ソウルで食べた平壌冷麺
ソウルから帰ってきました。
今回は新型コロナの中で行ってきたので、普段より(思ったより!!)苦労しましたが、久しぶりに家族の顔が見られて良かったです。
写真や動画を見ながら、帰省旅を振り返ってみました〜。
今回は、冷麺を食べに行った日の話を!
韓国では、平壌(평양 ピョンヤン)冷麺と咸興(함흥 ハムン)冷麺、大きく2種類の冷麺があります。帰省した時、いつも咸興冷麺を食べるのですが、今回は平壌冷麺を。
冷麺屋はランチで行きましたが、その日の朝ごはんの話も^^
冷麺の老舗人気店「乙支麺屋」へ
お昼を食べに、家を出ました。
11月中旬だから、どこも紅葉が綺麗でした〜
父と一緒にバス停へ。
平壌冷麺のお店の中で、いくつか行きたいお店があって迷いました。
韓国のサイトで人気店を探す
姉も両親も平壌冷麺はあまり食べないので、美味しいお店をよく知らなかったです。
なので韓国と日本のネット情報でお店を調べました〜。
まず、韓国のポータルサイトNaverで検索。
▼韓国語で「ソウル 平壌冷麺」と検索した結果はこちら
人気のお店が確認できます。赤字で「미쉐린 가이드 서울 2021」と書いてあるものは、ミシュランガイドで掲載されたお店。
下の★数字は、訪問者の評価。書き込み数と内容で実際どれほど人気なのかも予想できます。
1番目の「우래옥・又来屋・ウレオク」と2番目の「을밀대・乙密台・ウルミルデ」に行きたい気持ちもありましたが、3番目の「을지면옥・乙支麺屋」が再開発地域のため、まもなく撤去予定とのことで行ってみることに。
▼「ソウル 冷麺」と検索した結果はこちら
冷麺だけで検索すると、平壌(ピョンヤン)冷麺と咸興(ハムン)冷麺、両方とも出てきます。
5番目の「오장동흥남집 본점」は、こちらの記事で紹介した店で、咸興冷麺の人気店です。
韓国語ですが、お店をクリックすると、写真やBlog、地図など詳しい情報が見れます〜。
バス停には、バスが何分後に来ると知らせてくれる案内板があるので便利です。
向こうには、ソウル駅の隣にあるロッテマートが見えます。
韓国のバスは、日本より運転が少し乱暴ではありますが^^; 座っているとかなり快適!
秋だから、もうシートが暖かくてお尻が気持ち良かったです。
冷麺屋のある「乙支路3街・을지로 3가」で降りました。
大股で歩く父を追って行きます。
을지면옥 という冷麺屋さんの看板が右側に見えました。
漢字は「乙支麺屋」と書いて、発音はウルチミョンオク(リエゾンするので、ウルチミョノッ)です。
お店への細い通路に、お店の歴史を語る古い写真が展示されています。
先程書きましたが、この辺はまもなく再開発されるので、お店が撤去されるらしいです。老舗なので、お店の撤去を巡って話題になり、ニュースの記事にも。
お店に座ってメニューを眺めました。
冷麺が12,000ウォン。
高いなと思いましたが、最近、韓国の物価が全体的に高くなっています。まだ慣れなくて、お店に入ってびっくりすることが多いです…
冷麺が出ました〜
私はスープありの水冷麺(물냉면)、父は辛めのヤンニョムだれで混ぜて食べるビビン冷麺(비빔냉면)を注文しました。
見るからに、あっさりスープの雰囲気。
平壌冷麺は、お肉出汁に大根で作る水キムチ(トンチミ)の汁が結構入るらしいです。
水冷麺なのに、粉唐辛子がかかっているんだなーと珍しく思いました。
のどごしがよく、すごく食べやすかったです。
麺もいい感じにコシがありました。程よい太さの麺に絡むスープもさっぱりと美味しい!
