チョッパルについて簡単紹介
この前、済州島に行った時に、大きい市場でチョッパル専門店を見かけました。持ち帰り用の美味しそうなチョッパルがずらりと~!
韓国では豚足のことを「チョッパル 족발」と言いますが、この言葉をよく見ると
- 족 チョッ:漢字「足」の音読
- 발 パル:純韓国語(漢字がない言葉)で「足」の意味
ということで「足足」という意味です。^^
韓国ではかなり人気の食べ物なので、写真のようにチョッパル専門店が多いです。
店内て食べたりもしますが、持ち帰りして家でゆっくり食べたり、晩酌したりも〜。
ポッサムとの違い
見た目がなんとなく似ているので、こちらの「ポッサム 보쌈」という韓国料理と混同するかもしれません。
ポッサムは豚の腹肉などの部位で作るので、そこが一番の違いです。
チョッパルは、日本の豚足と違ってバラ肉のように見える部分(足の周りの肉だと思いますが)も出るのでポッサムと混同しやすいですが、皮の部分が茶色い色であればチョッパルです。
両方とも野菜に包んでサムギョプサルみたいに食べますが、ポッサムのほうがもっと本格的に包んで食べる感じです。
持ち帰りしたチョッパルで昼ご飯!
去年9月、ソウルの実家に帰った時に、
父が近所に美味しいチョッパル屋さんがあると言って、買ってきてくれました。
TWICEのモモちゃんも好きらしいですが、わたくしスモモも大好きなんです。テンションが上がる〜
父がチョッパルを用意してくれる間に、実家に来た姉に日本のお土産を渡しました。
一年前の甥っ子へのプレゼントが多かったです。
韓国では日本のおむつとかも人気で。
姉の旦那は明太子が好きなので、明太子マヨネーズを〜。アンジャッシュの渡部さんが美味しいと言ってたやつですが。
チョッパルのタレと食べ方
床でゴロゴロしている甥っ子がいたので、食卓ではなく床にテーブルを置いて宴会を。
チョッパルの隣にある唐辛子・にんにく・玉ねぎの生野菜とタレ2種類と干し大根キムチは、チョッパルを買う時に基本もらえます。
父が作った牛肉のわかめスープも。
日本の白い豚足とかなり違います。
骨付きではないお肉が食べやすい大きさに切られています。でかい骨付きのものも少し入っているんですが。
ポッサムとの違いで書いた通りに、皮の部分は茶色い!
皮の部分についている脂はふにゃっとした脂ではなくて弾力のある脂で美味しいです。
この脂の部分がコラーゲンと言って美肌に良いとか言いますが、私は栄養とは関係なく単純に味が好きです。
話が長くなりましたが、包んで食べます。
えごまの葉っぱとサンチュなどの葉物に、お肉と好きなタレと唐辛子などの野菜を乗せて。
久しぶりの豚足、おいしい~~。
おつまみにも最高!
父はいつも私のために日本のビールを用意してくれます。日本から来ているから、普通に韓国のビールでも良いのに^^;
チョッパルのタレは?
お店で持ち帰りする時に、無料でくれるタレは基本
- サムジャン(味付け味噌)쌈장
- セウジョ(エビの塩辛タレ)새우젓
サムジャンは、サンチュに包んで食べる時によく入れます。サムギョプサルを食べる時に入れるものと同じもので、コチュジャンがあれば簡単に作れます。サムジャンのレシピはこちら
セウジョは、エビの香りがする塩味で、お肉だけ単独につけて食べることが多いです。お肉の美味しさがダイレクトに伝わります。エビの風味もあって塩とはまた違う美味しさ〜!
父がもう一つ用意してくれたタレはチョジャン。右側のお皿に入っている赤いタレですが、
チョジャンは、酸っぱいコチュジャンダレで、エゴマの葉に包んで食べる時に入れると美味しいです〜
お刺身もこのチョジャンによくつけて食べます。
これもコチュジャンさえあれば作れますが、チョジャンのレシピはこちら
ソンギジョン公園の散歩とチョッパルを初めて食べた時の表情
お腹いっぱいチョッパルを食べたあと、姉と甥っ子と一緒に散歩しました。
甥っ子がいるから遠いところは行けず、近くの公園に行ったり。
ここは「ソンギジョン公園 손기정 공원」というところですが、「ソン・ギジョン」は韓国のマラソン選手の名前です。
日本では「孫基禎(そんきてい)」と言うみたいですが、1936年ベルリンオリンピックではアジア地域出身で初めてマラソンで金メダルを獲得したすごい人。
この公園は子供の時からお世話になっていたところで。今飼っている老猫のミルもこの公園でばったり会いました〜。
街を散歩していたら、昔からあった古い建物がおしゃれなカフェになっていました。
ネットでこのカフェ(VERY)を検索してみたら、雰囲気は良さそうですが、お値段が高い^^;
ちなみにこの辺はソウル駅から歩いて10分以内のところです。韓国式岩盤浴チムジルバンで有名なシルロアムサウナから5分もかからないです。
背景に、甥っ子の写真を撮らせていただきました。
私が急にチョッパルの話をしたくなったわけは、、、先週、姉から送られた甥っ子の写真を見てチョッパルの存在を思い出したからですが。
まずい!!!
チョッパルを初めて食べた甥っ子の表情は一言でそんな感じでしたが
大人になったらこの美味しさが分かるはず。
地元で人気のキンパ屋さん。出前のトッポギ、スンデと一緒に食べた話