景福宮(キョンボックン)について
今年1月にソウルの実家に帰った時に、母と景福宮を散歩しました。
バスに乗って行きましたが、右側に見えるのが、景福宮の正門です。
その日に撮った写真と合わせて、景福宮の観光に役に立つ情報や雰囲気をお届けしたいと思います。
今、新型コロナで行けませんが、いつか行ける日のために参考になれば嬉しいです。
その前に、景福宮の基本情報
景福宮は、韓国語では「경복궁 キョンボックン」と言います。
朝鮮王朝時代(1392~1910)の建国と共に建てられた初の宮殿であり、600年の歴史を肌で感じられる所です。ソウル5大宮の中でも一番規模が大きく、特にクンジョンジョン(勤政殿)やキョンフェル(慶会楼)などはその優れた建築美を誇ります。フンネムン(興礼門)の前では、休覧日を除く毎日午前10時から午後4時までの定刻に、宮殿の門を開閉して行なう守門将交代儀式が再現されています。また敷地内には国立古宮博物館と国立民俗博物館もあり同時に楽しむのもおすすめです。
韓国を代表する5大宮の中で一番大きいですし、韓国人にとっても一番存在感のある古宮だと思います。
ソウルで古宮を訪れるのであれば外せません。
最近公開した映像ですが、景福宮の全体像が見える良いものがありました。
- ・利用時間:11~2月 9:00~17:00、3~5月/9~10月 9:00~18:30、6~8月 9:00~18:30 ※入場は閉館1時間前まで
- ・休日:火曜日
- ・日本語の無料ガイドは 10:00、12:30、14:30
- ・イベント:守門将交代儀式:10:00、14:00 (1日2回/20分間)、光化門把守(守衛)儀式:11:00、13:00 (1日2回/10分間)、守門軍公開訓練:9:35、13:35 (1日2回/15分間)
- ・大人 ₩3,000、子供 ₩1,500 ※韓服(チマチョゴリ)を着ると入場無料
- ・地図と行き方:地下鉄3号線「キョンボックン(ソウル政府庁舎)」駅5番出口から徒歩5分、地下鉄5号線「クァンファムン」駅2番出口から徒歩10分。GoogleMapの地図はこちら
※記事を書いている時点でのソウル市観光公式サイトの情報です。行く前にはサイトから最新情報をチェックしてくださいね。
景福宮に向かう。韓服のレンタル
電車でも行けますが、この日はバスで。
バスから降りて、景福宮に向かいました。
チマチョゴリを着て歩いていく人々がちらほら見えてきました。
チマチョゴリは、韓服(ハンボク 한복)と言いますが、景福宮に向かう道に、韓服のレンタルができる店がたくさんありました。
下記の韓国人のブログによると、2時間・4時間レンタルで1~3万ウォンしますね。前もって予約すると1時間追加サービスとのこと。(特におすすめする店とかではないです~)
경복궁 한국대여 예약하고 즐겁게 놀다왔어요(Naver Blog)
母も、去年の春、韓服をレンタルして友達と景福宮で写真を撮ったそうです。外国人だけではなくて、韓国人にも人気みたいです。
景福宮に近づくにつれ、韓服を着ている人がどんどん増えてきました~
韓服を着ていくと、景福宮の入場料が無料になるのは良いですね。
バスから降りたところからは、正門ではなく、この小さい門が近かったです。
景福宮の交代式
入ったら、伝統的な音楽が聞こえてきて、正門の近くでイベントがある模様!
早足で突進している母。
この時は、イベントの名前もよく知らなかったのですが、11時頃に着いた覚えがあるので、光化門把守(守衛)儀式かなと思います。
- 守門将交代儀式:10:00、14:00 (1日2回/20分間)
- 光化門把守(守衛)儀式:11:00、13:00 (1日2回/10分間)
- 守門軍公開訓練:9:35、13:35 (1日2回/15分間)
背筋がビシッとなるような凛々しい感じで、どこかに去っていきました。
交代式の映像は、こちらのInstagramにアップしました。
入場料と日本語ガイド
まだチケットも買ってなかったので、左側の機械で購入!
機械では、言語選択もできたような気がします。記憶があやふや^^;
大人は3,000ウォン、子供は1,500ウォン。
英語、日本語、中国語の無料ガイドサービスもありました。
景福宮の建物と雰囲気
いよいよ入場~。
最初に紹介した動画にありましたが、ここが入って最初の門です。
勤政門と書いてあります。
入ったら、このような建物がありました。
勤政殿(クンジョンジョン)
景福宮では有名な建物なので、周りに人がたくさん。
結構広いので、他の門にも入って建物をちょろちょろ見ていました。
韓服を着ている人が、カメラマンみたいな人の指導を受けながら、写真を撮影している姿も。
チマ(スカート)をこう持ち上げてください
と言っているのかな?^^
日本の昔の建物と形や色合いが少し違いますね。
日本人に比べると、韓国人は原色が好きな傾向がありますが、昔の建物は派手な原色があまり使われてない感じ。
松の木がところどころ。
松は、宮廷の雰囲気と合いますね。
トイレへの道にも、立派な松の木がたくさん。
足の早い母は、いつも先導。
入り口周辺には、人が多かったのですが、入ったら誰もいない~。
悠々と散歩するに良いです。
時々、チマチョゴリを着ている団体観光客が通り過ぎたりしましたが、
韓服のうえにコートを着ていました。
1月の真冬ですから、寒いでしょうね。
マイナスに近く、流れる水も凍っているくらいですから。
そして母と私は、小さい門を抜けて、
抜けて抜けて。
お昼が美味しくなるように、たくさん散歩しました。
池が綺麗な慶会楼 (キョンフェル 경회루)は残念ながら工事中でした。
宴会で使われていた場所ですが、興味のある方は、韓国人のブログで見てください~。
국내 가족여행 추천 내가 사랑하는 서울 경복궁 경회루(Naver Blog)
敷地内には国立古宮博物館と国立民俗博物館もありますが、この日は入らなかったです。
とにかく、綺麗な韓服を着ている女性陣が多かったです。
ドラマや映画の撮影地
景福宮は、時代劇『根の深い木』などのいくつかのドラマや映画の撮影で使われていますが、
撮影許可を取るのが結構難しいらしく、それほど多くないです。
都心から車で1時間くらい離れた、韓国民俗村のほうが撮影地としてよく使われています。
ひと回り散歩して、
最初の門に戻りました。
私を撮っている母。
母が撮ってくれる写真は、なぜかいつも傾いています
^^;
さて、お腹も空いたから、ご飯を食べに行かないとです。
景福宮を出て、石垣に沿って10分ほど歩いて
途中で父も合流し、
韓定食屋さんに向かいました。その話はまた今度します^^