ごま油香る、まぐろのユッケ丼
簡単で美味しいマグロユッケ丼のレシピです。ユッケだれに漬け込んだしっとりとしたマグロが美味しくて、ご飯一杯ぺろりと食べちゃいます。
今回は小ねぎを茹でたので火を使っちゃったのですが、アボカドや大根であれば、火を使わずに用意できるので夏場にも良いです。
韓国人のレシピから、ユッケだれの作り方もお届けします。アレンジの際にぜひ参考にしてください。
材料と調味料+レシピ
写真はマグロ120gですが、追加して200gで作りました。2人前です〜。
よく合う生野菜は、アボカド・大根・きゅうり。茹でた小ねぎも甘くて美味しいです。今回添える野菜は、大根と小ねぎ(茹で+生)にしました。
- マグロ200g
- ご飯2人前
- 大根・小ねぎ(アボカド・きゅうりでも)
- 刻み海苔
- 卵(黄身)
- ◎ 醤油大さじ2
- ◎ コチュジャン大さじ1/3
- ◎ 砂糖(ハチミツでも)大さじ1
- ◎ みりん大さじ1
- ◎ おろしにんにく大さじ1/3
- ◎ わさび(省略可)少し
- ◎ ごま油大さじ1
- ◎ 白ごま大さじ1
ひと目で分かるレシピ
- 1調味料◎を混ぜ合わせて、タレを作ります。(※野菜も添えて食べるので少し余裕のある量です)
- 2一口大で切ったマグロをタレに加えて和えます。冷蔵庫で10分ほど寝かせます。
- 3大根をつま用の細い千切りにします。小ねぎは20秒ほどさっと茹でてよく冷やし、3cm程の長さに切ります(生の小口切りにして仕上げにかけても)
- 4器にご飯を盛り、刻み海苔、大根、茹でた小ねぎ、マグロ、卵黄を乗せて完成です。
タレに漬け込んでしっとりと美味しいまぐろユッケ。
残りのタレも丼ぶりにかけて実食です♪
写真付きの詳しい作り方の前に、参考になる韓国レシピを紹介します。
ユッケだれの韓国レシピ2選
韓国では、マグロを今回のユッケだれのようなものに漬け込んで食べる習慣がないです。どちらかといえば、牛肉ユッケのタレに近いです。
韓国語でユッケ(육회・肉膾)は、お肉の刺し身という意味があります。ユッ(육)=お肉、ケ(회)=お刺身、の組み合わせです。ユッケのお肉は、牛肉を指します。
日本では、牛肉の刺し身が食べられなくなったので牛肉では作れないですが、タレの作り方は参考になるので、牛肉ユッケの韓国レシピを紹介します。
人気レシピNo.1
美味しかったとコメントがたくさんついているレシピ動画です。一番定番の仕上がりですね。
■材料
ユッケ用牛肉400g
梨、小ねぎ、黄卵
■ユッケのタレ
醤油1.3T、砂糖1.3T、ごま油1.3T
みじん切りのにんにく0.5T
塩0.5〜1t、コショウ、ゴマ
お好みでタレにコチュジャンを少しと字幕が出てきましたが、牛肉ユッケは、基本コチュジャン無しのタレです。
マグロユッケにもコチュジャンを入れずに作っても美味しいですが、私はピリ辛アクセントでコチュジャンを少し入れることが多いです。
人気レシピNo.2
こちらのレシピも人気ですが、すごく美味しそうです〜。
■材料
ユッケ用牛肉 500g
梨、セリと小ねぎはどちらでもOK
■ユッケのタレ
にんにく(細かく切る)
ごま油2、醤油2、はちみつ2
塩ひとつかみ、ごま塩1
みりん2、コショウ
上記のレシピ2つとも、塩を入れて作っています。醤油だけで作ると、黒くなりますし、塩を入れると少し引き締まった味になりますね。
牛肉なので、コショウを入れています。
マグロのタレは、ユッケだれではなく
韓国ではマグロを食べる時に、上記のユッケだれより、下記のレシピで紹介したお酢入りのコチュジャンだれで食べます。
タレにマグロをつけて食べたり、ご飯に生野菜もたっぷり入れてビビンバのように混ぜて食べます。マグロだけではなく、他の刺し身でも同じ食べ方です。
