韓国で人気のゆで卵のおかず
韓国では、作り置きのおかずとしてゆで卵の醤油漬けが昔から人気で、牛肉と一緒に作ったり色んなレシピがあります。
今回紹介するレシピは、2年くらい前に「麻薬卵」という名前で流行っていた作り方です。
半熟煮卵に、ネギなど薬味をたっぷり入れた醤油ダレの組み合わせですが、タレは混ぜるだけなのですごく簡単です。
半熟のゆで卵と、ネギだれが合わないわけがないですね!
ご飯のおかずにも、お酒のおつまみにも最高です。丼ぶりにして、ごま油を垂らして刻み海苔や韓国海苔のふりかけを添えて食べるのも人気です。
では、アレンジに参考になる韓国の人気レシピ動画も合わせて作り方をお届けします。
材料と調味料+レシピ
- 卵10個
- 長ねぎ(白い部分)1/2本
- 玉ねぎ1/2個
- ◎ 醤油(3/4カップ)150ml
- ◎ 水(3/4カップ)150ml
- ◎ 砂糖大さじ4
- ◎ みりん大さじ2
- ◎ 白ごま大さじ1
- ◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1/2
- ◎ 粉唐辛子(お好みで)大さじ1/2
- 【野菜】長ねぎと玉ねぎの他に、ニラ入りも人気です。刻んだ赤唐辛子を入れて彩りよく作る人も多いです。
- 【◎タレの調味料】ごま油を入れても美味しいですが、作り置きのときは食べるときにかけるのがおすすめです。タレの量は、容器に合わせて微調整してください。
ひと目で分かるレシピ
- 1ゆで卵を作ります。冷蔵庫から出したての卵を沸騰した湯に入れて中火で8分ほど茹でます。
- 2保存容器にみじん切りにした長ねぎ・玉ねぎ+調味料◎をよく混ぜ合わせてタレを作ります。
- 3茹でた卵はすぐに冷水につけ、殻をむきます。保存容器に入れて完成です。
食べごろと賞味期限
すぐ食べても良いですが、1日以上置いてから食べるとだんだんネギの辛味も和らぎ、卵にタレが馴染んでさらに美味しくなります。
日持ちは、5日が目安です。
ちなみに、iwakiの保存容器(Amazon)を使っています。 一番大きい1.2Lサイズの容器で、卵10個も入りそうですが、8個で作りました。
残ったタレは、ネギとにんにくの風味があるので、炒め料理などに入れても美味しいです!
では、写真付きの詳しい作り方の前に、参考になる韓国の人気レシピを紹介します。
韓国の人気レシピ+ヒカキン
麻薬卵の一番基本となるレシピとして、人気のレシピ動画はこちらだと思います。
動画のタイトルにも書いてありますが「麻薬卵」の韓国語は「마약계란장 マヤクケランジャン」です。
麻薬は、日本語と発音がほぼ一緒です。ケラン(계란)は卵、ジャン(장)は、醤の意味です。
■材料と調味料
卵 5個、長ねぎ 1/2個、
玉ねぎ 1/4個、青+赤唐辛子 2本
醤油 100ml、水 100ml
オリゴ糖 70ml(砂糖で調整OK)
ニンニク 2個、白ごま
作り方は一緒ですが、タレが少し違います。
体に優しいオリゴ糖を使っていますが、オリゴ糖は砂糖より甘さが半分以下なので多めに入れています。
卵を茹でる時に、黄身が真ん中に来るように、30秒ほど同じ方向に回していますが、私はいつもパスします^^
また、弱火で7分ほど茹でていますが、常温の卵の場合です。冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵で作ると、温泉卵のような感じになるので要注意です。
アレンジに参考になる韓国のレシピ
韓国のレシピ動画で人気のチャンネルですが、アレンジに参考になるので紹介します。
■材料と調味料
卵 8~10個、小ねぎ 20g
玉ねぎ 40g、青+赤唐辛子 6本
醤油 200ml煮干しと昆布の出汁 200ml
砂糖 100ml、ニンニク 大さじ1/2みりん 大さじ2、白ごま 大さじ1
かつお節 ひとつかみ
普通の麻薬卵は、醤油ダレを加熱しないレシピが多いですが、こちらの方は、加熱して作っています。加熱すると、日持ちがするところも良いですね。
また、水ではなく「煮干しと昆布の出汁」を入れてうまみアップです。加熱した醤油ダレに「かつお節」も入れて、粗熱を取ったあと、ネギなどの薬味とゆで卵を加えます。
