本格プルコギチャプチェ！韓国の人気レシピ。作り置きしても美味しい作り方

チャプチェ＝春雨＋プルコギ＋野菜

チャプチェ（잡채）は、もっちり食感の春雨と、甘辛いプルコギ味付けのお肉と、ほうれん草や玉ねぎの各種野菜の旨味を一気に楽しめる料理です。

豚肉で作るのも人気ですが、今回は牛肉で♪

今の時期、美味しいほうれん草と長ねぎも入れて作りました。

韓国の人気レシピと合わせて、作り置きしても美味しい作り方を紹介します。

材料と調味料＋レシピ

野菜とお肉を炒めるフライパン1個、ほうれん草と春雨を茹でる鍋1個、全ての具を和える大きいボウル1個が必要です。

• 【タンミョン】サツマイモで作られたチャプチェ用の春雨。韓国ではオトギ （Amazon）が一番人気です。業務スーパーなどで売っている「さつまいも春雨」でも良いです。
• 【牛肉】薄切り肉、焼き肉用など。脂が多すぎない部位がおすすめです。

ひと目で分かるレシピ

1. 1【お肉の下味】牛肉に調味料◎を揉み込みます。
2. 2すべての野菜を薄切り、細切りにします。ほうれん草は食べやすい大きさに切ってさっと茹でたあと、水にさらしておきます。
3. 3【野菜の味付け】各野菜をフライパンにサラダ油（ほうれん草はごま油）を少しひいて炒め、塩で薄めに味付けします。玉ねぎ→長ねぎ→人参→ピーマン＋パプリカ→ほうれん草の順に炒め、炒めた野菜はボウルに入れます。
4. 4下味をつけたお肉を炒め、ハサミで細長く切ります。ボウルに入れます。
5. 5【タンミョンの味付け】お湯に○醤油1/2カップ＋砂糖4を入れ混ぜ、タンミョンを6分間茹でます。水気を切り、フライパンに入れます（加熱はしない）。熱いうちに◎醤油3＋砂糖3＋ごま油3をよく混ぜます。
6. 6【仕上げの味付け】ボウルにタンミョンを加えて全体を和えます。味見をして醤油と砂糖で味を整えます。白ごまをかけて混ぜたら完成です。

• 【※3】ほうれん草はごま油と塩少々で和えるだけでも良いですが、炒めることで余分な水分がなくなり、日持ちします。
• 【※5】このように茹でる時に下味をつける方法も人気ですが、好みで省略しても良いです。フライパンはずっと洗わずに進めてOK

長ねぎはチャプチェの定番野菜ではないですが、彩りがよく、美味しいので、あればぜひです。

細長い形がいいので、食べやすい長さに切って縦4等分に切ります。

ほうれん草は茹でて和えるだけでもいいですが、作り置きの際には炒めるのがおすすめ。

チャプチェに入る具の中で一番悪くなりやすいので、炒めることで日もちします。

さつまいも春雨のゆで方と味付けする方法は色々ありますが、

茹でる時に、醤油（＋砂糖）を入れて下味をつける方法も結構定番です。

下味をつけた春雨に、もう一度調味料を入れてしっかり味をつけます。

このやり方で作ると、春雨に味がよく馴染み、仕上げの醤油の量も減るところが良いです。

ナムルのように、全体を和えて出来上がり♪

数時間以内で食べる場合は、常温保存でも良いです。少し冷めても美味しく食べられます。

翌日のチャプチェ。

冷蔵庫で保存したチャプチェは、レンジかフライパンで温めることで美味しさ復活！

では、写真付きのレシピ＋Blogの前に、韓国のレシピをお届けします。

プルコギ　さつまいも春雨

韓国の人気レシピ2選

本場の作り方がよく分かるレシピ動画2つを紹介します。

上記レシピと大きな流れは一緒ですが、少しずつ違うところがあるので、アレンジの際に参考にしてくださいね。

ベテラン人気主婦のレシピ

お正月料理としても定番のチャプチェ。親戚がたくさん集まるので、大容量で作ります。

長ねぎと韓国の薄いさつま揚げ入りも美味しいとのこと！ その他は基本材料です。

■野菜と味付け

ほうれん草 1束、玉ねぎ1個、長ねぎ1本

パプリカ2個、人参1/2

釜山おでん（韓国のさつま揚げ）2枚

干ししいたけ、干し木耳（水にしばらくつけてから、水気を絞って用意）

※おでん、木耳は醤油で味付け、その他は塩少々

 

