チェジュ島は日本から一番近い海外リゾート島
家族と一緒に4泊5日の日程で、チェジュ島(済州島)に行ってきました!
チェジュ島は、韓国の一番南にある大きな島で、韓国人にとっては日本の沖縄、アメリカのハワイにあたるような島です。
写真は、ソプチコジ(섭지코지)というチェジュ島の観光名所です。泊まった宿と近かったのでたっぷり散歩できました~
チェジュ島には両親と姉と甥っ子との5人の旅でした。両親たちはソウルから、私は東京からチェジュ島に!
写真は、最初に泊まったロッテホテル。
空港で待ち合わせして一緒にホテルのシャトルバスに乗る予定でしたが、台風の影響で私がチェジュ島に遅れて着いたので結局ホテルで待ち合わせすることに。
ホテルに着く前に胸がはらはらする3つのアクシデントが発生… その話の前に今回の旅でわかったチェジュ島の行き方の情報を共有します〜。
チェジュ島への行き方と航空便
私はソウルに寄ってから行くか、直行便で行くか迷いましたが、結局直行便で行くことにしました。
ソウル経由で行くか迷った理由は、ソウルを楽しみたい気持ちがあるのと、ソウルからチェジュ島行きの飛行機が想像以上に安かったからです。
時期や航空の種類によって値段は少し変わってくると思いますが、最近のフライトはこんな感じでした。
東京からチェジュ島へ直行便で行く場合
現時点で直行便はLCCのティーウェイ 航空(T’WAY)しかない様子です。
値段は2~3万円くらい。私は2万円で予約しましたが、手荷物の関係で結局2.5万円くらいになりました。
フライト時間は、東京から2時間10分くらいです。
ティーウェイ航空のチェジュ島行きは、東京出発の場合週4便、大阪出発は毎日あるみたいです。詳しフライトスケジュールは下記サイトに分かりやすく書いてありました。
出発到着の時間帯は悪くなかったのですが、便数が少なくて選択の範囲が狭かったです。
ソウル経由でチェジュ島へ行く場合
ソウルの金浦・インチョン空港からチェジュ島行きの飛行機はたくさんあります。
LCCの場合は、往復で5,000円以下。アシアナや大韓航空でも1万円以下で航空券を購入できます。
今回は秋夕という韓国の大きな連休中だったので値段が高い時期でしたが、姉は往復8,000円で大韓航空が取れたそうです。昔から姉がかなり安い値段でチェジュ島によく行くことは聞いていましたが(今回が今年で3回目)、こんなに安いんだなとびっくりしました。
フライト時間は、1時間10分くらい。
この場合は「東京⇔ソウル、ソウル⇔チェジュ」の両方のフライトを予約しないといけませんが、私がいつも利用している日本のトラベルコという下記サイトで航空券タイプを「海外発」で選択すれば日本にいても「ソウル⇔チェジュ」のフライトが購入できます。
最近東京からソウル行きがより安くなって、東京⇔ソウルが1万5千~2万円、ソウル⇔チェジュが5千円~1万円の料金ですから、トータルではチェジュ島への直行便とそれほど値段の違いがなかったです。
ちなみに、「東京⇒ソウル⇒チェジュ⇒東京」のフライトでも取れますが、往復料金ではないので高かったです。
時間の問題で結局直行便を利用しましたが、今回の旅で「ソウル観光+チェジュ島観光」を両方とも楽しめる方法があることに気づきました。
チェジュ島のホテルに着くまで3つのアクシデント
チェジュ島行きの直行便は11時過ぎのフライトで
2時間前に空港に着くことを計算して自分にしては余裕をもって日暮里に到着したのですが、
スカイライナーが2、3本満席…
一番早いのが、フライト出発1時間くらい前に着くものでした ><
こんな経験が初めてだったので焦った気持ちで「1時間前についても大丈夫ですか?」と窓の方に聞いたら、「航空会社によって違いますねー」と完全に他人事の口調の返事が…(確かに窓の方に聞く質問ではなかった)
一番早いスカイライナーも、残り少ない感じだったので、仕方なく購入。
国際線、1時間前に着いても乗れる?
購入したあとも、心配しながらGoogleで「国際線 何時間前」と検索をしてみたり。
大体の記事が1時間前が締め切りという内容。冷や汗ができました。
11時15分のフライトで、10時4分に空港に到着のスカイライナーだったので、スカイライナーからカウンターまで10分でダッシュだなと判断。
私が降りる空港第2ビル(成田第2,3ターミナル)が成田空港(第1ターミナル)より早いことを知ってラッキーだと思いました。
羽田をよく利用していたのでこれも知らなかったです。
なんとかなるさ、
空港からの10分にかかっているな、
と思いながら、FamilyMartのでっかいバニラモナカとアイスコーヒーを口に入れて元気を出しました。
スカイライナーが空港に着くというアナウンサーが流れて、
誰より早くドアの前に立ち、ダッシュする準備を構えました。
そして、カウンターに着いたのがちょうど出発一時間前!
まだ人が並んでいて、ほっとしました…!
