栄養たっぷり大豆もやしのナムル
韓国では基本、大豆もやしを食べるので、ナムルも大豆もやしで作るのが定番です。
豆がついているから、栄養豊富で味も濃厚ですが、適切な茹で時間が大事です。
基本のナムルも美味しいですが、ピリ辛味付けは大豆もやしにさっぱりとよく合います。2種類の味付けにするのは簡単なので、両方食べたい方はぜひ!
蒸して作るので時短にもなります。本場の人気レシピも合わせてお届けします。
材料と調味料+レシピ
イオン系列のスーパーに行ったら、大容量500gの大豆もやしが100円くらいでお手頃でした。
長ねぎを入れるのが定番ですが、旬のニラ・新玉ねぎを入れても美味しいです。
- もやし500g
- ニラ(長ねぎ・小ねぎ)1/3束
- 新玉ねぎ(お好みで)1/3個
- ◎ 塩小さじ1
- ◎ 砂糖小さじ1
- ◎ 醤油小さじ2
- ◎ おろしにんにく小さじ1〜2
- ◎ ごま油大さじ1
- ◎ 白ごま大さじ1
- ☆ 粉唐辛子(ピリ辛ナムル用)大さじ1/2
- 【◎☆ヤンニョム】お好みでコショウを少々。砂糖を省略したり、ダシダや鶏がらスープの素を追加してもok。ピリ辛ナムルはごま油抜きで作っても良いです。
ひと目で分かるレシピ
- 1もやしをよく洗います。ニラ(小ねぎ)は3cmほどの長さに切ります。玉ねぎは薄切りに、長ねぎはみじん切りにします。
- 2鍋にもやし+水1カップを入れ、蓋をして中〜強火で蒸します。沸騰してから2〜3分後、もやしの色が透明になったら火を止めます。
- 3水気を切ったもやしをボウルに移し、広げて粗熱を取ります。☆水にさらすと食感はよくなりますが、旨味は流されてしまうのでお好みで選択してください。
- 4ボウルに調味料◎+ニラ(ネギ)や玉ねぎを入れてよく和えます。味見して塩で味を整えます。
- 5半分をお皿に盛り、ボウルの残り半分に☆粉唐辛子を加えて和えます。お皿に盛って2種ナムルの完成です。
- 【※2 蒸し時間】匂いも豆の生臭さから良い匂いに変わります。火をつけてから5分ほどでしたが、もやしの量や火力に合わせて調整してください。
- 【※3 茹で汁】味噌汁などのスープに活用するのがおすすめです。
沸騰して2〜3分後、もやしの色と匂いが変わります。
色が透明になり、豆の生臭い匂いが消えたら、火を止めます。
加熱しすぎると、もやしから水分が抜けて歯ごたえが悪くなります。また、茹でる時に塩を入れるともやしから水が出やすくなるので入れない人が多いです。
ヤンニョムの調味料は、お好みで調整してください。豆がついてない緑豆もやしより味が濃いので味付けしやすいと思います。
作り置きおかずとして作る際は、もやしから水が出るので、少々塩辛く味付けするのがおすすめです。
定番の長ねぎ入りも美味しいですが、にらの香りと新玉ねぎのさっぱり味も良いアクセントになります。
ビビンバの具にもいいし、ピリ辛ナムルはお肉料理の付け合わせにもいいです。
では、写真付きのレシピ+Blogの前に、韓国のレシピをお届けします。
韓国の人気レシピ3選
大豆もやしナムルの韓国レシピを紹介します。上記のレシピと違うところがあるので、アレンジの際に参考にしてください。
ベテラン主婦の人気レシピ
大豆もやしをごま油で軽く炒めてから3分ほど蒸す作り方です。
基本のもやしナムルレシピでも、こちらの方のレシピを紹介しましたが、同じ流れでした。もやしをごま油でコーティングすることで、もやしから旨味や水分が抜け出しにくくなるとのことです。
水にさらさず、十分冷ましてから味付けするのもコツ!
■材料と調味料
もやし 500g
ごま油で炒めてから3分ほど蒸す
【基本のナムル】
塩(マッソグム맛소금)1
または、塩(マッソグム맛소금)0.6〜0.7、醤油/魚醤1
【ピリ辛ナムル】下記を追加
粉唐辛子1、おろしにんにく0.5 、梅シロップ1またはお酢0.5 、ネギ
仕上げに、ごま
塩はMSG(味の素のようなうま味調味料)が少し入っている塩を使っています。
お店ではMSGがよく使われているらしいですが、家庭では使いたくない方が多いかもしれません。
わたしもそう思っていましたが、日本でよく使われている麺つゆやポン酢、塩昆布、鶏がらスープの素などにもMSGが少し入っているので、知らずに家庭でも摂取していたことを後で知りました…。MSGは、原材料のところに「調味料(アミノ酸等)」と表記されているものです。
ピリ辛ナムルには、梅シロップを入れて少し甘酸っぱく♪
ペクジョンウォンのお店向け大量レシピ
お店の経営者でもあるペク・ジョンウォンさんが、お店向けに大量で作るレシピを紹介しています。
なんと、7kgのもやしで作っています!
