大根の葉で韓国の定番ナムル
韓国のナムルの中でおすすめしたいシレギナムル♪
シレギナムル(시래기나물)は、干した大根の葉で作りますが、韓国では定番ナムルのひとつです。
日本では、干した大根の葉のシレギが売ってないですが、生の大根の葉は結構手に入りやすいですよね!
なので、生の大根の葉で作るナムルの作り方と、韓国のシレギナムルの作り方を両方とも紹介したいと思います。
大根の葉はほうれん草よりも栄養が豊富らしいです。それに旨味もあるのでご飯のお供にぜひ!
材料と調味料+レシピ

- 大根の葉1本分
- 玉ねぎ1/4個
- にんにく(みじん切り)大さじ1/2〜1
- ごま油、サラダ油各 大さじ1
- ◎ みりん大さじ2
- ◎ 砂糖大さじ1/2~1
- ◎ 醤油大さじ2
- 塩(好みで調整)2つまみ
- 白ごま適量
- 【◎砂糖】お好みに合わせて「昆布や煮干しの出汁」「ダシダ」「鶏がらスープの素」で調整しても美味しいです。Amazonダシダ一覧
ひと目で分かるレシピ
- 1大根の葉を3cm程の長さに切ります。玉ねぎは千切りにします。
- 2熱したフライパンにサラダ油とごま油をひき、にんにく+大根の葉+玉ねぎを入れて炒めます。
- 3大根の葉がしんなりしてきたら、調味料◎を加え、全体に絡ませながら炒めます。
- 4蓋をして中火で3~5分間蒸します。蓋をはずし、汁気がほぼなくなるまで煮つめます。
- 5塩などで味を整えます。仕上げに白ごまをかけて完成です。
- 【※1】柔らかい食感が好き+アクが気になる方は一度茹でてから炒めてください。下記の韓国レシピも合わせて参考にしてください。
炒めてから味付けし、蒸してしっかり味を馴染ませる流れです!
今回の作り方は、ぜんまいナムルのレシピとほぼ一緒です。
ご飯にはもちろん、麺にもよく合います♪
植物繊維が豊富でお通じに良いのでダイエットしてる方にもおすすめです^^
大根の葉で作る写真のムチョンキムチ(レシピ)もすごく美味しいです!
では、写真付きのレシピの前に、参考になる韓国人のレシピを紹介します。
韓国人主婦の人気レシピ3選
韓国のレシピと合わせてアレンジできるところと、干した大根の葉で作るシレギナムルを紹介します。
干してない大根の葉で作るレシピ
最初の画面に書いている韓国語の意味は、
시래기로 안 말리고 바로 먹을 수 있는 무청볶음
シレギとして干さずに、すぐ食べられる大根の葉炒め
韓国では、干し葉のシレギが定番だからこのような内容が書いてあります。
■材料と調味料(大さじ)
大根の葉500g、長ねぎ1本、みじん切りのにんにく1
薄口醤油2、玉ねぎ1/4個、えごま油3
煮干し昆布出汁5、みじん切りの唐辛子2、えごまの粉3、魚醤(참치액)小さじ1
■作り方
① 大根の葉を茹でる(ベーキングソーダ2つまみを入れる)。食べやすい長さに切る
② 荏胡麻油3、サラダ油1、にんにくを入れて大根の葉を3〜4分間炒める
③ 醤油2、玉ねぎを入れて炒める。
④ 煮干し昆布出汁5を入れて煮詰める。
⑤ 長ねぎ、みじん切りの唐辛子2を加える
⑥ 水気がなくなったら、えごまの粉3、魚醤を入れて炒めて完成
大根の葉を茹でてから炒めています。
アクも抜けるし、柔らかい食感になるので、茹でるのも良いですね。
茹でてから和えずに、炒めていますが、そうすることでヤンニョムが大根の葉に馴染みやすくなるからだと思います。干した大根の葉でナムルを作る際も同じ流れになります。
えごま油、えごま粉、煮干し昆布出汁、魚醤などで旨味アップ! そして、青唐辛子入りでほんのりとピリ辛です。
最後は、大根の千切り大根ムセンチェ(レシピ)と一緒にビビンバに。大根のキムチと大根の葉のナムルだから、大根100%ビビンバですね^^
干し葉で作るシレギナムル
韓国で熟成キムチを漬ける11月頃に、大量の大根の葉が残るので、それを干して保存するのが定番になっています。
乾燥させた大根の葉や白菜をシレギ(시래기)と呼びます。
干した大根の葉は柔らかくなるまで30〜40分じっくり茹でてから、ナムルにします。
調味料で和えて完成ではなく、それを炒めてしっかり味を馴染ませます。
下記2つのレシピも調味料は違いますが、同じ流れになっています。
■材料と調味料
シレギ500g、長ねぎ1本、玉ねぎ1/2個
にんにくのみじん切り1、薄口醤油1.5、醤油1.5、えごま油2、ごま
玉ねぎのすりおろしを入れるのが美味しさのコツとのこと!
