カリッと、ニラたっぷりチヂミ
旬のニラをたっぷり入れてチヂミを作りました。
チヂミの本場韓国で人気のニラチヂミは、生地が少なめで具のニラがたっぷり入っているスタイルです。
そして、パリッと美味しいところも大事だから、なるべく薄く焼きます。
日本ではわりと生地多めでもっちりとしたチヂミが人気のようですが、結構違いますね。
では、韓国の人気レシピ+チヂミ専門店映像と合わせて、美味しいチヂミの作り方をお届けします。
材料と調味料(大きい3枚分)
じゃがいもは、カリッと仕上がりやすいし美味しいからおすすめです。玉ねぎを入れても美味しいですけど、水が出るので少しだけにします。
韓国では、辛い青唐辛子のみじん切りを入れてピリ辛にしたり、輪切りの赤唐辛子を入れて彩りよくすることが多いです。あればぜひ!
- ニラ2束
- にんじん小1個
- じゃがいも1個
- サラダ油適量
- ◎ 小麦粉 or チヂミ粉(1カップ)200ml
- ◎ 水(3/4カップ)150ml
- ◎ 卵1個
- ◎ 塩小さじ1/2
- 【◎ 生地】チヂミ粉で作る場合は、卵と塩を省略しても良いです(Amazonチヂミ粉一覧)。卵を省略したら、水は少し多めに調整します。
ひと目で分かるレシピ
- 1ニラを4cm程の長さに切ります。じゃがいも、人参は細く千切りにします(スライサーok)
- 2ボウルに切った野菜+生地◎を入れ、よく混ぜ合わせます。
- 3熱したフライパンにサラダ油 大さじ2〜3をひき、2を薄めに広げます。強めの中火で焼き、まんべんなく焼き目が付くように、フライ返しで時々押します。下の全体がカリカリと固まってきたら、返します。
- 4油が足りなくなったら少し追加し、まんべんなく油がつくようにフライパンを回します。両面焼き目がつき、野菜に火が通ったら完成です。
- 【※2】水は全部入れずに、混ぜてから追加すると、生地の量を調整しやすいです。氷水で作ると、さらにカリッと仕上がります。
カリッと美味しいニラチヂミの出来上がり。
ニラの香りと、じゃがいもと人参の甘みにほっこりです〜。
生地が少なく、小麦粉で作るニラチヂミは、カリッと仕上がりにくいですが、じゃがいもがいい仕事してくれます!
生地少なめだから、おつまみはもちろんのこと、おかずにも良いです。
そばやうどんに添えて食べても美味しいから、天ぷらの代わりによく作ります^^
チヂミのタレの作り方
ピリ辛醤油だれ、ヤンニョムジャンにつけて食べると、チヂミがさっぱりと美味しくなります。
下記調味料をよく混ぜ合わせます。チヂミを作る前に作っておくのがおすすめ。
(大さじ)醤油3、お酢3、粉唐辛子1/2、砂糖1/2〜1、玉ねぎorネギ(みじん切り)1/3個分、にら(みじん切り)少し、ごま少し
※おろしニンニクや、ごま油を少し入れても良いです。
冷蔵庫で何時間かおいておくと、粉唐辛子や玉ねぎの味が馴染んでもっと美味しくなります。
タレに玉ねぎやにらを入れたほうが美味しいですが、簡単に調味料だけでも良いです。
では、詳しいレシピ+Blogの前に、韓国のレシピを紹介します。
韓国の人気レシピ+チヂミ専門店の作り方
にらチヂミの人気&おすすめ韓国レシピ+お店映像をお届けします。
じゃがいも入り!韓国人主婦のレシピ
韓国人主婦の人気レシピの中で、こちらのレシピがお気に入りです。
じゃがいもで、ニラチヂミをさらに美味しく作るヒントをもらいました。
■ 材料
にら 300g、人参 50g、じゃがいも 100g、辛い青唐辛子 4本
■ 生地と薬味
卵 2個、小麦粉 250g、塩5g+水250mL
韓国では、基本、中力粉の小麦粉を使いますが、両方でチヂミを作ってみたところ、薄力粉のほうがカリッと仕上がりやすく良かったです。
卵を入れるとカリッと仕上がりにくいと思っていましたが、じゃがいもも入っているせいか、カリッと美味しく仕上がりました。
生地を先に作るより、和えながら小麦粉と水を追加する流れが、生地の量を調整しやすいからおすすめとのことです〜。
干しエビ入り!ペクジョンウォンレシピ
韓国の人気料理研究家ペク・ジョンウォンさんのレシピ動画も人気です。
乾燥した小エビを入れてチヂミの旨味をアップ!