■お肉（＋干ししいたけ）の下味

豚肉（牛肉）250g
醤油2、ごま油1、砂糖1、コショウ、好みでみりん

 

■春雨と味付け

さつまいも春雨 500g（20人前、10皿）

春雨を茹でる水：春雨の2倍くらいの量（約4L）
茹でる水に入れる調味料：醤油1.5カップ、黒砂糖1カップ（1カップ＝150ml）

茹でたあと、ごま油5 + 醤油5 + 砂糖3（好みで調整）

 

■仕上げの味付け

お酢1/2

 

※軽量スプーンではない。約9ml

材料を見ると、干ししいたけ、干し木耳が入っています。

特に木耳は、チャプチェ定番の具材です。普通のキノコも入れたりしますが、干したキノコを入れると、水が出ないから良いです。

韓国の薄いさつま揚げ入りも美味しそうですね〜。ちなみに、こちらの主婦は釜山（慶尚道）の方言を使っていますが、さつま揚げは釜山おでんという名前で販売されるものが多く、釜山でたくさん作られています。なので、釜山ではいろんな料理にもよく使う感じです。

春雨を茹でる時の醤油と砂糖の濃度は、もっと濃い目なので、好みで追加調整してくださいね。

仕上げにお酢をほんの少し入れると、美味しいとのこと！　私は仕上げに入れたことがないですが、食べる途中でたまに味変でタバスコのソースをかけて食べたりします＾＾

おでんのレシピ

料理研究家の人気レシピ

下記のレシピも美味しそうです♪　料理研究家とタレント夫婦チャンネルのレシピです。

白い木耳入りが独特で、その他は定番の材料です。

■材料

さつまいも春雨300g

牛肉

しいたけ5個、白い木耳
ピーマンやパプリカ2個

人参1/2個

玉ねぎ1個

ほうれん草

 

■調味料

ごま3

砂糖2（＋牛肉の下味に1）

ごま油3（＋牛肉の下味に1）

醤油4（＋春雨を茹でる時に1/2カップ、牛肉の下味に2）

サラダ油 適量、コショウ少々、野菜に塩少々

こちらの方も春雨を茹でる時に、醤油を入れます。砂糖は入れず、サラダ油を入れるところが違いますね。

春雨がくっつくのを防止するために、このようにサラダ油かごま油を入れる人もいますが、茹でたあと、さっとごま油を混ぜると全然くっつかないので（油がついた鍋を洗うのも面倒ですし＾＾；）私は入れないほうが好きです。