こちらの方は、いつもシンプルな調味料で作っていますが、いつも美味しそうです。でも、シンプルな調味料で美味しく作るのは、結構難易度がありますよね。
下記のレシピが人気でしたが、調味料の追加に参考になると思います。
■材料と調味料
シレギ2つかみ、長ねぎ1本、玉ねぎ1/4個
薄口醤油2、イカナゴ魚醤(カナリエキス)2、みりん2、みじん切りのにんにく2、煮干し15匹、水1カップ、砂糖1、えごま油2、えごまの粉3、ごま1
私は簡単にみりんと砂糖を追加しましたが、魚醤(詳しくはこちら)や煮干し、えごまの粉を追加しても良いですね。
乾燥させた野菜でナムルを作る時は、特にごま油より「えごま油」をよく入れる気がします。韓国ではえごま油がごま油より安かったりするのでよく使われています。
さらに柔らかく出来上がるように水も入れて煮詰めています。パサパサにならないような工夫ですね。
シレギ(시래기)のことは、下記の記事でも紹介しました〜。
写真付きの詳しい作り方+Blog
1大根の葉を3cm程の長さに切ります。玉ねぎは千切りにします。
大根の葉の茎のところは火が通りにくいので、もっと細かく切っても良いです♪
2熱したフライパンにサラダ油とごま油をひき、にんにく+大根の葉+玉ねぎを入れて炒めます。
にんにくを荒くみじん切りにしたので先に少し炒めました〜
大根の葉と玉ねぎを入れて炒めます。
3大根の葉がしんなりしてきたら、調味料◎を加え、全体に絡ませながら炒めます。
◎ みりん 大さじ2
◎ 砂糖 大さじ1/2~1
◎ 醤油 大さじ2
アクの苦味は砂糖でごまかすことができます。
甘い味付けが好きではなかければ、ダシダや鶏がらスープの素などで調整しても良いです〜。
4蓋をして中火で3~5分間蒸します。
お昼ごはんの準備も。隣ではうどんを茹ではじめました^^
蓋をはずし、汁気がほぼなくなるまで煮つめます。
5塩などで味を整えます。仕上げに白ごまをかけて完成です。
塩を二つまみ入れましたが、醤油などで調整しても良いです。
大根の葉炒めナムルの出来上がり♪
食卓へ。
韓国では、茎のところを柔らかくするために、茹でたり皮を剥いたり工夫していますが、
私は茎の少しサクサクした食感も好きなので、いつもどおりに炒めるだけにしました。
大根の葉って独特の旨味があります。玉ねぎの甘さも美味しい!
うどんが茹で上がりました。キンキンに冷やしました〜
生姜のおろしと夫の好きななめ茸を出して
いただきましゅー。
前日の晩ごはんはたくあん入りの手巻き寿司だったので、残りも少し出して…
うどんや蕎麦の付け合わせとして、チヂミのような天ぷらをよく作りますが、このような炒めナムルも美味しいです。
ゼンマイの炒めナムル(レシピ)もよく合います〜。
うどん4人前を二人で完食し、ちょっと休憩。
にんにくとごま油が香る大根の葉炒めナムル。
緑の季節だから、近くの無人販売台では、葉付きの大根、葉付きのかぶ、間引き菜など結構売っていますが、
そんな葉がありましたら、ナムルをぜひ作ってみてださい♪