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プルコギのレシピ ~本格的な味付け・たれを簡単に~

本場韓国のプルコギの作り方

プルコギの写真

プルコギは、スーパーでも見かけるほど、日本でもよく知られた韓国料理だと思います。コストコでも人気商品ですよね。

もちろん韓国でも人気で、よく食べます。今回はプルコギの簡単かつ本格的なレシピを紹介します~。

日本の家庭にある調味料ですぐ作れますし、冷蔵庫で寝かせておくと味に深みが出るので、下ごしらえしておいて、食べたいときにさっと食べるのにも良いです。作り置きにもとっておき!

お肉に味付けする時に韓国人がよく入れる野菜と果物についても詳しくお届けします。

 

プルコギの材料とヤンニョム(3~4人前)

プルコギの材料写真

  • 牛肉500g
  • 玉ねぎ(一部はすりおろし)1個
  • ネギ(一部はみじん切り)1本
  • ニンニク(すりおろし)大さじ2
  • 砂糖大さじ2+1/2
  • 醤油大さじ6
  • 塩コショウ適量
  • ごま油大さじ 1
  • ヤンニョム】味付けのための調味料・薬味のこと。お肉に味付けする時に入れます。
  • 【牛肉】肩ロースの切り落としを使いました。厚すぎなければどの部位でも大丈夫です。
  • 【野菜】キノコ、人参、ピーマン、ニラを入れても美味しいです。辛いものが好きな方は、生の唐辛子や乾燥した唐辛子がおすすめ。追加野菜について詳しくはこちらの記事
  • 【生姜・ハチミツ】生姜のすりおろしを少し追加し、砂糖の代わりにハチミツを入れても美味しいです。

 

お肉の味付けに使う野菜(薬味)

プルコギの薬味の写真

ネギと玉ねぎの一部(写真)は、お肉に味付けする時に、すりおろし・みじん切りにして使います。残りの野菜は、炒める時に使います。

「梨」や「りんご」などを入れることもありますが、上記野菜だけで十分美味しく出来ます(韓国でよく追加するものについては後半に詳しく記載)

 

ひと目で分かるレシピ

  1. 1玉ねぎとニンニクはすりおろし、ネギはみじん切りにします
  2. 2牛肉に 1 調味料のすべてを入れてまんべんなく和えます。
  3. 3冷蔵庫で20分以上、味をなじませます。(肉に味をつけた状態で、2日くらいは大丈夫です)
  4. 4残りの野菜を食べやすい大きさに切ります
  5. 5熱したフライパンに、味付けした牛肉 3 と切った野菜 4 を入れて中強火で炒めます
  6. 6野菜の量によって醤油・塩コショウ・砂糖を少し追加して微調整します。完成♪

 

プルコギの詳しい作り方

プルコギのレシピ写真
1玉ねぎとニンニクはすりおろし、ネギはみじん切りにします

  • 玉ねぎ1/3個くらい、ネギは7cmくらい、ニンニク3かけを目安に。
  • 冷蔵庫で3日以上長く保存したい時は、玉ねぎとネギを入れずに「にんにく」だけ入れるのがおすすめです。

 

プルコギのレシピ写真
2牛肉に調味料のすべてを入れてまんべんなく和えます。

手間を省いてお肉に直接入れていますが、別途容器に調味料をすべて混ぜてからお肉に入れる人も多いです。でも、お肉に直接入れてもそんなに味のムラを感じなかったのでいつもこのやり方でやっています~。

 

プルコギのレシピ写真

調味料は

砂糖 大さじ2.5、醤油 大さじ6、塩コショウ 適量、ごま油 大さじ1

お肉にしっかりと濃い目で味付けします。

 

プルコギのレシピ写真

塩コショウは、4~5回くらい振りました~

 

プルコギのレシピ写真

辛いものが好きな方は、生の唐辛子を切って入れたり、乾燥した唐辛子を入れたりします。

(辛いものが苦手な家族がいるので気持ちだけ入れました、笑)

唐辛子を入れると、お肉の脂っぽさを感じにくくなる良さがあります。

 

プルコギのレシピ写真

素手でも良いですが、作りおきするならビニールの手袋で和えたほうが衛生的ですよね~。

 

プルコギのレシピ写真

和え終わったら、プルコギはほぼ完成です!