熱い時に和える時は、食器洗い用手袋をつけてから、ポリ手袋をつけるのが良いというTIPも。

作ったものを夫婦で美味しそうに食べています♪

今回、きのこは省略しましたが、きのこ入りで作った時。

■チャプチェのレシピ。韓国人の基本の味付けと材料を分かりやすく！

こちらでも本格チャプチェのレシピを紹介したので、違う作り方を見たい方は参考にしてくださいね。

人気・定番の韓国料理

写真付きの詳しい作り方＋Blog

チャプチェ用の良いお肉を見つけました〜！

チャプチェは、野菜をそれぞれ炒める時にも油を使いますし、仕上げにごま油も入れるので、脂の少ないお肉で作るのが人気です。あと、冷めても美味しいように。

チンジャオロースのように細長い形が理想なので、、薄すぎるよりは少し厚みのあるお肉を細長く切って作るのがおすすめ♪

Step1【お肉の下味】牛肉に調味料◎を揉み込みます。

◎ 醤油・料理酒　各大さじ 1
◎ 砂糖・ごま油　各大さじ1
◎ 塩コショウ　少々
◎ にんにく（みじん切り、またはすりおろし）大さじ1

牛肉は固くなりやすいので、豚肉のときより砂糖を大めに入れました。

ちょっと薄めで、プルコギのヤンニョム（味付け）をして少し寝かせます。

Step2すべての野菜を薄切り、細切りにします。

長ねぎも細長い形がいいので、食べやすい長さに切って縦4等分に。

ほうれん草は食べやすい大きさに切って、さっと茹でます。

水にさらします。

これで、下準備はOK。では、炒めていきます！

Step3【野菜の味付け】各野菜をフライパンにサラダ油を少しひいて炒め、塩で薄めに味付けします。

玉ねぎ→長ねぎ→人参→ピーマン＋パプリカ→ほうれん草の順に炒めます。

長ねぎも甘くなるように炒めます。

チャプチェに入れたら、綺麗に見えないか心配でしたが、意外と良かったです！

人参は、赤い汁が出るので、最後に炒める人もいます。

2番目の料理研究家はお肉を炒めたあとで炒めましたが、好みで順番を変えてくださいね。

彩りよく、黄色のパプリカと赤いピーマンを混ぜました。

ピーマンかパプリカだけでもOK！

ほうれん草だけ、ごま油で炒めました。

ごま油と塩で和えてから炒めてもいいですけど、和えるのが少し手間なので炒めるだけにしました。

炒めることで余分な水分がなくなって、日持ちにつながります。

海苔巻き「キンパ」にもほうれん草ナムルを入れることが多いですが、このように炒めてから入れると、日持ちします。

炒めた野菜はボウルに入れます。

できれば、それぞれ広げて冷ますと、予熱で食感が落ちたり、色が移ったりしないから良いです。

Step4下味をつけたお肉を炒めます。

ハサミで細長く切ります。

ボウルに入れます。

最後は、春雨です＾＾

お肉を炒める時に、隣のコンロで春雨を茹でていました。

Step5【タンミョンの味付け】お湯に○醤油1/2カップ＋砂糖4を入れ混ぜます。

このように茹でる時に下味をつける方法も人気ですが、好みで省略しても良いです。

タンミョンを6分間茹でます。

前もって、水につけて戻しておいたら、ゆで時間を短縮できます。

水気を切り、フライパンに入れます。

火はつけないです〜

熱いうちに◎醤油3＋砂糖3＋ごま油3をよく混ぜます。

冷めてから味付けすると、春雨がくっついてしまうので、熱いうちに♪

加熱しながら味付けすると、春雨に味がよく馴染むところがいいですが、

春雨に十分火が通っているし、熱すぎると和えにくいので、火はつけないままで大丈夫です。

Step6【仕上げの味付け】ボウルにタンミョンを加えて全体を和えます。

野菜とお肉は結構冷めてきましたが、

さつまいも春雨が少し熱いので、お箸で軽く全体を混ぜて、若干冷めたら、

ポリ手袋をつけて、ナムルを和えるようによく混ぜ合わせます。

熱すぎるときは、食器洗い用手袋をつけてから、ポリ手袋をつけて和えますが、そこまで熱くはなかったので〜

味見をして醤油と砂糖で味を整えます。

醤油を少し追加しました。好みの甘辛さに調整します。

白ごまをかけて混ぜたら完成です。

ほうれん草の緑が鮮やかで美味しそうです〜

軽く混ぜます。春雨もたっぷりで食べごたえアリ！

プルコギチャプチェの出来上がり♪

何度も味見したくなりますが…

お皿に移して、、左は晩ごはん用。右は作り置き用。

3〜4皿分くらいが出来上がりました！

晩ごはんの時にもっと食べたくなったので、作り置き用のほうも一部食べちゃいました。

作ってから3時間後の晩ごはん。

常温に置いたものをそのまま食べましたが、温めなくても美味しかったです＾＾

作り置きしたチャプチェで昼ごはん

おはようございます。

翌日の昼ごはんは、残りのチャプチェ！

冷蔵庫に入ったものは、春雨が固くなっているので、温めないとですが、、すぐ終わるので〜

トンチミから出しました。

大根の水キムチ「トンチミ」は酸味のある汁がとてもスッキリしてて美味しいです！

消化にもすごく効きます。

下記のレシピで紹介したものです。まだの方はぜひ♪

■簡単！りんごと大根の水キムチ。基本が分かる韓国レシピ

レンチンでも美味しいけど、フライパンで炒めました。

炒める前は、春雨が白い感じですけど、

温めると、透明な茶色に変わります♪

料理を準備しながら下記のプレイリストを聞いていました。

■韓国ギタリスト＆歌手적재(チョクチェ)の人気曲PLAYLIST♪feat. パクボゴム+IU

そういえば、記事でふれたパクボゴムとIUが主演のドラマが決まったというニュースも見ましたが、楽しみです＾＾

チャプチェは、春雨、野菜、お肉のいろんな具で作るから、

旨味が集結される感じで、、作るのはちょっと大変ですけど、失敗しにくい料理の一つだと思います。

今回初めて入れてみた長ねぎは、白い部分も緑の部分も、美味しそうに見えて、牛肉との相性も良かったです〜！

残りの半分は、キムチを入れて炒めました！

いただきましゅー。

夫のお箸が素早い。

温めたチャプチェも、作りたてのように美味しいので、たくさん作り置きするのがおすすめです！

チャプチェはつい食べすぎてしまうのが問題＾＾；

たっぷり作りましたが、ふたりで2食で全部食べちゃいました。

プルコギ　さつまいも春雨