日本の魚醤で本格センチェキムチ
千切り大根のキムチ、センチェ(생채)は、韓国ではカクテキのようによく食べるキムチです。
即席でも美味しいので、和えてすぐ楽しめます。ビビンバの具としても人気!
以前紹介したことがありますが、今回は、日本のイワシの魚醤を使って少し違うヤンニョムで作ってみました。
アレンジに参考になる韓国人主婦の人気レシピも合わせてお届けします。
材料と調味料+レシピ
- 大根(小さめ)1本
- 長ねぎ(小ねぎでも)1本
- 玉ねぎ1個
- ◎ にんにく(すりおろし)大さじ1
- ◎ 生姜シロップ大さじ2
- ◎ イワシの魚醤大さじ3
- ◎ 塩大さじ1/2
- ◎ 砂糖大さじ1/2
- 粉唐辛子 大さじ4
- 白ごま適量
- 【生姜シロップ】生姜のすりおろし 小さじ1+はちみつ 大さじ2(オリゴ糖2・砂糖大さじ2/3・梅シロップ2でも)に代えても良いです。生姜はなければ省略してもok
- 【◎ヤンニョム】梨やりんごのすりおろしを加えるとさらに美味しいです。
- 【イワシの魚醤】石川県の魚醤「よしる」を使用(Amazon商品一覧)。魚醤がなければ塩の量を増やします。魚醤についてはこちらの記事を参考にしてください。
ひと目で分かるレシピ
- 1大根を千切りにします。長ねぎと玉ねぎは薄切りにします。
- 2ボウルに大根を入れます。粉唐辛子を加えて大根全体に色づけます。
- 3調味料◎+長ねぎ+玉ねぎを加えてよく和えます。味見をして加減を調整し、白ごまを加えて完成です。
- 【※3】薄味が好きな方は、調味料◎の塩や魚醤を少なめに入れてから追加調整してください。
大根に色が付きやすくなるので、粉唐辛子で先に色づけてから、残りの調味料を入れます。
大根から水が出るので、味見した際に、美味しく感じる塩加減より少し塩辛いほうが良いです。
砂糖は、オリゴ糖やはちみつ、メシルチョン(梅シロップ)に代えてもOK! 季節によって大根の甘さが結構違うので、味見してから調整します。
即席でも美味しいですが、1日以上熟成させると、大根にヤンニョムが馴染んでもっと美味しいです。
作りおきすると、副菜としても、ビビンバの具としても活躍♫
こちらのレシピでは、お酢入りでしたが、ヤンニョムに「お酢」を少し入れても美味しいです。
お好みで食べる直前に「ごま油」を少し垂らして食べても良いです。さっぱり味が好きな方はそのままで〜。
では、写真付きの作り方+Blogの前に、韓国のレシピを!
魚醤だけで♪韓国人主婦の人気レシピ
作り方は同じですが、ヤンニョムが少し違うので、アレンジに参考になると思います。
画面に白い文字で書いてある「무생채 ムセンチェ」が今回の料理名です。前についているム(무)=大根を省略してセンチェとも言います。
黄色の文字で書いてあるハングルは、「塩漬けをしないでください」の意味。このキムチを漬ける時に塩漬けしない作り方が人気で、私も基本塩漬けを省略しています。
塩漬けしないので、大根にシャキシャキ感があって美味しいです。
■材料
大根1本(2300g)
長ねぎ1本、玉ねぎ1個、赤唐辛子2本
■ヤンニョム調味料(大さじ)
イワシの魚醤 1/2カップ(100ml)アミの塩辛1
梅シロップ3、オリゴ糖2、みじん切りの生姜1/2、みじん切りのにんにく4、ごま3
味見後、イワシの魚醤1/4カップ(50ml)、オリゴ糖2を追加
※少し濃い目で味付け。お好みで調整
韓国の大根は日本の大根より2倍くらい大きいので、キムチヤンニョムも多めです。
アミの塩辛は、こちらの調味料記事でも紹介しましたが、イワシの魚醤と同じく人気のキムチ調味料です。
砂糖の代わりに体にやさしい「オリゴ糖」を入れるのが韓国で結構人気です。
オリゴ糖で思い出しましたが、木村拓哉さんがこの前『家事ヤロウ』という料理番組で韓国風の料理にオリゴ糖を使っていたらしいです。ラジオでその話を聞きましたが、DJがそれを作るためにオリゴ糖を買いにスーパーに行ったけどおいてなくて残念だったという話をしていました^^
動画の方は、塩加減も塩ではなく、イワシの魚醤で調整しています。魚醤の味が好きな方は、このように魚醤たっぷりのヤンニョムでぜひ。
今回使った石川県の「よしる(いしる)」という魚醤は、癖がそんなに強くなかったので、たっぷり入れても良さそうな感じでした。イワシ魚醤についてはこちらの記事に詳しく書きました。
写真付きの詳しい作り方+献立Blog
Step1大根を千切りにします。
少しついていた大根の葉っぱも入れました〜
葉がたっぷり付いている大根なら、下記のキムチがおすすめ。
■大根の葉入りカクテキの韓国レシピ。栄養たっぷりのムチョンキムチ!
