漬け込んだ鶏肉で本格韓国料理
鶏肉を漬け込むと、良いことが多いですよね。
お肉が柔らかくなるうえに、下味がついて美味しく出来上がりやすいし、消費期限も伸びます。調理が簡単だから、忙しい日にも助かります。
今回は、韓国の人気鶏肉料理2つが作れるコチュジャン入り漬け込みレシピを紹介します!
そのまま炒めても美味しいし、
野菜とチーズを加えて「チーズタッカルビ」も作れます。
煮込んだら、韓国風スープカレー「タッポックムタン」にも変身!
鶏肉を漬け込んで韓国料理を作りたい時にぜひ活用してください^^
鶏肉の漬け込みレシピ
鶏肉の他の部位でもいいですが、炒めものにも煮込みにも向いているもも肉が一番おすすめです。
材料と調味料
- 鶏もも(700g)2枚
- ◯ 玉ねぎ(すりおろし・省略可)1/3個分
- ◯ にんにく(すりおろし)4かけ
- ◯ 生姜(すりおろし・省略可)1かけ
- ◎ コチュジャン大さじ2
- ◎ 粉唐辛子大さじ2
- ◎ 醤油大さじ3
- ◎ 砂糖大さじ2
- ◎ 酒大さじ2
- ◎ 塩コショウ少々
- ◎ カレー粉(好みで)大さじ1/4
- 韓国大手食品会社CJのbibigoコチュジャン(Amazon・楽天)を使用しました。最近、スーパーの韓国調味料コーナーでもよく売っています。
- 【◎ヤンニョム】辛いものが苦手な方は、粉唐辛子とコチュジャンを減らして、醤油を追加しても良いです。
ひと目で分かるレシピ
- 1鶏肉を食べやすい大きさに切ります。すりおろし器で◯玉ねぎ・にんにく・生姜をすりおろします。(ミキサーにかけてもok)
- 2鶏肉に◯すりおろし+◎調味料を加えて揉み込んでから、冷蔵庫で30分以上寝かせます。(時間がない時はすぐ調理してもok)
漬け込んだ鶏肉は、フライパンやホットプレートで炒めるだけで美味しいです。
タレの量は余裕があるので、長ねぎや玉ねぎなど、好きな野菜を加えて炒めても良いです。
韓国の炭火タッカルビのお店では、このようにお肉だけ焼いて食べるので、これも「タッカルビ」の一つです。
炒めるだけだから、時間がない時に楽ですね^^
漬け込み肉で「チーズタッカルビ」
普通のタッカルビ(닭갈비)は、漬け込んだ鶏肉にキャベツなどの野菜と一緒に炒めて作ります。
そこにチーズを加えると、チーズタッカルビ(치즈 닭갈비)になります。
定番の野菜と具
全部用意しなくても大丈夫です。あるもの、好きなものを準備してください〜。
- 長ねぎ
- 玉ねぎ
- キャベツ
- さつまいも
- 人参、ピーマン、青唐辛子
- トック(トッポギのお餅)
- チーズ(モッツァレラ・ミックス)
- 残りに「ごはん」「うどん」を炒めるのも人気
ひと目で分かるレシピ
- 1熱したフライパンにサラダ油を少しひき、中火で漬け込んだ鶏肉を焼きます。
- 2お肉に7割ほど火が通ったら、野菜とお餅を加えて炒めます。(炒めにくい時は蓋をして少し蒸してから炒めます)
- 3真ん中にスペースを開け、チーズを入れてから蓋をします。チーズが溶けたら、完成です♪
野菜とチーズを加えるだけなので簡単!
おかずとしても、おつまみとしても素晴らしい一品です。
もし野菜と具をたっぷり入れて味が薄くなったら、塩コショウや醤油で味を整えてください。
とろ〜りとチーズに、旨辛ヤンニョムが染み込んでいるお肉が美味しいです!
野菜の甘みも引き立ちます。
〆のチャーハンには、ご飯、韓国海苔、キムチがおすすめ。
普通の海苔を入れて、好みでごま油を入れても!
フライパンで作ると、野菜から汁が出やすいので、うどんを入れても美味しいです!
タッカルビのレシピは、下記のレシピからも確認できます。
フライパンで簡単!チーズタッカルビの人気レシピ。本格タレの比率+トッポギ餅
漬け込み肉で「韓国風スープカレー」
タッポックムタン(닭볶음탕)という韓国の煮込み料理も作れます。
野菜は、基本カレーに入るものを用意すればOK。韓国風スープカレーのような感覚で楽しめます♪
定番の野菜と具
- じゃがいも
- 玉ねぎ
- 人参
- 仕上げに、長ねぎ(ニラ、小ねぎでも)
- タンミョン(チャプチェ用のさつまいも春雨)を入れても美味しいです。タンミョンは業務スーパーでも売っています。韓国の人気商品はオットギ(Amazon)
スープの追加調味料
煮込んだあと、好みの調味料で塩加減と旨味を調整します。
- 醤油、塩コショウ
- 鶏がらスープの素
- ダシダ
- 出汁の素(水の代わりに、昆布と煮干しの出汁を使うとさらに良いです)
- カレーの粉、ルー(タッポックムタンの定番調味料ではないですが、カレーの味が好きな方はこれもアリですね)
ひと目で分かるレシピ
- 1鍋に漬け込んだ鶏肉を入れて3分ほど中火で炒めます。食べやすい大きさに切ったじゃがいもなどの野菜を加えます。
- 2具が2/3くらい浸かる水を入れて煮込みます。時々混ぜながら、中火〜強火で10分ほど蓋をして煮込みます。スープの味見をして整えます。
- 3蓋を外して具に味が馴染むまで5〜10分煮つめます。仕上げに薄切りにした長ねぎ(+にら)を加えて完成です。
- 【※3 好みで春雨の追加】さつまいも春雨を入れる際は、30分ほど水につけてから(3分茹でたものでもok)、仕上げの3〜5分前に入れます。スープを吸うので、他の具に味が馴染んでから入れるのが良いです。
タッポックムタンは、もともと漬け込みしなくても良いですが、味がよく馴染んだ漬け込み肉で作っても美味しいです!
