参鶏湯の漢方材料キットの使い方
9月にソウルに行った際に、参鶏湯(サムゲタン)の漢方材料キットを購入しました。
鍋の真ん中に入っている袋ですが、この中には参鶏湯に入る基本の漢方材料が揃っているので、これ一つだけで本格な参鶏湯スープが作れます。
삼계탕(参鶏湯)と書いてある左の商品ですが、
このような漢方材料キットは韓国でよく使われているので、普通のスーパーや市場で購入できます。
体にもいいですし、おうちで簡単に参鶏湯が楽しめるので、韓国のお土産としておすすめです!
参鶏湯は、基本、鶏一羽を丸ごとで作りますが、日本では鶏一羽って冷凍しか売っていないので好きな部位の組み合わせで手軽に作ってみました。
味は変わらないのでこれで良いかなと思いますが、後半では丸ごとで作る本格レシピ動画も一つ紹介しました。
漢方材料キットを使って参鶏湯を作る際にぜひ参考にしてくださいね。
参鶏湯の漢方材料で作る簡単レシピ(Blog)
基本、漢方材料キットの袋に書いてある通りに作りました〜!使い方はどの商品もほぼ変わらないと思います。
Step1たっぷりの水(約2.5)に漢方材料キット+ニンニク10個くらいを入れ、火をつけます。
にんにくを後半で入れる人もいます。
Step2湧いてきたら、弱火にして10〜15分くらい煮出します。
ちなみに、漢方材料キットは韓国で2000〜4000ウォンで購入できます。
Step3鶏肉を入れて煮込みます。(漢方材料のほうに脂などが吸収されるから、取り出さない)
私の好きな手羽元(600g)と、夫の好きなむね肉(1枚)+もも肉(1枚)を入れました。好きな部位を入れてください〜
むね肉は硬くなりやすいのでおすすめはしないです。やっぱり手羽元が一番美味しい気がします、スープも美味しくなるし^^
鶏1羽は1kg〜1.5kgくらいなので、それを目安の量として入れています。
下記のタッカンマリ風にじゃがいもも入れてみました。参鶏湯には基本入れないですけど。笑
■タッカンマリのレシピ。東大門の人気店のようなタレも!韓国人の作り方
参鶏湯の漢方材料には、「生姜」が入ってなかったので、生姜のスライスも2つ入れました。
袋の作り方には、にんにくだけ必須になっていました。
もも肉とむね肉は、1枚ずつ丸ごと入れて、火が通ってきたら、よく切れるハサミで食べやすい大きさに切りました。
もちろん先に切ってから入れても良いです〜
アクや浮いてくる脂を取り除きます。
鶏肉を軽く下茹でしてから入れる人もいますが、私は省略しました。
Step4鶏肉に火が通ったら、漢方材料キットを取り除いて出来上がりです。
仕上げに長ねぎをぶつ切りで入れて軽く煮込みました。
お店では、長ねぎのみじん切りを食べる直前に入れる時が多いですね。
参鶏湯の付け合わせには、キムチ
白菜がちょっと安くなってきたので、1株でキムチを漬けました。
自画自賛ですけど、美味しそう〜^^ 旬の梨も入れて作りました!
作ってみたい方は、下記レシピを参考にしてください。
■白菜キムチのレシピ。簡単かつ本格!大根とご飯入りのヤンニョム
■マッキムチ(白菜キムチ)の作り方。本場の人気レシピ #白菜1株使い切り
今回は塩漬けをもっとしっかりして作りました。
お皿に盛って、お昼ごはんの準備を!
スープに塩を入れず、食卓で好みの量の塩を入れて調整する形にしましたが(お店でも薄味が多く、お客さんが追加します)
それが手間だと思う方は、最後に塩を入れて全体の塩加減を調整してしまってもいいです。
出来た参鶏湯鍋をそのまま食卓へ。
お店では、1羽または半羽の参鶏湯が一人前の小さな土鍋に入っているのでちょっと見た目が違いますが、おうちでは気軽にこの形で〜!
マシューたちにもお供え。
いただきましゅー。
参鶏湯のお肉は、基本「塩」につけて食べます!
最初は、塩につけて食べたり、キムチを添えて食べたりしました〜
漢方材料の味がするスープが本格♫
漢方材料は、お肉の臭みも除去してくれるから良かったです。
ナツメも少し入っていますが、ナツメが入るとスープが甘くなるので、好きな方はさらに追加するのが良いかもしれません。ナツメは業務スーパーでも売っています。
途中でポン酢につけて食べたりも^^
〆は、スープにご飯を入れて〜
添えて食べた白菜キムチもパンチがあって良いバランスでした!
まだ漬けて2日しか経ってなかったので、辛味が落ち着いてなかったですが、手作りはやっぱり美味しいですね〜
参鶏湯の付け合わせによく出るキムチは、やっぱり白菜キムチとカクテキが定番です。
キムチがない方は、こちらのタッカンマリのタレがおすすめです^^
■タッカンマリのレシピ。東大門の人気店のようなタレも!韓国人の作り方
丸ごとの鶏で作る参鶏湯の本格レシピ
韓国発信のレシピをひとつ紹介します!
一羽丸ごとで作ってみたい方は参考にしてください〜。
最初の下処理と足の組み方(?)がちょっと大変そうです。
下処理の際は、首、尻尾、お腹の脂の多いところを取り除きます。
お腹の血が付いているところも綺麗に洗います。詳しくは動画をチェックしてくださいね!
焼酎1/2カップを入れて軽く下茹でをしています。
参鶏湯用のお肉だったので、小さい漢方材料キットが入っていましたが、足りなそうで少し漢方材料を足したそうです。
ナツメと高麗人参は食べられるから、袋に入れず、スープに直で入れます。
鶏のお腹には、水につけておいたもち米と緑豆を入れ、それが出ないように足をクローズさせます。
漢方材料を煮出してから、鶏肉を煮込ませるのは一緒です!
■参鶏湯(サムゲタン)の本格レシピ。韓国人の人気レシピから基本とコツを学ぼう!
韓国人の作り方をもっと詳しく見たい方は、こちらの記事でも詳しく紹介しましたので参考にしてくださいね。
参鶏湯の残りスープでアレンジ
作った参鶏湯で2食そのままお肉を食べてから、残ったスープでカレーを作りました!
韓国では、もち米を入れて鶏粥を作るのが定番ですけど^^
これが、意外とすごく美味しくて! 夫もおいしい〜を連発していました。
普段と違う複雑でふか〜い味がしました。
カレーって漢方材料の味が入ったらこんなに美味しく出来上がるんだなと新しい学びでした。
(夫いわく、カレーも漢方とのことで常識らしいですが^^;)
今回韓国で漢方材料キットを5個買って料理をよくする方にお土産で渡しましたが、韓国のお土産としても悪くないと思うので検討してみてくださいね〜
商品によって漢方材料の組み合わせや割合が違うから、今度はまた違うものを試してみたいと思いました^^