豚の背骨スープ(뼈다귀해장국)
ソウルの望遠市場にある有名な豚の背骨スープ(뼈다귀 해장국)のお店に行きました♫
뼈다귀 해장국(ピョダグィ ヘジャングク)の뼈다귀(ピョダグィ)は骨の意味です。
뼈(ピョ)とも言うので、お店の前に書いてあるように、뼈 해장국(ピョ ヘジャングク)とも呼ばれます。
時間がなかったので持ち帰りして食べました。
해장국(ヘジャングク / ヘジャングッ)は、もともと二日酔いで弱った胃や腸を癒すためのスープ料理なので、出汁の効いたあっさりとした味わいのスープが多いです。
種類は多いですが、その中で 뼈다귀 해장국(ピョダグィ ヘジャングク)は、豚の背骨で出汁をとったものです〜。
この店のスープは噂通りに美味しかったです!それにホロホロ落ちる骨付き肉がまた柔らかくて美味しい〜
カムジャタン(감자탕)に近い料理ですが、뼈 해장국(ピョ ヘジャングク)のほうが味が濃くないので、日本の方の口にもよく合うと思います^^
持ち帰りして食べた話の前に、お店の情報と韓国発信のモッパン動画を先に紹介しますね!
ソウル望遠の人気店「一等食堂」
望遠市場で遊んだあと、帰り道に「一等食堂」に寄りました。
1986年からだから、40年くらいのお店です。
晩ごはんは家で食べないといけず、持ち帰りすることに。
立っている人のせいで見えないですが^^おばさんの前には既に持ち帰り用のスープがいっぱい積んでありました。
持ち帰りも人気なんですね〜
この店の料理メニューは、뼈다귀 해장국(ピョダグィ ヘジャングク)の一つだけです。メニューに書いてあるのを見ると、
- 해장국(ヘジャングク)8,000ウォン
- (특)해장국 11,000ウォン ※(특)=特盛りの意味で、量が多い
- 공기밥(ごはん) 1,000ウォン ※追加
- 소주(焼酎)4,000ウォン
- 맥주(ビール)4,000ウォン
スープには骨付き肉もたっぷりだから、それをおつまみに、昼から焼酎を飲んでいる人も多いらしいです。
おばさんに隠れて見えないですが、「포장안내(持ち帰りの案内)」の紙には、8,000ウォンの値段で、お店で食べる特盛り(11,000ウォン)の量だと書いてありました^^
私は2人前、友達は1人前を持ち帰りしました!
今回望遠グルメを調べる時に知ったお店ですが、
ペク・ジョンウォンの番組など韓国の人気グルメ番組にも多数出ているから有名らしいです。
イ・ビョンホン主演の韓国ドラマ『私たちのブルース』にも出ていました〜
お店は、望遠駅の隣の駅の마포구청(マポクチョン)駅から近かったので、帰りの電車はこの駅で乗りました。
一等食堂(일등식당)のGoogleマップはこちら、Naverマップはこちらです。
韓国発信のお店モッパン動画
有名だから、ユーチューバーの紹介動画も結構ありましたが、面白かった2つをお届けします。
私は持ち帰りしたので、お店でどんな感じに出るのかはこちらの動画でチェックしてくださいね!
韓国人のモッパン
下記動画は、独特な喋り方や表現がすごく面白かったです^^
8,000ウォンでも量が多いですね〜 ほろほろお肉をソジュと一緒に♫
- スマホではYouTube画面が小さいので、右下の四角い「全画面」ボタンを押してください。
欧米人のモッパン
韓国に住んでいるイギリス人のようですが、周りの韓国人とコミュニケーションを取りながら、美味しそうに食べていました。
口に入れるたびに目が大きくなる表情が良かったです。やっぱり欧米人はお顔の筋肉をたくさん使いますね^^
字幕は韓国語と英語で、混ぜて喋っていました。
看板に書いてある、원조(ウォンジョ)という言葉の意味がよく分からないと話していましたが、「元祖」漢字で、、ここで最初に作ったという意味ですね。
最近、元祖と書いてあるお店が多いから、韓国人はたぶん元祖をそのまま信じてないと思います^^; でも、一等食堂はけっこう元相感ありました。
持ち帰りした豚の背骨スープの味
一等食堂で持ち帰りした뼈다귀 해장국(ピョダグィ ヘジャングク)を父がオープン!
持ち帰りした日は、ポッサムがあったので冷蔵庫へ。
翌日食べました! 2人前でしたが、うちは3人で2回食べました。かなりの量でした〜
ナムルや、キムチ、韓国のり、じゃこ炒めなどおかず(밑반찬)と、、
サラダが食卓でスタンバイ。
母が大きい器に、ヘジャングクを盛っていきました。
いただきましゅー。
実家の食卓の上の照明が暗くて写真がイマイチです(照明のせいにする^^;)
ガン末期の父は、塩加減が薄くないと食べられなくなりましたが(酸味のあるキムチも食べられない)
このヘジャングッを気に入ってもらってホッとしました。
書き込みに書いてあった通りに、スープがあっさり!
あるユーチューバーは参鶏湯に近い感じもすると言いましたが、その話に納得。味はもちろん違うけど、言いたいことが分かりました。
こっちのほうは少し粉唐辛子が入っているものの、澄んでいるスープのテイストや体に優しい味が似ています。
今度また買ってきようかなと父にお店の名前も聞かれたので、相当気に入った様子でした。
骨がかなり大きいから、付いている肉を食べるにはかなりの集中力が必要です。
集中力の先には、美味しいお肉が待っています。
葉っぱは、韓国でウゴジ(우거지)と言いますが、白菜の外側の部分です。植物繊維も豊富ですね。
スープもさっぱりになるからこのようなスープ料理に人気の野菜です。
野菜の違いによるカムジャタンの種類+レシピ。シレギ・ウゴジ・ムグンジ
美味しい晩ごはんでした♫
望遠市場に行かれた時に、韓国の温かいスープ料理が食べたい!と思う方はぜひおすすめしたいです。
そういえば、お店の名前が、一等(일등)でしたが、高校時代に好きだった美術先生も同じ名前でした。신일등先生^^