玉ねぎのキムチ
韓国で、意外と人気のあるのがこの玉ねぎキムチ!
白菜キムチより好きという人もいるくらい魅力満点、栄養満点です。
韓国の人気レシピと合わせて、美味しい作り方を紹介します。
材料と調味料+レシピ
新玉ねぎで作るのが人気ですが、普通の玉ねぎでも大丈夫です。
- 玉ねぎ6個
- 長ねぎ(小ねぎok)1本
- ニラ(省略可)1/2束
- ○ 塩(漬ける時)大さじ3
- ○ 酢(漬ける時)大さじ2
- 小麦粉(もち米粉ok)大さじ1+1/2
- ◎ にんにくのみじん切り大さじ1
- ◎ 粉唐辛子大さじ4
- ◎ イワシの魚醤大さじ2
- ◎ ハチミツ/梅シロップ/砂糖大さじ1〜2
- ◎ 塩(味見して調整)大さじ1/2
- 【イワシの魚醤】キムチを漬ける時に使われる定番の魚醤です。韓国と日本のイワシの魚醤について詳しくはこちら。アミの塩辛(Amazonで検索)があれば、大さじ1を入れて塩か魚醤を減らします。
ひと目で分かるレシピ
- 1玉ねぎをくし切り、または角切りに切ります。水3カップに○塩3+酢2を溶かし、玉ねぎを入れ混ぜて20分漬けます。軽く洗ってしっかり水切りをします。
- 2キムチのりを作ります。鍋に水100mL+小麦粉1.5を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。とろみが出たら火を止めて冷まします。
- 3長ねぎをみじん切りにします。ニラは3cm程の長さに切ります。
- 4ボウルにキムチのり+調味料◎を入れて混ぜ合わせます。味見をして塩などで味を整えます。
- 5玉ねぎ+長ねぎを加えてよく和えます。にらを加えて和えたら、完成です。
- ・1日間常温で保存後、冷蔵庫で冷やしてから召し上がってください。辛い場合は冷蔵庫の中でさらに熟成させてください。新玉ねぎの場合は即席でも美味しく食べられます。
- 【※1 塩漬け】塩を減らして水を入れない漬け方もあります。下記の韓国レシピで紹介したので参考にしてください。
- 【※2 キムチのり】ヤンニョムを野菜によく絡ませる+発酵を進ませるために入れます。
塩漬けする時に、酢は必須ではないですが、玉ねぎの辛味が抜けやすいから人気です。
新玉ねぎは辛味が少なくて甘いので、即席でもシャキシャキ美味しいです。
熟成させると、辛味が抜けて甘みが強くなります。
これだけでもご飯がすすみます^^
こちらのレシピで紹介した「キュウリと新玉ねぎの簡単キムチ」も美味しいです。魚醤がなくても作れます!
では、写真付きのレシピ+Blogの前に、韓国のレシピ情報をお届けします。
韓国の人気レシピ3選
韓国人ベテラン主婦のレシピを3つお届けします。
上記で紹介したレシピと少しずつ違うところがあるので、アレンジの際に参考にしてくださいね。
塩漬けするところもそれぞれ違います。
人気レシピNo.1
下記のレシピが再生数も多く、美味しかったという書き込みが一番多かったです。
流れはほぼ一緒なので、映像で確認したい方はこちらをチェックしてくださいね。
■材料
新玉ねぎ2.2kg、長ねぎ90g、大根200g、にら150g
■塩漬けとキムチのり
塩漬け:水2.5L、塩115g、酢60g(20分間漬ける)
キムチのり:小麦粉17g、水175ml
■ヤンニョムの調味料
唐辛子粉100g、梅シロップ53g
にんにくのみじん切り2、生姜のみじん切り1
イワシの魚醤24g、アミの塩辛1、塩21g
大根も入れていますし、全体的に多い量で作っています。
味付けのヤンニョム調味料を見ると、アミの塩辛と生姜も入れています。こちらも入れると、さらに味が豊かになるのであればぜひです。
生姜は入れすぎるとキムチが苦くなるので、少なめに入れます。すりおろした生姜を絞って汁だけ入れても良いです。
韓国ではキムチに入れる甘い調味料として、梅シロップ(メシルチョン・매실청)が人気です。
ビビン麺など他の料理にもよく使うので市販の調味料(Amazon商品一覧)としてスーパーでも売っていますが、家で作る韓国人も多いです。
人気レシピNo.2
次に人気のレシピ動画は、こちらでした。
こちらは、キムチのりを入れないので、もっと簡単です!
