乾杯♪
夫が早速巻いて食べました。
カクテキの隣にある黒いタレは、日本の甘辛いうなぎ用タレに似たもの。
シンプルに、このタレにつけて食べたり〜
せっかちな父がすぐ次のうなぎをのせたので、ゆっくり食べようと言いました^^;
うなぎ用醤油だれと生姜がなければ、、普通の焼き肉の付け合わせと変わらない感じです。
うなぎには、生姜が相性が良いと言いながら、両親はたっぷり添えて食べていました。
うなぎ用タレと一緒にサムジャンもあったので、巻いて食べる時に添えて。
にんにくもたくさん焼きました。笑
日本でも似たような「白焼き」という食べ方があるらしいですが、まだ食べたことがないです。
お店でもスーパーでも甘辛い醤油だれをつけて焼いた「蒲焼き」が圧倒的に多いですよね。
醤油だれをかけて食べてみたり。
えごまの葉の酢漬け(レシピ)は香りよく甘酸っぱく、良い仕事してくれます。
生のにんにくも添えて食べてみたり。
右にちらっと夫のお箸が写ってますけど、夫は後半はひたすら、醤油だれにつけて食べていました。笑
ここの甘辛醤油だれは、少し漢方の味がして工夫をしている感じでしたが、夫はシンプルな甘辛醤油だれのほうが嬉しいなと言ってましたね^^;
〆は、ご飯とチゲ
〆のこれも結構人気みたいです。
5000ウォン(約500円)で、このチゲとごはんがセットでした。
チゲは、うなぎスープ(장어탕)、どじょうスープ(추어탕)、キムチチゲ(김치뚝배기)が選べられて、うちはうなぎスープにしましたが、
ある韓国人のブログを見たら、キムチチゲも美味しいらしいです!
夫は最初からご飯を頼んでいたので、両親と私の3人で、ご飯1個を分けて食べました。
ご飯はちょろっとで良かったのでちょうどいい感じでした。
うなぎ1kgと〆のチゲセットを頼んだら、2人で4万ウォンくらいなので、うなぎ屋さんとしては結構安いですよね〜
ヒョウ柄の服を着ていたうちの母が笑っていました^^
そろそろ70歳に近いので、、45年くらいやっていたお店をたたむ準備で最近忙しいです。
やり続けた仕事を終わらせて寂しいでしょうね…。でも、やっと自分の時間が出来るから、これからの人生を楽しんでほしいです。
お店はちょうどいい感じで賑やかでした。時間帯によって結構混んでいることもあるらしいです。
醤油だれが好みではなかったところは残念でしたが、それ以外は値段も味も雰囲気も満足。
お手頃な焼きうなぎ屋さんで乾杯したい時に、悪くないなと思いました。
今まで韓国でうなぎを食べる時は、いつも伯母のお店で食べていましたが、コロナのときにお店を畳んだので、もう食べられなくなって残念です。
伯母のお店は、日本のような蒲焼きでしたが、ご飯の上ではなく、鉄板の上にのって出てきました〜
■うなぎと海鮮鍋メウンタン。韓国の伯母のお店で食べた最後の食事
食事後。お店近くの人気散策路
最近、ソウルで散策路として人気の「경의선숲길(京義線スッキル)」がお店の近くにあったので、ご飯を食べたあと、ここを散歩しました。
경의선(京義線)は、1904年に作られた歴史のある鉄道線路ですけど、、
使えなくなったので、線路跡をリニューアルして、市民が散歩できる公園にしました。
道に沿って、お店もずらりと並んでいて、繁盛してるお店も多く、
散策路には、わんこを連れて散歩する人がいたり、平和な雰囲気。
お腹は程よくパンパンで、春の風も気持ち良い夜でした。