鶏肉とじゃがいもの旨辛煮込み!タッポックムタンの作り方。韓国の人気レシピ2選
普通、骨付き肉も入れますが、もも肉だけで作ると食べやすくて良いです。
ご飯にかけてカレーのように楽しめます^^
写真付きの詳しい作り方+Blog
鶏もも肉を、食べやすい大きさに切ります。
美味しい皮は残しますが、ふにゃふにゃしている脂はハサミで取り除きます。
韓国の父からもらったよく切れるハサミをいつも使っています^^
漬け込みダレに入れる玉ねぎ、にんにく、生姜をミキサーにかけました。
すりおろし器でおろしてもOK。
にんにくはたっぷりがやっぱり美味しいです。
玉ねぎと生姜も臭み除去と旨味アップに人気ですが、用意するのが手間な時は省略しても良いです。
◯ 玉ねぎ(すりおろし・省略可)1/3個分
◯ にんにく(すりおろし)4かけ
◯ 生姜(すりおろし・省略可)1かけ
◎ コチュジャン 大さじ2
◎ 粉唐辛子 大さじ2
◎ 醤油 大さじ3
◎ 砂糖 大さじ2
◎ 酒 大さじ2
◎ 塩コショウ 少々
◎ カレー粉(好みで)大さじ1/4
辛いものが苦手な方は、粉唐辛子とコチュジャンを減らして、醤油を追加しても良いです。
タッカルビも、タッポックムタンも味付けのヤンニョム調味料がほぼ一緒!
この日は、漬け込んでから、すぐ調理しようと思ったので、鍋に全部入れて混ぜちゃいました。
煮込んで、タッポックムタンを作る気満々だったので鍋に♪
野菜を切ってから、火をつけてそのまましばらく炒めます。
切った野菜を投入! 軽く混ぜます。
野菜からも水が出るので、具の2/3が浸かるくらいの水で良い感じです。
この日は、少し多めでしたね。
蓋をして中火〜強火で煮込んでから、
具に火が通ったら、味見をしてスープの味を整えます。
もし旨味が足りないな〜と思う際には、鶏肉料理なので「鶏がらスープの素」が一番合うかもしれませんが、ダシダや出汁の素でも良いので少し入れます。
旨味調味料や出汁の素には、塩も入っているものが多いので、
それを入れた後、醤油と塩コショウで味を整えます。
仕上げに、ネギかにらを〜。
普通は長ねぎを入れますけど、なかったので、小ねぎを〜
タッポックムタンの出来上がり!
夕飯の2時間前に作りましたが、作ったらお腹が空いてきたので、軽く食べちゃいました。笑
厳密にいえば、カレーではないと思うので
「韓国風スープカレー」という表現を書くか迷いましたが、私にとってはタッポックムタンがそんなイメージなので^^
2回目の晩ごはん。
夫と食べる時には、水につけておいたさつまいも春雨とにらも追加しました!
漬け込みせず、タッポクムタンを作った日
去年の夏。新型コロナのワクチン接種のため、新宿に行きました〜
帰ってきて、タッポックムタンを作りました。
この日は手羽元で漬け込みせず、作りました。
この料理で漬け込みをしない人が多い理由は、基本下茹でするからだと思いますが、もも肉は下茹でしなくても良いから、漬け込んでから作るのも良かったです。
こちらのレシピで紹介したペク・ジョンウォンさんのレシピに近く作りました。煮込みながら、調味料を追加する流れです。
時間がない時は、ヤンニョムの調味料を全部ぶっかけて煮込んでOKです^^
翌日の残り。
他のレシピにも書きましたが、この料理は二日目のカレーのように二日目も美味しいです。
前日、春雨を入れた痕跡がありますね^^;
1年以上前だから、覚えてないですが、にらか小ねぎをたっぷり入れたチャーハンに添えて食べました。笑
左のボウルに入っているものは…
茄子のナムル^^
レンジで簡単!なすのナムル。韓国人主婦の人気レシピ♪夏のおかず
秋茄子も美味しいから、秋のおかずとしても良いですね。
タッポックムタンのスープをチャーハンにかけながら食べました〜。
では、漬け込んだ美味しい鶏肉があれば、
炒めたり、煮込んだり、両方できるので、気分によって楽しんでくださいね!
フライパンで簡単!チーズタッカルビの人気レシピ。本格タレの比率+トッポギ餅