動画が少し長いので、和えるところから始まるように設定しました。最初から見たい方は戻してくださいね〜。
★日本語字幕あります。
■材料と調味料
大豆もやし8kg
長ねぎ 600g、人参 400g
にんにくのみじん切り 240g
ごま油 200ml
塩 70g、ごま 60g
MSG 20g
※ピリ辛ナムルには、粉唐辛子を追加
こちらのレシピにも少しMSGを入れて旨味アップ。
このように、醤油抜きで作っても良いです。人参入りだから彩りがいいですね!
茹で汁の活用。冷やしもやしスープも
1kgのもやしがスーパーで1200ウォン(約120円)だったそうです。もやしが安いのは韓国も一緒です!
茹で汁でスープを作るので、多めの水を入れて蒸しています。
■もやしナムル
長ねぎ、にんにく、粉唐辛子、塩、魚醤/醤油(참치액)、ごま油、ごま
■もやしスープ
長ねぎ、いわしの魚醤、塩、ごま油
ニンニクと粉唐辛子をたっぷり入れてパンチのある味付けに♪ 調味料の量は動画から確認してくださいね。
もやしスープは、温かいままで食べてもいいですが、夏は冷蔵庫に入れて冷やすとさっぱりと美味しいです。冷やしもやしスープも結構人気なので、今度詳しく紹介したいと思います。
写真付きの詳しい作り方+Blog
Step1もやしをよく洗います。
意外とひげ根に栄養が多いので基本取らないほうが良いです。昔の韓国人は、大豆もやしのひげ根をしっかり取ってたんですが、変わりました〜
ニラ(小ねぎ)は3cmほどの長さに切ります。玉ねぎは薄切りに、長ねぎはみじん切りにします。
Step2鍋にもやし+水1カップを入れ、蓋をして中〜強火で蒸します。
蒸している間は、蓋を開けないほうがいいので
蓋の外から見てもやしの色と匂いの変化に注目します^^
沸騰してから2〜3分後、もやしの色が透明になったら火を止めます。
茹で上がったら、匂いも変わります。美味しそうな匂いに〜
火を止めてから、上下を一度裏返します。
Step3水気を切ったもやしをボウルに移し、広げて粗熱を取ります。
水にさらすと食感はよくなりますが、旨味は流されてしまうのでお好みでチョイスしてください。
私は基本のもやしナムル ⇒ さらさない、ピリ辛ナムル ⇒ さらす 時が多いかな。
さらさないほうがやっぱり美味しい気はします。粗熱でシャキシャキ感が少し落ちるかもしれませんが…
茹で汁は、3番目の韓国レシピのようにもやしスープにしても良いですが、
私は水と玉ねぎを追加して味噌汁にしました。
Step4ボウルに調味料◎+ニラ(ネギ)や玉ねぎを入れてよく和えます。味見して塩で味を整えます。
◎ 塩 小さじ1
◎ 砂糖 小さじ1
◎ 醤油 小さじ2
◎ おろしにんにく 小さじ1〜2
◎ ごま油 大さじ1
◎ 白ごま 大さじ1
味見をして塩コショウで塩加減を調整しました。
Step5半分をお皿に盛り、ボウルの残り半分に☆粉唐辛子を加えて和えます。
粉唐辛子は大さじ1/2くらい入れて和えました。ピリ辛ナムルにはコチュジャンではなく粉唐辛子で作ります。(素手で和えたから、写真が撮れず^^;)
お皿に盛って2種ナムルの完成です。
ピリ辛ナムルのほうは、パンチがあるようにニラを多めに♪
500gの大豆もやしで、このくらい出来上がりました!
黄色の豆に、青いニラ、赤い粉唐辛子、色鮮やかですね^^
もやしの茹で汁で作った味噌汁と、
残りのニラを入れて作った豚肉炒めを添えて、
(とんねるず石橋さんの顔を思い出しながら…)実食っ!
(マシューの顔を思い出しながら…)いただきましゅー
美味しい! 粉唐辛子だけの違いですけど、結構違う美味しさがあります^^
豆がついてない緑豆もやしより食べごたえもあります。
晩ごはんは、残りのお肉と玉ねぎを炒めて
コチュジャンと焼き肉のたれで味付けして
ビビンバにしました!
海苔で巻いて食べました。ビビンバに豆腐も入れて混ぜても美味しいです♪
大豆もやしでも簡単なので、常備菜としてぜひ活用してください。