ソウルの実家ごはん。朝ご飯は鶏粥
この日は、父の通院の付き添いで、病院に行かないといけなかったので、軽く朝ご飯を食べました。
韓国式鶏粥、닭죽(タクジュク)。日本では参鶏湯粥と売られていると思います。
お粥によく合うキムチと、果物。
お粥にはタコキムチやチャンジャのような韓国式塩辛(젓갈)がよく合いますね。
お粥は手作りではなく、大きい袋に入っている市販のものでしたが、普通に美味しかったです^^
アワビ粥の市販も食べましたが、鶏粥のほうが手作りに近い味がする気がしました。
父の通院。韓国の病院へ
父は、最近20日に一度、病院に行きます。
肺がんが脳まで転移してしまったので、もう運転はやめたほうが良いですが。。言う事は聞かず、心配です。
歩く時もふらふらしているので、杖とか使ったほうがいいんじゃないかと言っても。。今の自分の状態をなかなか受け入れられていない感じでした。
韓国は去年、医学部定員を増やすことを巡って、医師が大規模デモを起こしました。
デモで診察できなくなった病院が多かったですが、父が通っている病院は幸いとデモがなく、普段通りに治療を受けることが出来ました。
去年は緊急患者が診察を受けられなくて死んでしまったという記事が出るくらいひどい事態でしたが…
父は10年前に肺がんが見つかり、肺の半分を取る手術をしたあと、5年後に再発してしまいました。
強いがん治療を受けていましたが、体の負担などを踏まえて今年からは薬だけにしています。
父と母と一緒に3人で担当医と話したあと、母と私だけ担当医に呼ばれました。
娘の私に父の状況を詳しく説明してくれました。
部屋から出たあと、何を話したか不安げな顔で父に聞かれましたが、そのままは言えませんでした…
とりあえず、運転はやめさせたいから、、日本に帰る前に、タクシーを簡単に呼べるカカオタクシーのアプリをスマホに入れて操作方法を教えましたが、まだ使ってない様子です。
でも、先週から杖を使うようになったから、そのうち運転も諦めてもらえるかなと思ったり…
すみません。。暗い話はここまで。
海鮮たっぷりのお昼ごはんと晩ごはん
この日のお昼ごはんは、下記で紹介した灰貝のピリ辛和えなどのおかずで〜。
韓国の灰貝ビビンパ【母と料理研究家のレシピ】Vが食べたコマクビビンパも
晩ごはんは、蒸したアワビと茹でたイカとナクチ(낙지・テナガダコ)
父は免疫力が落ちているからお刺身より火を通したものを食べるようにしていました。
私と母は、酢コチュジャンだれ(チョジャン)
辛いものが食べられない父はごま油と塩を混ぜたタレにつけて食べました。
しかし、アワビ、多すぎないじゃないかな?^^;
キュウリと、
セリのピリ辛和えを添えて、いただきましゅー。
アッパ(父)がいきなりイカを落としました。
セリは、韓国語で미나리(ミナリ)ですが、
アメリカ映画のタイトルになるくらい、韓国人の好きな野菜のひとつですね。
ちなみに、ここで夫が食べられるものは、キュウリしかないです。
なかなか家で食べられないから、実家でお腹いっぱいに^^
アワビは、わさび醤油につけて食べてみたり。美味しかったです〜
食べ切れなかったアワビ3個は、翌日灰貝ビビンパに入れて食べました!
〆は、豆もやしスープにごはんを入れて。
酒好きの父がお酒も飲めなくなったので、私も出来るだけお酒を我慢しました。時々飲んでいたけど。笑
両親のアパトゥに滞在するのも少し慣れてきて、、
アパトゥについているジムで、少し運動もしたり。。
今回の滞在でソウルタワーは行けなかったですが、向こうに綺麗に光っていました。
夜は、東京にいる夫とラインで通話しながら、その日あったことを話したり、
くろちゃんと玉三郎の顔を見せてもらうことが日課になっていました。
私の心の安定剤。