お刺身のタレは、酢コチュジャンというイメージがあったので、日本でマグロユッケを最初食べた時にコチュジャンの味がしなくてあれ?と思いました。でも考えてみたら、牛肉のユッケだれにはコチュジャンを入れないので… ないのも正解ですね^^;
写真付きの詳しい作り方+Blog
今回使ったマグロは切られているものでしたが、かたまりのマグロであれば、一口大に切ります。
正方形のぶつ切りでも良いですが、写真のように薄く切ったほうがタレが染み込みやすくて美味しい気がします。
Step1調味料◎を混ぜ合わせて、タレを作ります。
◎ 醤油 大さじ2
◎ コチュジャン 大さじ1/3
◎ 砂糖 大さじ1
◎ みりん 大さじ1
◎ おろしにんにく 大さじ1/3
◎ ごま油大さじ1
◎ 白ごま大さじ1
お好みでわさびも少し〜。
ご飯に野菜も添えて食べるので、タレはドレッシングにもなるように少し余裕を持った量で作っています。
よく混ぜたら、美味しいタレの出来上がり♪
Step2一口大で切ったマグロをタレに加えて和えます。
お箸で混ぜてマグロにタレをよく絡ませます。
冷蔵庫で10分ほど寝かせます。
ユッケのタレが染み込んでしっとりと美味しくなります。
寝かせている間に、野菜の準備を。
Step3大根を千切りにします。
手軽に、スライサーでつま用の細い千切りにしました。
包丁で細く切って冷水で10分ほど冷やしてもシャキッと美味しいらしいですが… 栄養的には水にさらさない方が良さそうですね。
小ねぎは20秒ほどさっと茹でてよく冷やし、3cm程の長さに切ります。
仕上げにかけ用で、生の小口切りも少し。
茹でると甘くなるし、たくさん食べれるから良いです。タレともよく合います。茹でるのが面倒であれば、きゅうりや、アボカドなどに〜。
Step4器にご飯を盛り、刻み海苔、大根、茹でた小ねぎ、マグロ、卵黄を乗せて完成です。
好きなだけ具材を乗せて食べます。
夫はご飯大盛り。右の小さいご飯はマシューへのお供え物。
マシューにも小さいマグロユッケ丼を作ってあげました。喜んでくれたのかな。
ぶつ切りが少し残ったので、わさびの効いた醤油漬けにしました。
醤油、みりん、砂糖、わさびで、こっちはさっぱりと。
さっと山菜のすまし汁も。
ではでは、盛り付けの開始!
まず、ご飯の上に、刻み海苔をたっぷり。
酢飯にするか迷いましたが、この日は、普通のご飯に。
大根と茹でねぎを乗せます。
その上にユッケだれが染み込んでいるマグロを〜!
タレもかけます〜。
バランスがいまいちですね…。盛り付けが苦手です…^^;
黄卵はのせた瞬間、潰れました…涙。
盛り付けはいまいちでしたが、すごく美味しかったです。ぺろりと食べちゃいました。
最後に。晩ごはんのマグロユッケ丼
マグロのかたまりを切ってマグロユッケ丼の仕込み。
寝たきりになった猫のミルにたたきにしてあげてみましたが、やっぱり食べてくれませんでした…。
この日は、醤油を大さじ1にしましたが、夫が食べる時に醤油を追加していたので… 大さじ2くらいがやっぱり良いなと思いました。
醤油と砂糖の量は、好みが分かれるところで… 薄味が好きな方はレシピより控えめのほうがいいかもしれません。
お誕生日のプレゼント(?)として夫にもらったおろし金。
日本の職人が作ったかなり良いもので、最高に滑らかなにんにくのすりおろしに仕上がります。かなり鋭いから、自分の手もおろさないように気をつけています。
かたまりのほうが新鮮ですし、好きなサイズで切ることができるから良いですね。
この日は、漬け込んで冷蔵庫で2時間ほど寝かせましたが、しっとりと柔らかくなっていて美味しかったです。
お酒飲みの方は、野菜にかけておつまみにも良いですね。
暑くなってきましたが、簡単で120%美味しいマグロユッケ丼、ぜひ楽しんでくださいね〜。
茹でた小ねぎは甘くて、ピリ辛コチュジャンだれにもよく合います。こちらのレシピのように、ゆでイカに巻いて食べても美味しいです。