麻薬卵の作り方と残りタレの活用
麻薬卵(마약계란장)は、韓国で人気の「半熟ゆで卵の醤油漬け」ですが、日本でもよく紹介されているのでご存知の方も多いと思います。
醤油だれには、ねぎやにんにくが入っているので深みがあって美味しいですが、ゆで卵を食べる時に少しかけて食べたりしても、タレが残ることが多いです。
今回は、このタレの残りをどんな料理に活用すればいいか、韓国人のレシピと合わせて紹介したいと思います。
まず、麻薬卵の作り方から〜!
麻薬卵の材料とレシピ
- 卵10個
- 長ねぎの白い部分1/2本
- 玉ねぎ(にらok)1/2個
- ◎ 醤油(3/4カップ)150ml
- ◎ 水(3/4カップ)150ml
- ◎ 砂糖大さじ4
- ◎ みりん大さじ2
- ◎ 白ごま大さじ1
- ◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1/2
- ◎ 粉唐辛子(お好みで)大さじ1/2
- 【◎タレの調味料】ごま油の風味が好きな方は食べるときにかけるのがおすすめです。タレの量は、容器に合わせて微調整してください。
ひと目で分かるレシピ
- 1ゆで卵を作ります。冷蔵庫から出したての卵を沸騰した湯に入れて中火で8分ほど茹でます。
- 2保存容器にみじん切りにした長ねぎ・玉ねぎ+調味料◎をよく混ぜ合わせてタレを作ります。
- 3茹でた卵はすぐに冷水につけ、殻をむきます。保存容器に入れて完成です。
- ・30分以上冷蔵保存してから召し上がってください。1日以上置いてから食べるとネギの辛味も和らぎ、卵にタレが馴染んでさらに美味しくなります。日持ちの目安は、5日です。
卵にはタレも少しかけて召し上がってください♪ 好みでごま油を少し垂らします。
ゆで卵の旨味に、薬味だれの風味が美味しくてごはんがすすみます。
サラダのトッピング、ドレッシングとしても美味しいです。
■ゆで卵の醤油漬けの人気レシピ。ネギだれに半熟煮卵が美味しい(韓国の麻薬卵)
麻薬卵については、上記レシピにも詳しく紹介しましたが、韓国の人気レシピ動画も載せてあるので参考にしてください!
残ったタレの活用レシピ
ゆで卵を食べたあと、こんなふうにタレが残ることが多いですよね〜。
もし、麻薬卵のタレとしてもう一度使いたい時には、沸騰させた上で使ったほうが良いです。
タレには、ネギやにんにくの風味があるので、いろんな料理にも活用できます。
醤油系の日本料理にもいいですが、今回は韓国料理を中心に紹介します!
豆腐チョリム(豆腐の醤油煮)
いちばんのおすすめは、豆腐を使った料理です。
下記の韓国人のレシピは、麻薬卵を作って食べたあと、残ったタレで豆腐チョリム(韓国式醤油煮)を作るまでの内容となります。
豆腐チョリムのレシピは、3:00から始まります。
作り方は、とても簡単!
「もめん豆腐」を切って、フライパンに並べて、醤油だれを入れて煮詰めるだけです。
味が馴染んできたら、仕上げにごま油を垂らして完成です。これもご飯泥棒ですね!
スンドゥブチゲなど、チゲ・スープ類にも
「おぼろ豆腐」や「絹豆腐」で作るスンドゥブチゲに活用しても美味しいです。
醤油だれに水(出汁)を足して、野菜やきのこを入れて煮込みます。
味見をして、砂糖や粉唐辛子、コチュジャン、出汁の素などで好みの味に調整します。豆腐や卵、にらを煮込んで完成!
海鮮や豚肉も加えると、さらに豪華なスンドゥブチゲになりますね。
スンドゥブチゲの他、キムチチゲや豚汁などに、残りタレを活用しても美味しいと思います。
きゅうりのキムチ、魚の煮付け、チャプチェ
韓国人の下記レシピ動画でも、タレの活用レシピがいろいろ紹介されています。
動画は、美味しそうなリメイクだと思った「キュウリのキムチ」から始まるように設定しました。
その次に、「魚のピリ辛煮付け」「チャプチェ」にも活用するレシピが流れますが、これも良いアイディアですね!
「きゅうりのキムチ」は、粉唐辛子2、ごま1、タレ5の割合で混ぜてキムチの素を作り、10分置きます。
食べる直前にキュウリに和えて完成〜。海苔に巻いて食べると美味しいとすすめてました^^
チャプチェ用の春雨(タンミョン)の味付けにも、タレを活用してみたら、簡単に美味しく出来上がったそうです!
サムギョプサルの漬け込み
残ったタレで、サムギョプサル(豚バラ)の漬け込みをしても美味しいと、栄養士夫婦の韓国人ブログで紹介されたレシピがありました。
豚バラにタレをぶっかけて一晩寝かして味が馴染んだら、弱火〜中火で焼きます。
火が通ったら、味見して調整。ブログの方は、オリゴ糖2、塩コショウ少々、ごま油少しを追加したそうです。ごまとネギをかけて完成!
