臨津閣に行ってきた
今週、韓国は旧正月でしたが、
連休の初日に、臨津閣に来ていると両親から写真が送られてきました。
向こうは北朝鮮… 正確に言うとDMZ(非武装地帯)で民間人は入れないところです。
この辺がよく分かる動画も後半にのせましたが、まず両親の写真から〜^^
川の上にある橋は、自由の橋(자유의다리)という名前です。
ここは、臨津閣(イムジンガク・임진각)で、
川の名前は、臨津江(イムジンガン・임진강)です。
最後のハングルの下についているパッチムだけ違います。パッチムとは?
一番上に大きく書いてある파주(パジュ)。この辺の地域名です。
臨津江の向こうは、今まで行けなかったのですが、最近、観光用のゴンドラが出来て行けるようになりました。
早速、両親も乗ってきたとのこと〜
下には、DMZ(非武装地帯)という字が大きく書いてありますね。
軍事境界線… 北朝鮮と韓国の境界にある地域。
おばあちゃんとおじいちゃんのお墓がちょうどこのDMZにあります。
北のほうが故郷だったけど、戦争のときに南に来てて… 亡くなる前まで故郷に帰れなかったから、悲しかったでしょうね…。
でも、お墓は、北に近い非武装地帯に置けました。
この日、両親はお墓参りの帰りに臨津閣に寄ったのですが、お墓参りするのも大変。
身分証を預けたり、軍人がついてきて監視されながらお墓参りをします^^;
ゴンドラに乗って見える景色は、完全に冬景色。
臨津江全面がキンキンに凍っている感じ。
真冬に東京からソウルに行くと、耳が千切れそうな寒さを感じますけど、北朝鮮の寒さはどんな感じなんでしょうかね…
北朝鮮を後ろに、母は記念写真。
韓国人がよくする指ハートのポーズをする母の写真を見て、ガッツポーズみたいだと夫がよく言います。
確かに… 母の指ハートはガッツポーズに見える!
臨津閣平和ヌリ公園と韓国人ブログ
タイトルに平和すぎると書いたのですが、この動画を見てそう思いました。
臨津閣にキャンプできるところもあるなんて! 楽しんでいる人も多いですね。驚きました。昔の雰囲気と全然違います。
字幕は韓国語しかないですが… 雰囲気がよく伝わる映像です。
ゴンドラに乗っている映像は、動画2:20から。パシュ市民だから半額の4,500ウォンとのことで… 普通は9,000ウォンです。
ゴンドラの中で韓国語の案内放送が流れますが(イカゲームが思い浮かびました)、この臨津江という川はソウルの漢江と合流して海に流れるという内容など。
もともとは川の向こうに降りてからも観光できるようになったらしいですが、アフリカ豚熱が発生している最中だったから、観光できなかったそうです。
ここは韓国語で「임진각 평화 누리 공원・臨津閣平和ヌリ公園」という場所ですが、興味のある方はぜひいつか^^
世界で唯一の分断国家なので、外国人観光客の中ではここに興味のある方が多いです。
緊張感が走る場所かと思いきや、全然緊張感を感じられななかったというコメントを見かけました(笑)テントを張ってキャンプするくらいですからね…
おじいちゃんは高校の時に、おばあちゃんは大学時代に亡くなったのですが、
おばあちゃんが亡くなってからは、鰻屋さんをやっている伯母の店に行く時しかパジュに行く機会がなかったです。
でも、鰻屋さんもコロナで予定より早く店を閉めることになり… もうパジュに行く機会がなくなりました。
パジュには、ドラマを撮影する大きなスタジオもあるから、下記記事でも触れたりしました〜
パクソジュンの「サムギョプサル」モッパンから、美味しく食べるヒントを
もともと、カライチ日報に書こうと思いましたが、韓国人の映像を見て臨津閣の変わった雰囲気にちょっとびっくりしたので〜。^^