ようかんは韓国語でヤンゲン
会社に行ったら、他の韓国人の机に韓国のお菓子が置いてあるのを見かけました。
下にある茶色の商品は韓国のようかん。20代の若い男性ですが、羊羹好きみたいでした。笑
違う日もこの元相ようかんが置いてありました。
この商品は、子供の時から売っているロングセラーの人気商品で、お菓子コーナーには必ず置いてあります。
韓国語でようかんのことをヤンゲン(양갱)と言います。同じ漢字なので発音もなんとなく似てますよね。
写真の商品名は、연양갱(ヨンヤンゲン)で、前についているヨン(연)はおそらく「軟」で、やわらかいようかんという意味だと思います。
最近の値段が分からず、韓国のネットで調べてみたら、10個セットで600円くらいで結構安かったです。1個もデカいからお得感があります^^
日本より安くて味も悪くないので、韓国土産のお菓子を買う時に検討してみるのもいいかなと思います。
お土産でもらった韓国ようかん。味は?
去年、両親からもらった韓国羊羹。
両親が誰かにプレゼントでもらったのですが、羊羹をあまり食べないから持ってきたみたいで。。^^;
検索してみたら、3千円くらいで、思ったより高めの商品でした。
韓国のヤンゲンは、日本のものより甘くないと日本人の夫が言っていましたが、確かにそんな気がします。
日本ではお茶のお供として、羊羹を食べますが、韓国ではお茶と関係なく食べる時も多いからそんなに甘く仕上げてないのかもしれません。
もらった羊羹は朝鮮人参入りなど色んな味がありましたが、その感想はまた後半で詳しく。。
羊羹材料の寒天。主要生産地の密陽
「名品」の字の上に、「밀양한천(密陽寒天)」と書いてありました。
私も知らなかったのですが、韓国の密陽(밀양)市は寒天の生産地として有名らしいです。
そして、ようかんの材料として寒天が必要なので、ようかんも自然と特産商品に。
寒天生産量の80%を日本に輸出している密陽
冬は寒天作りに最適の季節らしいです。
最近、寒天作りに忙しそうな密陽の雰囲気が伝わる韓国のニュースです。
密陽(밀양・ミリャン)は、慶尚南道にある地域です。釜山のちょっと上にあります。
この地域は一日の寒暖差が10度以上と激しいから、寒天作りに向いているとのこと。
寒天は、海藻の天草(우뭇가사리)を煮たものを乾かして出来上がりますが、冬の時期に凍ってから溶けるのを1ヶ月間繰り返して乾かすことで美味しくなるらしいです。
海藻の天草は、済州島産を使っているそうです。
密陽での寒天生産量は全国の90%を占めますが、その80%は日本に輸出されるとのことでちょっと驚きました。
寒天は羊羹以外にも、ケーキ、麺料理、ビビンバなどでも使われていると紹介されましたが、ビビンバに寒天入りもなんか美味しそうですね。密陽には寒天を使ったテーマパークもあるそうです。
密陽に行ったことがないですけど、この地域についても、寒天作りについても勉強になりました。
高麗人参など色んな味の羊羹があったけど
両親からもらった羊羹には、いろんな味がありました。
これは、고려홍삼(高麗紅参)味のようかん。
イマイチでした^^; 高麗人参は、韓国らしさがあるけど、甘いものには大体合わない気がします。
でも、羊羹そのものは滑らかで、口当たりがとてもいい感じでした。
これは、제주녹차(済州緑茶)味のようかん。
高麗紅参よりはマシでした。笑
でも、緑茶系のデザートも基本あまり好きじゃないので^^;
제주골드키위(済州ゴールドキウイ)、제주감귤(済州みかん)の果物系もあまり好みではなく、
고구마(さつまいも)、검은깨(黒ごま)は羊羹によく合う味で美味しかったです。
いちばん美味しかったのは、팥(小豆)^^
基本の味が一番ですね。
小豆が3つしか入ってなかったので残念でした。笑
2/3くらい小豆で、他の味は味見で1個ずつ入っていれば十分なのに。。と思いながら食べました。
そういえば、この羊羹はBTS RUNという番組でジョングクが食べたということで、、日本のBTSファンの中ではちょっと話題になったみたいですね。
最近見ているヒョリの民泊という番組でもIUが食べていました。
夫が韓国の大学院に通っている時に、キャンパス内で女の子がこのヨンヤンゲンを食べているのをよく見かけ、日本より羊羹をよく食べるなと思ったそうです^^