卵は、水から加熱して11~12分間茹でています。
日本のアレンジ:ヒカキンが作る麻薬卵
HikakinTVで麻薬卵が紹介されました。こちらのレシピも参考になると思うので追加します。何より面白くて…。笑
作り方は一緒ですが、タレの調味料が少し違います。
■材料と調味料
卵4個、長ねぎ1/4本、玉ねぎ1/4個
乾燥赤唐辛子1本、にんにくチューブ 小さじ1
白ゴマ 大さじ1 、砂糖 大さじ3
醤油 100ml 、水 100ml
TikTokで話題のレシピを参考に作ったとのことですが、上記分量の2倍で作っています。
砂糖の量が多めですね〜。
私は砂糖を控えめにしてみりんを追加しました。みりんにはアルコールも入っているから保存が効くところが良いです。
すごく美味しかったみたいで、ご飯にかけて何個も^^
写真付きの詳しい作り方+ブログ
Step1ゆで卵を作ります。
必須ではないですが、皮を剥きやすくするために、卵に穴を空きます。おそらく100円ショップで買った卵の穴あけ器だと思います。
卵のお尻… 膨らんでいるところをパンパンと叩きます(お尻の反対側は叩かない)
冷蔵庫から出したての卵を沸騰した湯に入れて中火で8分ほど茹でます。
卵の茹で方ですが、お玉いっぱいだけの水を入れて蒸す感じで作っても良いです。
蓋をして中火にかけて6分間加熱しますが、沸騰したら弱火にします。火を止めてからも蓋を開けずに6分間置きます。
こちらのやり方が綺麗に茹で上がる+剥きやすいことが多かったので、試してみてください!
Step2保存容器にみじん切りにした長ねぎ・玉ねぎ+調味料◎をよく混ぜ合わせてタレを作ります。
にんにくは、生のほうが殺菌効果もあってオススメですが、チューブのおろしにんにくでも良いです。
◎ 醤油 150ml
◎ 水 150ml
◎ 砂糖 大さじ4
◎ みりん 大さじ2
◎ 白ごま 大さじ1
◎ にんにく(みじん切り)大さじ1/2
◎ 粉唐辛子(お好みで)大さじ1/2
【追記】醤油、水、砂糖の量を少し調整しました。
ゆで卵が入るので、タレの量は容器の半分くらいに~。
赤唐辛子はなかなか手に入らないので、粉唐辛子を入れました。
輪切りの乾燥唐辛子とかでも良いと思いますが、辛いものがそんなに好きではない夫の口に直撃する可能性があるので^^;
そのあと、「ごはんをくれぃー」と外から猫の鳴き声が聞こえたので、ご飯をあげたり。
Step3茹でた卵はすぐに冷水につけ、殻をむきます。保存容器に入れて完成です。
麻薬卵が完成したところで、マシューが登場。
ゆで卵の匂いがしたのかな?
翌日のお昼。
卵は、少し醤油色に染まっていました。
美味しそうな色合いです。
ニラも入れたかったのですが、最近ニラが結構高くて…
では、味見を。
美味しい! 半熟も良い感じです。
ご飯が欲しくなりました^^
ネギは、まだ辛かったですが、だんだん辛味が抜けて美味しくなっていきました。
ゆで卵は減るにつれ、タレもだんだん減っていったので、
蓋を開けるたびに、ゆで卵にネギだれシャワーをかけました。
夫の健康診断の前夜もこれで。
「沼」というダイエット食を作って食べているのですが、うちの沼はほぼお粥のようなものです。
YouTubeで「沼レシピ」を検索するとレシピがたくさん出てきます。
この麻薬卵がよ~く合いました。
載せたレシピ動画のように、白いごはんにごま油を垂らしたり、海苔、韓国海苔を添えて食べても美味しそうですね。
この日も同じ感じで食べました。笑
1ヶ月以上、ご飯の代わりに、この沼を食べ続けています。
普通のご飯より炭水化物の量が全然少ないです。お腹いっぱいになるし。
美味しそうだとTwitterでレシピを聞かれたので、今度作り方をまとめてみようかなと思います。
私達のようにダイエットしている方も多いと思うので…
【追記】沼のレシピを紹介しました♪
こちらのレシピで紹介したニラ入り万能醤油だれのように、ネギだれだけを作り置きして、ゆで卵などいろいろかけて食べても良いですね。
では、卵の大量消費にも良いので、お家に卵が渋滞していたら、ぜひ試してみてください~。