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野菜の違いによるカムジャタンの種類+レシピ。シレギ・ウゴジ・ムグンジ

カムジャタンに入る具材

カムジャタンのレシピ、白菜の和え物ウゴジ

この前作ったカムジャタンに入れた白菜の和え物です。

白菜の白い部分も結構入れましたが、もともと韓国では白菜の外側の青い葉を主に入れます。

その白菜の外側の部分を韓国語では「ウゴジ 우거지」と言います。

ウゴジが入っているカムジャタンを「ウゴジ カムジャタン」と呼んだりもします。

カムジャタンの野菜としてウゴジを入れることが多いですが、その他にもよく入れる野菜具材があります。

「シレギ」と「ムグンジ」と言うものですが、日本ではなかなか手に入らないものなので紹介したいと思います。

本格カムジャタンの作り方

 

シレギカムジャタン。シレギとは?

韓国でよく食べる野菜として「シレギ」というものがあります。

シレギ(시래기)とは、大根や白菜の葉を乾かしたものです。

乾かすことで栄養がアップするようですが、捨てられがちな大根の葉っぱを乾かして保存して食べることは素晴らしい食文化だなと思います。

下記は、シレギが作られるまでの映像です。

日差しが強いと、葉が黄色くなるので、日陰で乾燥させるとのことです。

1:19 の字幕で出ている韓国語は

이제는 바람이 할 일이에요

「これからは、風の仕事です」という意味ですが、なんだか良いなと思いました~。

ちなみに、ゴミのことを韓国語で「スレギ 쓰레기」と言います。シレギと発音が似ていて良いイメージではなかったのですが、この映像を見てシレギのイメージが変わりました^^

 

シレギ カムジャタンのレシピ動画

風が作ったシレギが入っているカムジャタンのレシピです。

英語字幕があります。作り方や入る調味料は、この前のレシピと基本同じです。

豚の背骨を水につける時に「インスタントコーヒー」を入れていますが、匂いを消すのに良いらしいです。下茹でする時に入れる人もいます。

出来上がりが美味しそうです~!

韓国のスーパーではシレギが売っていますが、日本では売ってないから家で作るときに入れるのは難しそうです。

 

シレギの戻し方と保管

乾かしたシレギの戻し方が分かる映像もありました。

「米のとぎ汁」と「砂糖」を入れて30分ほど茹でます。

茹でたら綺麗に洗って、皮の繊維が強い部分を剥がします。これ大変そうですね^^;

小分けして冷蔵もしくは冷凍保管しますが、シレギの繊維が強くなるので水も少し入れて保管したほうが良いとのことです。

韓国によく行かれている方は、市場でおばあさんがこの戻したシレギを売っている風景を見たことがあるかもしれません。

シレギはナムルにしてよく食べます。とても美味しいです。あと味噌スープにも入れますね~。

 

ウゴジとシレギの違い

一番分かりやすい判断基準は乾燥させてあるかどうか、だと思います

  • 普通の白菜の外側の葉は、ウゴジ
  • 乾燥させた白菜の葉は、シレギ

ウゴジは語源が「外側」。白菜以外の葉野菜でも、外側の葉ならウゴジと言えます。

韓国人もよく混同するので、その違いを説明する内容のNaver記事もありました。

 

ムグンジ カムジャタンも人気!

最後に紹介するのはムグンジが入ったカムジャタンです。

ムグンジ(묵은지)とは、熟成キムチのことです。

基本韓国のキムチは熟成キムチですが、ムグンジは漬けてから1、2年が過ぎてかなり酸っぱい味になっているキムチを指します。

そのムグンジを白菜1/2個分入れて作ったカムジャタンのレシピ動画です。

最後の試食部分で、骨からホロホロと落ちてくるお肉が美味しそうでヨダレが出ます。

ムグンジは、洗って料理に使うことが多いです。この方も洗って使っています。

洗っても、チゲに入れると、熟成キムチの深い味がいっぱい出て美味しいんです。出汁や野菜を少なく入れても簡単に美味しくなる魔法があります。

 

カムジャタンのレシピ

では、以上です。

この前、カムジャタンを作るときに、これも紹介したいなと思っていた映像をいっぱいあげました。

カムジャタンって、じゃがいもも美味しいですが、このような野菜具材もカムジャタンの美味しさに大きく貢献しているような気がします^^

本格カムジャタンの作り方

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