国際線って1時間前でも大丈夫な時があるんですね。私の後ろにもうひとりのおじさんが来たので最後から2番目でチェックイン完了〜
手続きをする時にもうひとつアクシデントが発生したんですが、
出発フライトの手荷物が0キロの航空券だった
ティーウェイ航空のチケットを購入する時に全く気づかなかったのですが、出発時の手荷物は0キロの航空券ということをカウンターの職員から言われ、びっくり。
LCCの手荷物は、15キロ制限ということは知っていたので、ぎっしり15キロの手荷物が持ってきてて… 結局4500円の手荷物料金を払わざるを得なかったです。
帰りは普通に15キロでしたが、行きだけ0キロの航空券でした。
後で姉にその話をしたら、LCCはそういうチケットが多いみたいです。予約時に手荷物追加申請をすると安くなるとのこと。購入の時に要チェックですね~
初めてのティーウェイ航空
2万円のわりと安いチケットだったからまあ良いかと思いながら。
ティーウェイ航空は、カウンターが窓に近い不思議なところに位置していましたが、飛行機までもバスに乗って少し離れたところに行かないと行かなかったです。
仲の良いカップルの後ろに座って。
バスの中で乗ってくる人々をみてみたら、ソウル行きより日本人が少ない感じでした。
バスに乗って飛行機までは、すぐ!
席に座って思ったのが窓が汚いなと‥(こそこそ)
席は狭く感じませんでした。アシアナとかとそんなに変わらない感じ。
前日の台風の影響で、飛行機が渋滞しており、予定時間より1時間も遅く出発しました。
チェジュ島のシャトルバスの時間に間に合わなくなりそうで、家族にメッセージを送りました。
もともと、私の席は通路側でしたが、私の列の窓席に座ろうとする韓国人の男性が
「ちぇ、窓の席か…」って感じで韓国語でぶつぶつ言うのを聞いて「私と席、変えませんか? (저랑 자리 바꾸실래요?)」と提案してチェンジ!
私は窓の席が好きだったからラッキーでした。その韓国人は「窓の席がダプダプヘソ(답답해서 窮屈で)」と言いながら喜んでいましたが… 飛行機が飛ぶ時に急に寝始めたので飛行機を怖がる人かもしれません。
ティーウェイ航空の食事サービスはなく、お水だけ。
でっかいモナカと一緒に買っておいたおにぎりと一緒に空の上で豪華な食事を。
天気はよく、外の景色が良かったです。
映画など見れるチャンネルがなかったので、おいてあった雑誌をパラパラと読んでいました。
チェジュ島の観光地循環バスがあることを知りました。チェジュについてほぼ調査してなく... 姉がいるから大丈夫かなと思いながら〜
韓国のアンドン(안동)という地域。
行ったことがないのですが、伝統が残っている数少ない名所なので一度行ってみたいです。
昔の韓国料理は、粉唐辛子やコチュジャンを使ってなく、赤くないです。赤唐辛子が韓国に入ってきたのはわりと最近(朝鮮時代)なので...
昔のキムチは真っ白。
雑誌を見終わったら、やることもなくなり、ぐっすり寝ました。
食事もないから寝ることに集中できました。
2時間ちょいでチェジュ島に到着!
チェジュ空港では無料のWifiが利用できて、姉と連絡が取れました。
もうホテルのシャトルバスは出発したとのこと。
仕方なく、ロッテや新羅などの主要ホテルも回る空港のリムジンバスに乗ってホテルに向かいました。
ここでも、ちょっとしたアクシデントが発生。
バスで5万ウォン札を両替してもらえず
リムジンバスの料金は5千ウォンくらいでしたが、財布に5万ウォン札しかなくて。バスは出発してしまったのに、運転士の方が両替できないと言うのです。
どうしようと困っていたら、後ろに座っていた韓国人のアジュンマ(おばさん)が明るくてでかい声で
「私が両替してあげるから〜〜〜」と言いました。
助かった!と思いながら、アジュンマのもとに行きました。
アジュンマは「1千ウォン、2千ウォン、3千ウォン…1万ウォン、ジャ(どうぞ)!!」
私は目が点になって「これ、5万ウォンですけど...」と言ったら、アジュンマはそうなの?♪って感じで平然とした顔をしていて。
このアジュンマは
- 頭のおかしいひとかも
- 詐欺師かも
- 普通の親切な人だけどちょっと抜けているところがあるあどけない人かも
という選択肢が脳裏をよぎりました。
力が抜けて、アジュンマのもとから運転士さんのところに戻ってきたら、ぶっきらぼうな運転士さんが「ある小銭だけでも良い」と小さい声で言いましたが、
前に座っていた日本人の方が静かに声をかけてくれて、1万ウォン5枚にさっと両替してくれました。
韓国に行って早速日本の方に助けてもらうとは…!
さっきのおばさんは、3つの選択肢の中でどれが正解だったのだろうと思いながら、窓の景色を見ていたら、チェジュ島の都会を抜けて馬が見える自然豊かな景色が広がっていました。
(つづく)