■材料
新玉ねぎ1.5 kgにら(小ねぎか長ねぎでもok) ひとつかみ
■塩漬け(1時間漬ける)
塩 山盛り3、水を少し
■ヤンニョムの調味料
イワシの魚醤2、アミの塩辛2
唐辛子粉5、梅シロップ4、砂糖1
にんにく1、生姜1/2、ごま2
※軽量スプーンではないので、大さじ1=10ml
塩漬けしたあと、ボウルに水を入れて水切りをしていますが、下記のオイキムチでも同じやり方でした。
軽く洗う感じなので、玉ねぎに塩気が残ります。塩気があるから、味付けのヤンニョムに入れる塩は省略したり、減らします。
玉ねぎの栄養を考えた漬け方
血液をサラサラにしてくれる玉ねぎの栄養成分アリシンは水に弱い(溶けやすい)ので、
下記レシピのように、塩漬けの際に水を入れない+さらさない作り方もおすすめです。
右下に書いてある「양파김치(ヤンパキムチ)」が料理名です。韓国語で玉ねぎのことを、ヤンパ(양파)といいます。
■材料
玉ねぎ 5個、にら1束、長ねぎ1本
■塩漬け(10分漬ける)
塩1、梅シロップ3
■ヤンニョムの調味料
キムチのり(もち米粉1で作ってもの)
イワシの魚醤2、アミの塩辛1
唐辛子粉4、にんにく2
キムチのりを作る映像がないですが、最初に作って冷ましておいたものを使っています。
塩大さじ1と梅シロップ大さじ3を入れて10分間漬けます。(梅シロップはハチミツやオリゴ糖、砂糖で調整してもok)
漬けたあと、水切りなどせず、そのまま、ヤンニョムの調味料を入れて和えるだけで簡単です。
ただ、水でさらさない分、玉ねぎの辛味も残りやすいです。辛い場合は、辛味が抜けるまで数日熟成させてくださいね。
写真付きの詳しい作り方+献立Blog
Step1玉ねぎをくし切り、または角切りに切ります。
小さめの玉ねぎだったので、くし切りにしました。
大きい玉ねぎなら、さらに半分に切って角切りにします。
水3カップに○塩3+酢2を溶かします。
数字だけ書いてあるものは、大さじです♪
玉ねぎを入れ混ぜて20分漬けます。
栄養を考えて水にさらしたくない場合は、塩大さじ1くらい入れて漬けてくださいね。
Step2キムチのりを作ります。
鍋に水100mL+小麦粉1.5を入れ、かき混ぜながら弱火で加熱します。とろみが出たら火を止めて冷まします。
Step3長ねぎをみじん切りにします。ニラは3cm程の長さに切ります。
Step4ボウルにキムチのり+調味料◎を入れて混ぜ合わせます。
◎ にんにくのみじん切り 大さじ1
◎ 粉唐辛子 大さじ4
◎ イワシの魚醤 大さじ2
◎ ハチミツ/梅シロップ/砂糖 大さじ1〜2◎ 塩 大さじ1/2
韓国と日本のイワシの魚醤をそれぞれ大さじ1入れました。クセのバランスがちょうど良い気がします^^ お持ちの魚醤やアミの塩辛を入れてください。
作った梅シロップがまだ残っていたので、梅シロップを大さじ2入れました。
ハチミツか砂糖で調整しても良いです。好みの甘さで!
