揚げない大学芋
韓国にも、大学芋のようなおやつがあります。
マッタン(맛탕)と言いますが、韓国人の作り方を紹介します。大きな違いはないですが、醤油を入れないなど細かいところが違います。
日本の大学芋も、韓国のマッタンも、中国料理の影響を受けているらしいです。
中国式は超カリカリですが、韓国で中国式の作り方が流行っているので合わせて紹介しました^^
手軽に、揚げないレシピを中心に♪
材料と調味料+レシピ
- さつまいも(2個)450g
- サラダ油大さじ2〜3
- ◎ 砂糖大さじ2
- ◎ 水大さじ2
- ◎ ハチミツ大さじ1
- ごま適量
- 【ハチミツ】代わりにオリゴ糖や水あめでもok。省略して砂糖を多めに調整しても良いです。
ひと目で分かるレシピ
- 1さつまいもの皮は好みで剥きます。食べやすい大きさに切ります。水にさらし、水気をよく切ります。キッチンペーパーで水気を拭きます。
- 2熱したフライパンにサラダ油2〜3をひき、さつまいもを焼きます。表面がカリッと焼けてきたら、火が通っているか確認してからお皿に取り出します。
- 3フライパンの油をキッチンペーパーで拭き取ります。◎砂糖2+水2+ハチミツ1を加え、弱めの中火をかけます。
- 4混ぜて砂糖が溶けたら、さつまいもを入れて全体に絡ませます。ごまをかけて完成です。
- 【※2 手軽に】さつまいもを取り出さず、フライパンの空いたところでシロップを作って絡ませても良いです。残った油を拭き取らず、そのままシロップを作るのもアリです。
砂糖が溶けたシロップに、さつまいもを絡ませて出来上がり!
外はカリッと、中はホクッと♪ 冷めても美味しいです。
では、写真付きの作り方+Blogの前に韓国のレシピをお届けします。
韓国のレシピ3選
お気に入りの韓国レシピを3つピックアップしました。アレンジの際に参考にしてください!
参考にしたお気に入りのレシピ
下記の韓国人主婦のレシピを参考にしました。
簡単シンプルですけど、すごく美味しそうで綺麗な仕上がりです^^
■材料と調味料(大さじ)
さつまいも3個(670g)、サラダ油 3、砂糖3、水3、オリゴ糖1、ごま
ほぼアレンジなしで作りましたが、
こちらのレシピでは、ハチミツではなく「オリゴ糖」を入れています。
カリカリ!中国式「バースゥ」
最近、韓国では下記のような中国式の作り方も人気です。
テレビの料理番組にもよく出てくる有名な中国料理シェフのレシピです。ロッテホテルの中国料理レストランも統括しています。
中国式シロップの特徴は、砂糖のみで作ることです。
シロップを作るところから始まるように設定したので、最初から見たい方は戻してくださいね。
■シロップの作り方
綺麗なフライパンに油大さじ1+砂糖大さじ4を入れて弱火で混ぜる。
砂糖が溶けたら、揚げたサツマイモを入れて全体に絡ませる。
プロが作るレシピなので、普通に揚げています。揚げる時は、角がたくさんある切り方がカリッと美味しいですね。フライパンで焼く際は裏返すのがちょっと手間ですけど〜。
バースゥ(抜絲・빠스)という中国料理は、糸のように伸びるシロップがかかった料理を指すらしいです。
油+砂糖で作ると、冷めた時にお菓子のように表面がカリカリです。表面が固まって、手で持って食べてもシロップが手に付かないです。
カリカリ大学芋を作りたい方は、参考にしてください♪
冷めてもとろりとしたシロップが好みなら
カリカリも美味しいけど、とろりとした柔らかい食感のシロップも美味しいですよね。
その場合は、下記のように砂糖抜きで作るのが良いです。
■シロップの作り方
綺麗なフライパンに、水 大さじ2+ジョチョン 大さじ4を入れて湧いてきたら、
フライパンで焼いたサツマイモを入れて絡ませる。
こちらの動画では使っているジョチョン(조청)は、はちみつ色の水あめです。米で作るものが多く、コクがあります。
韓国でよく使う調味料なので、新大久保などの韓国食品スーパーとかでも売っていると思います。
なければ、普通の水あめや、はちみつ、オリゴ糖でアレンジですね!
麻浦の孔徳市場で食べたマッタン
最後のレシピ映像を見て思い出しましたが、
ここは、ソウルの孔徳駅。
韓国はバスが発達しているので、バスが何分後に到着と表示してくれるものがあります。
バス停を少し進むと、
右側にこのような食べ物屋さんがたくさん集まっているところに出ます。
子供の時に、ここにはトッポギなどを売っている小さい軽食屋(분식가게)がたくさんあったので、時々姉と一緒に食べに行きました。
ここの軽食屋さんには大学芋のマッタンも置いてありましたが、とろりとしたシロップに絡まっていました。他のところでも、そんな感じでした。
なので、マッタンといえば、最後のレシピのように、とろりとしたシロップのイメージがあります^^
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1さつまいもの皮は好みで剥きます。食べやすい大きさに切ります。
水にさらし、水気をよく切ります。キッチンペーパーで水気を拭きます。
Step2熱したフライパンにサラダ油をひき、さつまいもを焼きます。
サラダ油は大さじ2〜3くらい。様子を見て裏返したりしながら焼きます。
表面がカリッと焼けてきたら、火が通っているか確認してからお皿に取り出します。
一番、厚いところにお箸を刺してチェック♪
お皿に移さずに、そのまま味付けする時もありますが、この日は丁寧に^^
Step3フライパンの油をキッチンペーパーで拭き取ります。
拭き取ったほうがヘルシーですが、油があるままでシロップを作っても良いです。
中国では、油入りのシロップで作るので〜。
◎砂糖2+水2+ハチミツ1を加え、弱めの中火をかけます。
はちみつは好みで仕上げのときに入れても良いです。
Step4混ぜて砂糖が溶けたら、焼いたさつまいもを入れて全体に絡ませます。
シロップの水気がなくなったら、
ごまをかけて完成です。
作りながら、生のさつまいもも、焼いたさつまいもも、
シロップを絡めたさつまいもも、1〜2個ずつ食べたので、結構量が減りました。笑
仕事中のおやつに。
サツマイモが好きだったマシューにもお供え♪ 喜んでもらったでしょうね。
先週のおやつも、大学芋でした。
この日は、皮付きで。大きめに切りました〜
サラダ油を少なめに入れて、蓋をして蒸して火を通らせました。
焼く前に、電子レンジで2〜3分加熱しても、焼く時間が短縮します。下記レシピのように、ラップをしないほうがいいかもしれません。
手軽に、真ん中にスペースを空けて、シロップを作って全体に絡ませました。
簡単チャプチェのように〜
夫にお供え。大変喜んでくれました。
夫が適当に作ってくれる大学芋も美味しいです。醤油を入れない人もいるようですが、夫はちょろっと入れる派だから、うっすらと黒い仕上がりです。
さつまいもといえば、マシュー。
マシューが毎日食べていたので、たくさん蒸して、作り置きしていました。
私が写真を撮っていたら、興味のないふりをしましたが、
食べたい気持ちに負けて、また見ていました^^
その日の午後。6年前のマシュー♪
心臓病のため、体の調子がずっと悪かったですが、さつまいもが半分主食になって、体を支えてくれました。
だから、さつまいもに感謝しています。
では、さつまいもで簡単おやつを作りたい時に、参考になれば嬉しいです〜。