オイキムチとオイソバギの違い
キュウリが安かったので、またオイキムチを作りました。今回はこの切り方で~!
日本では「オイキムチ」といえば、丸い形で十字の切り込みをしたものを思い浮かべる方が多いと思いますが、韓国でキュウリキムチ(=オイキムチ 오이김치)といえば、この切り方が多いです。
丸い形のものは「オイソバギ 오이소박이」という別の名前があります。こちらのレシピではその切り方を紹介しました。
丸くない切り方のオイキムチにも、魚醤を入れて発酵させることで本格的な味に仕上がります。今回参考にしたレシピ動画と合わせて作り方をお届けします。
材料と調味料(ヤンニョム)
- キュウリ5本
- ニラ1/2束
- 玉ねぎ1/2個
- ◯ 砂糖大さじ1
- ◯ 塩(あれば粗塩)大さじ1+1/2
- ◎ 粉唐辛子大さじ6
- ◎ アミの塩辛大さじ2
- ◎ イワシの魚醤大さじ2
- ◎ ニンニク(みじん切り)大さじ1
- ◎ 砂糖大さじ1~2
- ◎ 塩大さじ1
- 白ごま(仕上げ)適量
- 【砂糖】参考レシピは「砂糖 大さじ1+梅シロップ 大さじ1」だったので梅シロップがある方は、梅シロップを入れてください。砂糖の代わりに蜂蜜でも良いです。リンゴ・梨のすりおろしを加えても美味しいです。
- 【魚醤】両方なければ、いわしの魚醤、アミの塩辛のどちらかを多めに入れてもOK。詳しくは、韓国魚醤の紹介記事を参考にしてください。
★魚醤がなくても作れる簡単レシピはこちら
ひと目で分かるレシピ
- 1キュウリを綺麗に洗います(より綺麗に洗いたい方は粗塩でこすってください)
- 2両端を切って長さを3~5等分に切り、タテに4つ切りにします
- 3キュウリに◯の砂糖と塩を順に入れて、まんべんなく和えて30分つけておきます(途中に上下を混ぜます)
- 4ニラは3cm切り、玉ねぎは薄切りをします。ニンニクはみじん切りにします
- 5ボウルに調味料(ヤンニョム)◎の全てを入れてよく混ぜます
- 6つけておいたキュウリは水で軽く洗い、水気をしっかり切ります
- 7ヤンニョムが入っているボウルに「キュウリ+玉ねぎ」を入れて和えます。それから「ニラ+白ごま」も入れて全体を混ぜ合わせたら完成です♪
- 81日〜2日室温で熟成した後に冷蔵保管します。お好みで翌日か4日程熟成後に召し上がってください。
参考にした韓国のレシピ動画
今回、こちらの動画を参考にして作りました。いろいろ見ましたが、こちらの韓国人主婦のレシピ動画がコンパクトで分かりやすかったです。
カライチ「キムチ」レシピ一覧
写真付きの詳しい作り方
1キュウリを綺麗に洗います
より綺麗に洗いたい方は粗塩でこすりながら洗います。動画ではやっています~。
2両端を切って長さを3~5等分に切り、タテに4つ切りにします
丸い形に十字の切り込みを入れる切り方にしたい方は、こちらのレシピを参考にしてください。
3キュウリに◯の砂糖と塩を順に入れて、まんべんなく和えて30分つけておきます
「砂糖 大さじ1」「塩 大さじ1+1/2」
30分間つけておく間に、塩がまんべんなく染みこむように時々上下を混ぜます。
4ニラは3cm切り、玉ねぎは薄切りをします。ニンニクはみじん切りにします
玉ねぎの場合、動画の方はもっと大きなサイズに切っています。私は辛いかなと思って薄切りにしましたが、好みの切り方で♪
5ボウルに調味料(ヤンニョム)◎の全てを入れてよく混ぜます
ヤンニョム(大さじ)
粉唐辛子6+アミの塩辛2+イワシの魚醤2+ニンニク(みじん切り)1+砂糖1~2+塩1
砂糖 大さじ1~2は、「砂糖 大さじ1+梅シロップ 大さじ1」「蜂蜜 大さじ2」などに変えても大丈夫です。
基本的に粉唐辛子が入っている調味料(ヤンニョム)は、混ぜてから10分以上置いてから使用するのが美味しいと言います。
そうすることで粉唐辛子の粉っぽさがなくなり、ヤンニョムに深みが出ます。
6つけておいたキュウリは水で軽く洗い、水気をしっかり切ります
7ヤンニョムが入っているボウルに「キュウリ+玉ねぎ」を入れて和えます。
あれば、ビニールの手袋をつけて和えるのが良いですね^^
味見をして、塩加減や甘味の加減を調整します。
ヤンニョムが足りないかなと思いながら味見してみたら、ちょうど良かったので追加はしませんでした。
「ニラ+白ごま」も入れて全体を混ぜ合わせます。
ニラは、混ぜすぎると傷めやすいのと匂いがするので手に力を抜いて軽く和えます。
韓国語では「サルサル 살살」和えるといいますが、日本語で良い表現が思い浮かびませんね…
完成です!
81日〜2日室温で熟成した後に冷蔵保管します
熟成キムチが好みであれば、室温で1~2日間熟成後、冷蔵庫で4日程発酵させてから召し上がってください。
浅漬のキムチが好みであれば、室温で半日〜1日間熟成後、冷蔵庫で冷やしてすぐ食べても良いです。
大きい容器にそれぞれ2/3くらい入る量のオイキムチが出来上がりました。
熟成期間による味と色の変化
作った翌日は、生キュウリの青い感じが残っていて、全く酸味を感じませんでしたが、
4日目のオイキムチ! 青さが変わってきました。
酸っぱくなり、本格的なオイキムチの味がしました~!
前回作った時は、半日くらい常温においてから冷蔵庫に入れましたが、今回まるまる2日間常温においてから冷蔵庫に。
2日間常温においたほうが熟成された深い味がして、韓国で食べたキムチを思い出すくらいに本格的な味でした!ということで、酸味のあるキムチが好きな方は、2日間がオススメです。
魚醤なしのヤンニョムで、和えてすぐ食べたい時には下記のレシピがおすすめです。
アミの塩辛だけ入れたオイキムチより、イワシの魚醤とアミの塩辛を両方入れた今回のオイキムチが私の好みの味でした。
辛いもの臭いものが苦手な夫も、「本格的!」と言いながら美味しそうに食べていたので合格(?)かなと思います。
そういえば、下記オイキムチのレシピで後半のほうに載せた韓国人主婦の方も両方とも入れていました。どちらか1つだけ入れるレシピも多いですが、両方持っている方はぜひ両方とも入れてみてください~!
カライチ「キムチ」レシピ一覧