長ねぎと玉ねぎは薄切りにします。
長ねぎは、みじん切りにしてもいいです。
はちみつで作った生姜シロップがあったので、生姜のすりおろしや生姜汁は省略。 生姜は入れると美味しいですが、にんにくのように必須ではないです。
パンチのある味が好きなら、にんにく(すりおろしorみじん切り)をもっとたっぷり用意してくださいね。
Step2ボウルに大根を入れます。粉唐辛子を加えて大根全体に色づけます。
まず、粉唐辛子だけで。
他の調味料と一緒に入れても問題はないですが、大根が赤く染まりやすくて美味しそうな仕上がりになります。
粉唐辛子は大さじ4くらい入れましたが、量はお好みで〜。
Step3調味料◎+長ねぎ+玉ねぎを加えてよく和えます。
◎ にんにく(すりおろし)大さじ1
◎ 生姜シロップ 大さじ2
◎ イワシの魚醤 大さじ3
◎ 塩 大さじ1/2
◎ 砂糖 大さじ1/2
生姜シロップを入れない方は、砂糖(はちみつ、オリゴ糖など)を多めに調整します。
りんごや梨のすりおろしを加えると、さらに良いですね。
長ねぎと玉ねぎも参戦。
味見をして加減を調整し、白ごまを加えて完成です。
砂糖の代わりに蜂蜜やオリゴ糖を入れても良いので、好きな調味料で調整してください〜。
紹介した韓国レシピのように、魚醤で調整してもいいですが、最後は塩で調整するのが好きです。
塩もみを省略したので、少し水が出ますが、このキムチ汁も美味しいです。
シャキシャキと美味しいムセンチェキムチの出来上がり!
お皿に移すと、このくらいの量でした。
手前のものは、晩ごはんに食べて。。
この容器のものは、ちょっと熟成させてから食べて。。
これは、和えてすぐ食べました!
前日作ったキムチチゲの残りも出してお昼です。
ダイエットしてるにしてはちょっと食べ過ぎ感がありますが^^ スパムは、意外と糖質が低くてダイエットしている人にも人気ということは最近知りました。
後日、このツナ入りのキムチチゲ(レシピ)に日本のイワシの魚醤を入れて作りましたが、すごく美味しかったです。
チゲにはやっぱり魚醤がおすすめです。
ご飯の代わりに、ダイエットお粥(レシピ)を〜
この日は、にんにく入りでしたね。
さっぱりキムチでお粥がすすみました^^
キムチの付け合せで食べたもの
この日は、インスタントの焼きそばに添えて〜
久しぶりに食べましたが、やっぱり美味しいですね。センチェキムチがよく合いました。
大根のキムチは消化にも良いし、味も食感もラーメンの副菜にもってこいです。
日報にも載せた写真ですが、すき焼きを作るつもりが…
牛鍋のような仕上がりに。笑
卵につけて実食。
ちょっと熟成させたセンチェキムチも出しました。
味が馴染んでいて美味しかったです〜
簡単チャーシュー(レシピ)を軽く焼いてサムギョプサルのように食べた日も、
キムチを添えて実食!
チャーシューにキムチをのせて食べるだけでも美味しいですが、
蒸したキャベツで巻いて食べても美味しいです。
センチェキムチ+目玉焼き+コチュジャン+ごま油だけでも美味しいビビンバになりますし、
ぜんまいナムル(レシピ)と韓国のりでビビンバにしてもすごく美味しかったです!
大根の千切りキムチ、ムセンチェ(무생채)は簡単ですし、即席でも作り置きでも美味しいので好きなキムチの一つです^^