後は野菜を切って炒めるだけです。

 

プルコギのレシピ写真
3冷蔵庫で20分以上、味をなじませます。

肉に味をつけた状態で、2日くらいは大丈夫です。

 

プルコギのレシピ写真

すぐ炒めても大丈夫ですが、少しでも寝かせたほうが全然美味しいです。

この時は、当日と翌日、2回に分けて食べましたが、翌日のほうがやっぱり美味しかったです。

 

プルコギのレシピ写真
4残りの野菜を食べやすい大きさに切ります

翌日にはネギと玉ねぎに、「キノコ」も追加して作りました。

牛肉にキノコ、合いますよね~

私はプルコギに「しいたけ」を入れるのが好きですが、ちょっと高めだったので代わりに買った「ブナシメジ」を。値段が安定していて頼りになります^^

 

プルコギのレシピ写真

5熱したフライパンに、味付けした牛肉と切った野菜を入れて中強火で炒めます

お肉と野菜を入れるタイミングはほぼ同じです。お肉だけ楽しみたい方は、野菜は特に入れなくて大丈夫です。

冷蔵庫で1日寝かせたプルコギなので、血色が少しよくないですが、ヤンニョムが染み込んでいて美味しいです。

 

プルコギのレシピ写真

6野菜の量によって「醤油・塩コショウ・砂糖」を少し追加して微調整します。

入れる野菜の量によって調整しますが、この時は醤油と塩コショウを少々。

好みの塩加減で調整してください~。甘みが足りなければ砂糖も少し。

 

プルコギの写真

プルコギの完成♪

 

プルコギの写真

お肉も柔らかく、染み込んでいてとっても美味しかったです!

韓国で食べていた味~

 

プルコギの写真

ニンニクでお肉を味付けして冷蔵庫に入れておいたら、味に深みが出ますし、臭みもなくなるし、油っぽさもあまり感じなくなるような気がします。ニンニクの刺激な味もまろやかになります。

玉ねぎのすりおろしは、お肉を柔らかくする効果があります。他の韓国料理のお肉料理でもよく入れます。それに、甘みと旨味の成分も。

 

プルコギの味付けによく入れるものは?

醤油、砂糖のような調味料以外で入れるヤンニョムの薬味、野菜、果物についてもうちょっと詳しく!

味付けにニンニクは必須で、オプションで玉ねぎのすりおろし、ネギのみじん切りを入れます。

その他に韓国人がよく入れるものとしては、

  • しょうがのすりおろし
  • 梨のすりおろし
  • りんごのすりおろし
  • 大根のすりおろし

などがあります。おうちにあったら、試してみてください!

たくさん入れすぎると、醤油などの調味料の味が薄くなってお肉にちゃんと味がしみこまなくなるので、そこだけ気をつけてください~。

また、梨やリンゴを入れる場合は、果物の甘みもあるので砂糖を少し減らしても美味しいですね。

 

韓国プルコギのレシピ

玉ねぎ、ネギ、ニラで作った時のプルコギ♪

 

参考になる韓国のレシピ

本やネットでいろんなレシピを見て試してみましたが、結局ペクジョンウォンという韓国の料理研究家の本に出ていたレシピが一番参考になりました。

ペクジョンウォンさんは、最初お肉にヤンニョムをするときに砂糖をまず和えてから他の調味料を入れるようにと言っていますが、、、やってみたら、それほど違いが分からず、全部合わせて入れています。

プルコギの写真

大根のすりおろしを入れるレシピ

下記ブログを書いている韓国人の主婦の方が、梨とかリンゴのすりおろしより、大根のすりおろしが一番美味しいと言っています。

소불고기 황금레시피 무즙으로 달달하게~(Naver Blog 엄딸스토리)

ご存知の方もいると思いますが、梨のすりおろしを入れると美味しいと知られていますが、梨って季節ものですし高いですよね~。

大根って梨と似たようなところがあるので、代わりに大根でも良いかもしれません。今度試してみたいと思います。

 

プルコギの韓国語と歴史について

せっかくなのでちょっとプルコギについて調べてみました。wikipediaが分かりやすかったので、一部を載せます。

「プル」(불)は「火」、「コギ」(고기)は「肉」の意味だが、日本でいう「焼肉」とはかなり異なり、むしろすき焼きに近い。李氏朝鮮時代に一部の貴族階級の冠婚葬祭用の高級宮中料理としてのみ肉食文化が発展した。しかし、醤油ベースのプルコギとは全く異なり、スタイルも焼いた肉を盛り付けてから食べるような高級料理だった。韓国農水産食品流通公社によるとプルコギの正確な始まりは朝鮮戦争で北朝鮮の攻撃で家を失ったため、庶民が屋外でコンロを囲んで食事をするようになり、醤油ベースで味付けをしたあとに鉄板で焼いて食べたことからである

wikipedia「プルコギ」より引用

今の醤油ベースのプルコギって朝鮮戦争以降のものなんですね。思ったより歴史が短いですね...笑

日本のすき焼きに近いですけど、「ニンニク」を入れることと、味付けして寝かせてから調理する点が一番大きい違いですかね…

 

プルコギの写真

プルコギの「コギ 고기」はお肉の意味なので、いろんなものについています。例えば、

  • 닭고기 タッコギ= 鶏肉 ※タッ=鶏
  • 소고기 ソコぎ = 牛肉   ※ソ=牛
  • 돼지고기 テジコギ= 豚肉 ※テジ=豚

では、ソコギで、プルコギをぜひ作ってみてください!

 

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