平壌冷麺は、あまり食べたことがなくて詳しくないですが
麺がもっと太いイメージがあったのに、思ったより太くなくて… 日本の盛岡冷麺より全然細かったです。
父が頼んだビビン冷麺も、味見しましたが、美味しかったです。
刺激的に辛かったり、甘かったりする味ではなく、適度な甘辛さで。胃に負担のないヤンニョムだれでした。
でも、父は、今回のお店より、下記記事で紹介した冷麺屋さんがやっぱり好きとのこと。
こちらは、平壌冷麺ではなく、咸興冷麺! 麺のコシは咸興冷麺のほうが強いです。
父とよく行く「五壮洞 興南チッ」という咸興冷麺屋さんは、下記の記事にも紹介されています。
乙支麺屋は紹介されてなかったのですが、平壌冷麺の老舗についても詳しく。
乙支麺屋の冷麺。父の好みではなかったようですが、私は結構気に入りました。値段さえ安ければ良いのですが…。
平壌冷麺がじわじわと(?)中毒性があると言われている意味が分かった気がしました。今度、また違う平壌冷麺を食べに行ってみたいです。
冷麺は、韓国に来るときは欠かさず食べています。
韓国に行くと、お肉料理が多いし、量も多いので、満腹になりがちで… その中で軽めの食事でさっぱりとしたものが食べたい時には、やっぱり冷麺専門店が一番!
冷麺を食べたあと、父は家に帰り、私は歩いて仁寺洞へ向かいました。
実家の朝ごはん
冷麺を食べた日の朝。
起きて、実家のテレビを見ながら、韓国に来たことを改めて実感します。元気な韓国語の声が流れます。
食卓に座ると、キムチが置いてあります。
これは、牡蠣入りの白菜キムチ。小さめの牡蠣がたっぷり入っていますが、白菜キムチと相性抜群。
スープは、練り物入りのわかめスープ。
今回は父のお誕生日と母のお誕生日が両方ともあったので、わかめスープを5食くらい食べました。
誕生日の日にわかめスープを食べる文化がありますが、作ると大量で作るので!
おかずは、いろんな種類のキムチと、ナムル、焼き魚、お肉のおかず。
キムチなど漬物類は、ワイルドに作り置きの容器のまま食べます^^;
これは、チェユクポックム(レシピ)の味付け。
豚肉の脂は、ぐにゃっとしてなく、弾力があって美味しい! キムチチゲに入れても美味しそう〜
わらびで作るコサリナムル(レシピ)もありました。
実家の平凡で美味しい朝ごはんのあと、テレビを見たら、海外ニュースのピックアップで日本のニュースも。
穏やかで落ち着いた日本語の声が聞こえました。
韓国のバラエティを見ながら、パソコンでいろいろ調べものを。
日本に帰る時に必要なPCR検査の病院など…
テレビでギターを弾いている人は、ドラマ『賢い医師生活』のチョ・ジョンソク。こちらの記事で紹介した曲も歌った人気の俳優さんです。
実家は、今年引っ越したので、私が子供の時から住んでいたお家ではなかったです。
でも同じ街なので、私が通っていた小学校(赤い建物)と図書館(緑の屋根の建物)がマンションから見えました。
今年亡くなった猫のミルと18年前ばったり会った場所も… テニスコートの前なんですが。
父が、メガネのように、マスクを首にかけていて、こういうものもあるんだと面白かったです。
南大門で一個2000ウォン(180円くらい)だけど、買って来ようか?と聞かれましたが、調べてみたら、日本でも100円ショップで売っているようだったのでいいと答えました。
韓国人は、かなり使用している雰囲気でした。
まだお店をやっている母が、お昼ごはんに家に帰ってきました。
母のお昼ごはんは、蒸した餃子とお餅。
味見してと言って一個ずつ残して、蒸したものを持って慌ててお店へ。
左のヨモギ餅と右の餃子も美味しかったです。
餃子は市販のbibigoでしたが、日本に帰ってきた時、空港の通関で「bibigoの餃子とか持ってきてないですか?」と聞かれて面白かったです。
持ってくる人がいるんですね^^;