味見をして塩などで味を整えます。
塩は味見してから入れました。
あまり塩辛くない程度に、大さじ1/2くらい入れました〜 しっかりした味が好きならもっと入れても良いです。
粉唐辛子を多めに入れたり、キムチのりを少なめに入れて、もっとドライな感じで仕上げても良いです。
Step5玉ねぎ+長ねぎを加えてよく和えます。
塩漬けした玉ねぎを軽く洗ってしっかり水切りをします。
時間がなくて、水切り器を使って高速で水切りをしました^^;
よく水切りすることでヤンニョムが馴染みやすくなります。
動画の韓国人ベテラン主婦のように、ワイルドに素手で和えても良いですけど、
ポリ手袋をつけて和えました〜
玉ねぎがツルツルしているから、ヤンニョムがスッと馴染まない感じではありますけど、
味見で食べた時も、甘くて美味しかったです!
これで終わりにしても良いですけど、玉ねぎキムチにはにらが結構人気なので、にら1/2束を入れました。
にらを加えて和えたら、完成です。
キムチには、もっと細くて柔らかいにらが美味しいですけど、太いものしか売ってなく。。
玉ねぎキムチ(ヤンパキムチ)の出来上がりです♪
好みでごまをかけてください。私はパスしました〜
その日の夜は、残りのにら1/2束ときのこで和風のおかずを作って、晩ごはん。
玉ねぎキムチも少し添えて食べましたが、ピリッと美味しかったです^^
熟成と変化。付け合わせと献立
翌日、ラップを外してみたら、玉ねぎキムチが輝いていました。
前日、余裕がなく容器に入れられず、ボウルのまま、ラップを2重にかけて食卓において熟成。
まだ冷やしてないけど、食べたくなったのでちょっと出しました。
この日は、韓国おでんスープがすごく美味しく出来上がりました。
前日の残りきのこで味噌炒めを作って、いただきましゅー。
私は、玉ねぎキムチが全然辛くなかったんですけど、夫は辛いと言ってました。笑
キムチは空気にふれないほうがいいので、ラップはすぐ上にかけます。
玉ねぎは水分の多い野菜なので、翌日はヤンニョムが少しサラサラになっていました。
作ってから、一日間、常温保存してから、冷蔵庫に。
保存容器に入れたら、このくらいの量でした。
日もちは、塩加減によって変わりますけど、3週間はもつと思います。
玉ねぎの酢物とかも美味しいですけど、ご飯のおかずには、これです!
隣では、大根のキムチを作っていました〜 カクテキではなく、
こちらのトンチミを作りました〜 綺麗なリンゴがあったので^^
外には、梅の花が咲いていました。
その夜は、冷やした玉ねぎキムチを添えて生姜焼き定食。
いただきましゅー。
Netflixで見ていた『刑務所のルールブック』が意外と面白かったです。
翌日は、豚ハラミ(カルメギサル)を久しぶりに業務スーパーで見かけたので、ネギと炒めて、玉ねぎキムチを添えて食べました。
熟成一週間後の玉ねぎキムチ。
発酵した匂いもするし、味がよく馴染んでいる感じでした。
食感は少し柔らかくなっていました。
シャキシャキした食感が好きなら、早めに食べたほうが良いかもです。
玉ねぎから出てきた水分とヤンニョムの赤いキムチ汁も美味しいから、ごはんにかけて食べたり、炒めものやチゲに活用できます。
いちばん好きなお皿に盛りました^^ 辛くないから、たっぷり。
お昼ごはんの準備。
ささみの唐揚げ(?)と、じゃがいも入りの味噌汁。
夫がささみをポン酢で下味をつけておいたものがあったので、米粉をつけてフライパンで焼きましたが、美味しかったです。
唐揚げだからキャベツの千切りがほしかったと、夫がひとこと多かったですが、玉ねぎキムチは唐揚げの副菜としても良かったです^^
今ちょうど新玉ねぎが旬ですし、ぜひ作ってみてくださいね!