韓国人が雨の日にチヂミを食べたくなる理由
雨が降る日に、ニラのチヂミを作りました。
先日、日本人の知り合いと話している時に、雨の日に韓国人はチヂミを食べたがるという話をしたら、
「なんてロマンティックなの! でも、なんで?」と聞かれました。
その時はすっかりその理由を忘れていたので、笑いでごまかしていましたが、
今回紹介するコチュジャンチヂミのレシピ動画を見て、その理由を思い出しました。
正解はコチュジャン入りチヂミのレシピ動画から
韓国ではコチュジャンを入れて作るチヂミがあります。
そのレシピを紹介する下記動画の導入部分を見ると、雨の日に食べたくなる理由が分かると思います!
なんだか趣があって良いレシピ動画なので、ぜひ見て参考にしてください~。
ニラを畑からとってくるところから始めるのって素敵ですね。
チヂミを焼いているところを見たら、美味しそうでマッコリが飲みたくなりました。
雨の日にチヂミが食べたくなる理由は
雨の音とチヂミを焼く時の音が似ているから、雨の音を聞くとチヂミを連想するのだそうです。
確かに似ていますね。
他の料理も雨の音と似ているものがありそうですけど…
でもそれぐらいチヂミが韓国人にとって身近な食べ物ということですね。
導入が長くなりましたが、動画のレシピをもとにコチュジャン入りのチヂミのレシピを紹介します!
材料と調味料(2枚分)
- ニラ1束
- 玉ねぎ・生の唐辛子(好み)少し
- ◎小麦粉250g
- ◎水400ml
- ◎コチュジャン大さじ 1+1/2
- ◎味噌大さじ 1/2
- ◎塩2つまみ
- 【玉ねぎ】以外は動画の材料と同じです。
- 【小麦粉】韓国では中力の小麦粉か、チヂミ粉でよく作ります。チヂミ粉は味付けもされているので作りやすいです。
ひと目で分かるレシピ
- 1ニラを洗い、3cmくらいの長さで短く切ります。他の野菜も小さく切ります
- 2水に小麦粉、片栗粉、コチュジャン、味噌、塩をよく混ぜます(◎のすべて)
- 3切った野菜も入れて混ぜます
- 4サラダ油を入れたフライパンに、3を適量入れて中~強火で焼きます
- 5片面が焼けてきたら、裏返して焼きます。両面焼けたら完成♪
写真付きの詳しい作り方
1ニラを洗い、3cmくらいの長さで短く切ります。
夏のニラは農薬をたくさん使うから、水に少しつけてから使ったほうが良いと、動画で説明していました。
他の野菜も小さく切ります
玉ねぎと赤ピーマンを切って入れました。
韓国では、動画のように、生の唐辛子を細かく切って入れて、ピリ辛味を楽しむ人が多いです。辛いものが好きな方は生の唐辛子を入れてみてください(日本のスーパーでは売ってない時がありますが…)
2水に小麦粉、片栗粉、コチュジャン、味噌、塩をよく混ぜます
小麦粉 250g
水 400ml
コチュジャン 大さじ 1+1/2
味噌 大さじ 1/2
塩 2つまみ
コチュジャンと味噌の割合は、それぞれですが、コチュジャンを多めに入れる人が多いです。
家に辛いものが苦手な人がいるのでコチュジャンをレシピより少なめに入れましたが、もっとたくさん入れると動画のような赤いチヂミになります。
韓国味噌は色的には日本の赤味噌に近いです。
水の代わりに、昆布や煮干しの出汁を入れるとさらに美味しいです。
3切った野菜も入れて混ぜます
今回は細かく分量を計らずに作りましたが、具が多かったので小麦粉と水を追加しました。
また、ズッキーニのジョンを作る時に残った卵もあったので追加しました。
チヂミに卵を入れると、よりモチモチとした食感になります。
動画みたいに、少しパリッとしたチヂミにしたい方は入れないほうがいいですね。
4サラダ油を入れたフライパンに、3を適量入れて中~強火で焼きます
火の強さも大事な気がします。弱いとうまく焼けません。
5片面が焼けてきたら、裏返して焼きます。両面焼けたら完成♪
片面が80%くらい焼けてきたら裏返します。
焼くところは、動画が分かりやすいので動画を参考にしてくださいね!
レシピの分量でチヂミ2枚を作ることができました。
コチュジャンを少なめに入れたので、あまり赤くないですが、食べるとコチュジャンのピリ辛感がありました~!
食べやすい大きさに切って食卓へ♪
味はついていますが、お酢と醤油のタレにつけて食べました。
今まで韓国で買ってきた「チヂミ粉 부침가루」でチヂミを作っていましたが、今回初めて小麦粉で作ってみて問題を感じました。生地が思ったより美味しくなかったです。
薄力粉の場合、片栗粉を少し混ぜるほうが良いとの意見が多かったので、混ぜて作ってみましたが、もっと美味しくできる比率がありそうです。
韓国では中力の小麦粉をよく使います。動画でも小麦粉としか出てないので、中力の小麦粉を使っていると思います。
料理名はチヂミではないです
今回のチヂミは、本の写真のように一口くらいで食べられるサイズで作ることも多いです。
コチュジャンを入れる今回のチヂミ。韓国の料理名は、
ブチュ ジャントック 부추 장떡
解体してみると、
- ブチュ = ニラ
- ジャン = 「コチュジャン」のジャン
- トック = 餅
コチュジャン、味噌などを入れたチヂミのことを「ジャントック」と言いますが、コチュジャンの餅という意味なんです。
漢字語ではないということは、昔から食べてきた証拠ですね。
トック(餅)という名前がつけられている理由は、地方によっては焼くのではなく蒸して作るところもあるからです。蒸したお餅のように。
梅雨中にあまり雨が降ってないなと思っていたら、今日は雨ですね。
韓国の梅雨は6月下旬からなので、まだ梅雨に入ってないみたいです。
では、チヂミのアレンジとして、コチュジャンと味噌を入れて作ってみてください~!
こんにちは! 仕事でばたばたしててゆっくりネットできなかったのですが、ひさびさに来たらすごい美味しそうなのがたくさんupされてて超感激です!
まずはこのコチュジャンいりのチヂミもといジャントックを作りますね!
明日は会社帰りに長堀橋の韓国ひろば(そういう名前のマートがあります。ご存じかもですが長堀橋は鶴橋よりもオフィスタウンなコリアタウンです)で青唐辛子を買わねば!
いつもありがとうございます。
クッタクタに疲れてたけどテンション爆上げになりました。
>ちゃたにばぶろさん
こんばんは!お久しぶりです^^
コメント、ありがとうございます。
長堀橋は初めて聞きました~。そこにもコリアタウンがあるんですね!
青唐辛子のピリ辛がチヂミのアクセントになって良いですよね。
こちらのジャントックですが、いろいろあるものを入れてみたら動画と全然違うものになっちゃって(汗)。あまり参考にならないかもですが、動画などを参考にぜひ~♪
ちなみに、普通のチヂミよりジャントックのほうは、具に対する生地の割合が大きいほうが好きっていう韓国人の人が多かったです。