これもバッチリ美味しそうですね〜。漬け込みしなくても、豚バラを焼いて味付けする時に活用しても良いかなと思いました。
その他、タレの活用については、下記のブログにも紹介しました〜。
写真付きの詳しい作り方+ブログ
最近、麻薬卵を作って残りタレを使い切るまでの話です。
この前、河口湖に旅行に行った時に寄った道の駅で買った卵! で麻薬卵を作ることにしました。
卵かけご飯としても食べたかったので、一個だけ違う卵に。笑
沸騰したお湯に卵を入れて中火で8分茹でます。
8分でいい感じの半熟になります♪
茹でてる間、長ねぎや玉ねぎ(にら)のみじん切りと下記調味料を入れて醤油だれを作ります。
◎ 醤油(3/4カップ)150ml
◎ 水(3/4カップ)150ml
◎ 砂糖 大さじ4
◎ みりん 大さじ2
◎ 白ごま 大さじ1
◎ にんにく(みじん切り/おろし)大さじ1/2
◎ 粉唐辛子(お好みで)大さじ1/2
この日、にんにくと玉ねぎがなくて両方とも入れなかったですが、やっぱり入れたほうが美味しいですね^^;
容器の半分くらいのタレの量で、
ゆで卵を入れると、ちょうどいい感じになります。
すぐ冷蔵庫で保存!
忘れた調味料がないか、以前のレシピを開いてチェックしたり^^
1日後の夜。仕事中の夫に、ワンプレートごはんを作ってあげました。
野菜たっぷりに、麻薬卵をのせてあげたら、夫はビビンバのように混ぜて食べていました。笑
また違う日の晩ごはんにも。卵はタレが染み込んで薄く醤油色に。
レンチン小松菜の上に、麻薬卵をかけてサラダ風にしましたが、小松菜より、ほうれん草のほうがよく合うなと思いました。
違う日の晩ごはんは、白菜チヂミを作りました。
白菜チヂミ(レシピ)は、白菜の甘みが美味しくて、意外と失敗しないチヂミの一つです^^
前は、この深みのあるステンレスフライパンが重たくて、チヂミがうまく裏返せないなと思っていましたが、、最近、蓋を使って裏返すことを習得しました!
チヂミの付け合わせとして、麻薬卵サラダを用意。
写真が暗くて色味がよく出てないですけど、ゆで卵の半熟色がとても綺麗でした。
麻薬卵のタレをそのままかけてドレッシングにしました。好みで、ごま油も♪
もっとキムチぽい味付けにしたい場合は、、韓国のレシピ動画で紹介したように、タレに粉唐辛子を加えてくださいね。
この日は、Netflixでイルタスキャンダルの後半を見てました〜
白菜チヂミのあと、玉ねぎと人参のチヂミも1枚作りました。
黒いボウルに入っているものは、熟成中の高菜キムチ。
ごはんの上に乗っかっているものは、大根の煮物ムチョリム(レシピ)。そういえば、ムチョリムにタレを活用しても良さそうですね!
また、違う日の晩ごはん。
写真が晩ごはんばかりで暗いですけど^^; この日はむね肉の辛子和えを作って、
チャーハンを作りました。
チャーハンの味付けにもタレを活用することがありますが、この日は入れたか覚えてないです。笑
仕事中の夫にワンプレートごはんを。
仕事が終わった私は、韓国ドラマを見ながら食事。
フライパンで直接食べました! ワイルドだろぉ~
翌日の昼ごはん。
残りのむね肉の辛子酢和え(レシピ)を出して、もう一品おかずを作ることに。
麻薬卵のタレが残っていたので、これで何か。
5,6日目だったので、加熱したほうがいいですね。
肌寒かったので、チゲがいいなと思いました。
水と出汁の素を加えて煮込みます。
えのきがあったので、入れて、
ちょうど、おぼろ豆腐があったので、入れて、、砂糖などで味を調整しました。
冷凍の海鮮ミックスとか入れても出汁が出て美味しいですよね。
卵を入れて完成。
好みでごま油を垂らしたり、にらやネギを追加します。
いただきましゅー。
スンドゥブチゲが少し残ったので、晩ごはんの時には、にらを入れて食べました〜
チゲには、やっぱりにら入りが美味しいですね。
最後のタレの残りは、うどんを作る時に活用。 麺つゆで味を整えました。
春でも夜は肌寒かったりするから、温かいうどんがすごく美味しかったです♪
麻薬卵は、麻薬のように中毒性のある美味しさがあるという意味合いでその名が付けられましたが、こちらのレシピで紹介した「麻薬キンパ」というものもあります^^
では、麻薬卵を作って残ったタレで悩んでいる方に参考になったら嬉しいです〜。