韓国語の料理名が最初の画面にでかく書いてありますが、ニラチヂミを「부추전・ブチュジョン」と言います。ブチュ(부추)はにら、ジョン(전)はチヂミの意味です。
★日本語の字幕もあります。
■材料
ニラ 200g、人参 1/6本
干しエビ 1/2カップ(20g)、辛い青唐辛子4本
■生地
チヂミ粉 1&1/2カップ (150g)
水 1&1/2カップ(250g)
イワシの魚醤 大さじ1 (10g)
みじん切りのニンニク 大さじ1
■酢醤油タレ
醤油 大さじ1
お酢 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
干しエビは、大きさによってそのまま入れるか、細かく切って入れます。
生地に「にんにく」が入っていますが、おろしにんにくやみじん切りのニンニクを入れても美味しかったです。
下記で紹介したペク・ジョンウォンさんのレシピでもニンニク入りでした。
イワシの魚醤も入ってますね。ニラチヂミに、イカ、貝などの海鮮や海鮮出汁を入れるのが韓国で人気なので、イワシの魚醤を入れても美味しいかもしれません。
チヂミの達人!人気店の作り方
韓国の市場にあるチヂミ専門のお店映像です。
手を使ってチヂミを薄く広げます。次から次へと美味しそうなチヂミが出来上がります〜。
メニューは、下記の4つのチヂミ。1枚3000ウォン(約300円)です。
ちなみに、お店は大邸(テグ)の 서문시장(ソムンシジャン・西門市場)にあります。
油を使いすぎて油っぽいチヂミのお店もありますが、この店は全然そんな感じではないですね!
すごく美味しそうなので、大邸に行く機会があったら、行ってみたいです。
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1ニラを4cm程の長さに切ります。じゃがいも、人参は細く千切りにします。
火が通りやすいニラに合わせて、じゃがいもと人参をなるべく細く切ります。
手軽にスライサーを使いました!
Step2ボウルに切った野菜+生地◎を入れ、よく混ぜ合わせます。
水は全部入れずに、混ぜてから追加すると、生地の量を調整しやすいです。氷水で作ると、さらにカリッと仕上がります。
生地は天ぷらのように少なめに。
これより少ないと裏返す時にバラバラになりやすいです。
Step3熱したフライパンにサラダ油 大さじ2〜3をひき、2を薄めに広げます。
強めの中火で焼き、まんべんなく焼き目が付くように、フライ返しで時々押します。
下の全体がカリカリと固まってきたら、返します。
Step4油が足りなくなったら少し追加し、まんべんなく油がつくようにフライパンを回します。
サラダ油は、様子を見て追加!
油をたっぷり使うと、カリッとなりやすいですけど、油っぽくなったりするから好みで調整します。
両面焼き目がつき、野菜に火が通ったら完成です。
まだ味見してないけど、
フライパンで焼き始めた瞬間から、良い匂いがしました^^
外は、雨。
チヂミを焼く時の音が、雨の音と似ているから、韓国では「雨の日は、チヂミ」という食習慣(?)があります。
引き続き、2枚目も!
写真よりももっと薄く焼いても良いです。
出来上がり♪
裏面だから、少し生地が多めです。
カリッと美味しそう〜!
チヂミを焼きながら、タレを作りました。
辛くない新玉ねぎなら、もっと大きめに切っても良いですね。
もう一枚分焼けるけど、もうお昼の時間だったので食事の準備を。
うちでは、チヂミをお箸でちぎりながら食べるから、このまま食卓に^^
いただきましゅー!
じゃがいも1個分入っていても、細かく千切りにしたから、そんなに存在感がないですけど、ほんのり甘みがあってニラチヂミによく合います。
しかも、カリッと仕上がりやすいから、じゃがいもがあったらニラチヂミにぜひ入れてみてください〜。
ニラのチヂミに、ニラ入りのタレもアリ!
火が通ったチヂミのニラは甘くて、タレの生ニラは香りや風味が良いです♪
付け合わせのブロッコリーもつけて食べました〜
結局、お昼に、残りの3枚目も焼いて食べたという…^^
今回使ったニラは、2束で100円でした。最近、旬だから安いですね!